目つきが悪くなった

近頃珍しく連投。短く。

というのは、「近頃目つきが悪くなった」という妻の言葉にドキッとしたからだ。

俺のことではない。

妻が言うには、スーパーの買い物で買う人の目つきが悪くなった、というのだ。

俺もほとんどの買い物に付き合う、というより俺の方が買い物を多くするんだけど、

気が付かなかった。

妻が言うには、「多くの人に余裕がなくなった」

そうなんだろうな。

私も材料費と料理には腐心している。

毎日チラシを見比べ、何を食べるか考え、安いものを買ってくる。

 

13年のブログの中で、初めて料理をブログにアップする。突然そんな気になった。

これ、5人分。あと、刺身もう一皿でオールスタキャストである。

俺が作ったのは、肉じゃが、シシャモ焼、ほうれん草おひたし、菜花+シーチキンである。そして、キウリ浅漬け。(ほうれん草と菜花が自家製)

 

これでも我が家では豪華なんです。何せ週一のお刺身があるからなあ。お刺身が恐ろしく高くなった。すべて高くなった。

 

孫(5歳)が見て「わー、きょうは豪華」というので、

俺、不用意に「うん、今日はお祝いだからなあ」

孫「なんの?」

俺、「うーん」と困った。そこで思いついた。今日は静岡の娘(次女)の誕生日だと。

そこで、

俺「静岡のおばちゃんの誕生日だ。そのお祝いだ、わはは」

結局、ふざけて、孫の母親(長女)が、静岡の妹に動画を撮って送った。そのナレーション:俺「お誕生日おめでとう、相馬で豪華な食事でお祝いしているよ、ワハハ」

 

アベノミクスの、経済の好循環を目指した、お金じゃぶじゃぶ政策、その結果の円安。(経済の好循環なし)それで確かに輸出産業は儲けたろう。しかし、エネルギーや食糧を輸入に頼る庶民の生活は苦しくなった。高くなった。小さくなった。数減った。

 

何千万とか何百万の裏金だと!2万のパー券だと。

 

悪くなった目つきで(笑)、今度の選挙で自公をやっつけるぞ。

小選挙区で野党は統一候補立ててよね。

比例は悩むなあ。まあ情勢を見て、立民か社民か共産かれいわだな。

どいつもこいつもダメだけど、維新・国民よりはいいか。

野党が多すぎる。自分ことばかり考えてないで、国民のこと考えろ、ばーか。・・・今もっと目つきが悪くなってるだろうな、俺(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

同級生/畑仕事/スタンデイング/ 16歳の死

早朝散歩に出た。

なるべく人と出会わない道を通るんだけれど、なんと中学の同級生にあった。そういえば、ここは彼の家の近くだ。

 

話がはずんだ。初めは、共通の趣味である畑のこと。その後同級生のこと、だれだれが死んだなんて話。病気の話は、まるで多さを競う自慢話のようだ。お年頃ですものね。

そして跡継ぎ、お墓のことども。お年頃だ!彼も若くして弟をなくしたらしい。

 

世界情勢(笑)にも及んだ。彼曰く「戦争ってなくなっていくんだと思ってた。なのに増えてる感じだ」

 

確かにねえ。私も青年の頃、ぼんやり戦争ってなくなるんだと思ってた。東西冷戦が終わった時、世界平和が来るんだと思った。それが中々そうならなかった。

 

2人の共通認識「俺たちはいい時代に生まれ、いい時を過ごせた」

 

家に帰って畑仕事。3本こ(漢字不明、備中ぐわ)を振るって荒おこし。その後鍬で耕って、畝立てをする。夏野菜を植える予定だ。

 

朝食後、少し休んで、午後9時南相馬に出発。スタンデイングである。

これは今日の写真ではない。カメラを忘れた。今日は6名と比較的多かった。実はこの場所も嘘。この道路の反対側に立つ。ここに工事の大きい看板が立ってるためである。私はその対角線上の交差点に立った。ひとりで、である。どうもねえ、私は、昔から群れるのが嫌いなのかもねえ。

 

車の人の反応が良く見える。まあ殆どは、なんだ?と不審者という顔だ。ひとりだけ、歩道を歩いてきた若い女性が黙礼をして過ぎていった。

持ってたプラカードは、以下の三つ。

代わり映えのしない3つだ。近頃新作がない。

一番上は興味があっても、下の二つに興味を持つ人がいるか、あやしい。

 

同級生は、日本(国)の借金を気にしてた。今後どんどん人が減る。減った人でどうやって返すのか?って。そうだよね。心配するのが当たり前だ。

 

前にも挙げたことのある、戦前の国債残高推移(表題が消えちゃったけど)

1944年、国債残高総額1076億円、その年のGDP745億円、GDP144%の残高。
おいおい、1944年とは、昭和19年。敗戦前年だ。

2022年(令和4年)の国債残高は、GDP260%!

 

近頃「新しい戦前」なんていう言葉がはやったらしいが、戦う前に敗戦してるんでは?笑っちゃうな(笑)

 

まあ、現代経済学者や評論家(の一部)は、国債を国内で消化しているから大丈夫というんだろうな。永久公債なんて手もあると聞くが、どちらも、いずれは返さなくちゃいけないんだろ。

 

本気で考えろよな。学者・官僚・政治家、あれ、国民もか?・・・考えろよな。

 

そういえば、私メ、若かりしとき(笑)、高校生の「借金返してよね!大人」という投書に刺激されて、このブログで、本気で考えたことあったっけな。借金の返し方がわからず、回答が中途半端で終わったまんまだ。

 

脳みそが衰えた現在、もう回答は無理、このまま消え去ろう(笑)ごめんね。

第一、その記事を探したけど見つからない。近頃記事一覧が見られなくなった。情弱と加齢による面倒臭さ。

 

可能性の高い、ちと悪い(笑)想像はしておきます。

増税ハイパーインフレ(ひどいインフレ)で借金解消というシナリオ。

 

そうか、あの時の高校生も、大学出てすでに社会人だな、主権者だ。どうするかも、君たちの手に、少しは渡したつもりになってもいいかな。

 

個人金融資産が、政府の借金激増に比例して、大きく増えている。これが頼りだと思うなあ。(返さなくていい、の考えの根拠でもあるだろうね)

 

いっぱいある人が応分の負担をする(所得税累進課税率強化、総合課税制導入とか相続税強化とか)―そのためには、ない人も負担する、例えば消費税増税(生活必需品軽減税率とか貧乏な人に消費券給付とか現金給付とかの手当てをしつつ)

 

勿論、使い方も工夫が必要。米国のための軍拡なんてダメ。少なくとも、元の防衛費GOP1%以内で、それで長い間(日本経済強かったころ)やってきたんだもの、弱くなった今、防衛費倍増なんて狂っているぞ。防衛費充実しなくて、最悪、尖閣くれるぐらいで、外交でやれよ。米国の口車に乗るな。もう乗りすぎてるぞ。

 

増えた税収を若者・子育て・科学技術開発・頑張る企業応援・頑張る自治体・頑張る個人応援等々に使え。オット、昔がんばった老人も捨てないでね。頑張らなかった人も頑張れなかった人も、悪(わる)も、皆々「健康で文化的な最低限の生活」保障は忘れないでね。大事にされれば、されていると感じれば、みなそれぞれそれぞれの場面で、それぞれの素質・能力・趣味・特性を発揮して、頑張ると思うんだ。

 

内部留保ガンガン増やしている大企業に、研究費減税(税収減)なんてしなくていい。(国の税収減について、今日の朝日新聞

まあ、研究費だから国の施策として、減税もいい。しかし、内部留保の半分は、現金なんだから(有効に使ってないのだから)、法人税増税で良い。(内部留保リーマンショックみたいな危機に対応する金としても)もし、企業が赤字なら取らないんだからさ。

 

これかな、俺の回答は。(返さなくていいは、俺の回答にはありません)

 

こういう考えを担う政治勢力があればいいんだけどね。・・・作るほかないね。

 

さて家に帰って、気になるテレビを見た。NHK+で、あと二日の「シェアー16歳の命の繋がり」(題名不正確)である。

 

15歳の小山田優生さんが、白血病にかかり、余命宣告を受けていて、それでも、TIKTOKなるSNSに、動画を配信した話である。(TIKTOK見られる人は見たらいいと思う)

その動画は、可愛い元気な女の子が、可愛い服装でダンスをしているものである。

 

健康に見えた。でもこれは病院で、闘病生活をしながら作ったのだという。

あとで父親が、実際の姿ーー痛さに苦しむ優生さんの動画を配信している。

 

言葉にならない。・・・死の床に苦しむ15歳が無理に元気を出して発信する、すごい意志の力だ。すごい人である。普通は、動画だけなんだけど、医師に「助けられない」と言われたときは、文章を書いた。

 

山田優生さんは、自分に手紙を書いている。その中に「多くの人を救えてますか」

「ゆうさん、優しく生きてますか」と書いている。

彼女の動画は、病に苦しむ50代の人や孤独に悩む40代の人や18歳の人や15歳のひとを力づけている。

彼女の死後、その動画のホロワーが増えたのだそうだ。その動画で別な動画を作り公開している人もいる。それがまた人を力づけている。すごいことだ。

 

山田優生さんは、16歳で亡くなった。

しかし君は、十分に生きた。そして今も多くの人の心に生きていると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦争はダメだ。NHK映像の世紀ーノルマンデイー作戦ーを見て

映像の世紀 バタフライエフェクトで、表題の番組を見た。

感想を記す。

⓵エンデイングの音楽が変わった。同じ加古隆であるが、あの劇的な、迫力のある「パリは燃えているか」に比べて、やわらかい感じの音楽で終わった。

→新しい音楽も、慣れれば、いいと思うんだろうな。今は少し物足りない。

 

②情報戦の大切さ。

連合軍の2重スパイの活躍で、ドイツは、防御の勢力分散させられた

連合軍のドイツ気象観測所襲撃で、天気予報戦にドイツは負けた

 

古今東西・大小の戦争で情報戦に勝った方が勝つ確率が高い。現在の日本も、外交も含めて情報戦を意識する必要大と思った。米中露印をよく観察する能力を強化せよ。そのための金を使え。これこそが防衛力強化の第一だ。

 

③指導者の孤独

総指揮官アイゼンハワーは、調整能力に優れたので選ばれたが、運転手・秘書兼愛人(最も彼を知る人)は、「誰にも本心は見せなかった」

→国の指導者は、厳しいな。日本の総理の対米外交のへらへら、まことに見苦しい。

 

④戦闘の惨禍

作戦参加兵士の手記「自分の前でも右でも左でも撃たれて死んでいく」

従軍写真家ロバートキャパ「頭から足先まで恐怖。震えでフィルム交換できない」

作家サリンジャー(「ライ麦畑で捕まえて」の作家)一兵士として参加ーの手記

「海岸には動くものがない。眼鏡を探す牧師だけ。そこに爆弾が落ちて、彼はそこで死んだ」サリンジャーは、後にPTSDとなる。

 

⓹以下のことは初めて知った。

英国チャーチルがこの作戦に反対だったこと、この作戦を要求したのはソ連スターリン(ドイツに攻め込まれているので)、米国ルーズベルトが賛成して、この作戦が始まる。ルーズベルトは、ソ連を対日戦争に参加させるため、ソ連の要求を呑む

チャーチルの言葉「英国の小国への没落を知る。大熊(ソ連)と大牛(米国)に挟まれて英国は、○○のようなもの」

 

→外交(≒戦争)は、複雑なものだと思った。

岸田総理(自公政府)のように、米国一辺倒では極めてまずい。

借金大国なのに軍事費を激増させ、自衛隊を差し出してまで媚びる必要ない。

1999年以前は、同じ自民党政治下、自衛隊は海外で武力行動できなかった。

今の自公政権は、私には、馬鹿にしか見えない。

大熊猫(中国)と大牛(米国)の両方を見据えて外交はしないとねえ。

「もしトラ」ばかり考えていてはダメだ。いろんな可能性(もし)を考えるべき

米中はリアリズム国家だ。本気で戦争はしない。日本の頭越しに手を結ぶ可能性あり。

台湾有事で日本だけ戦い、損をし、米中は「この辺の勢力圏で妥協・相互承認」かも

中国なしに日本経済やっていけるのか?

米国が孤立主義に戻る可能性かなりある。台湾に親中国政権の出来る可能性も十分

対策

自公の一部か立民か維新が、中国理解の姿勢を示せ。でなけりゃ、経済界、または官僚が示せ。米国は岸田出迎えと同時に中国と高官レベルで交流しているぞ。日本政府、馬鹿にしか見えないよ(最後の寅映画(第48作)でのリリーの言葉)

 

外交は国家全体でやるものだ。岸田訪米と同時に中国よりの姿勢も示せ。米国も無理な要求を少しは抑制するかも。米国の手駒になってはまずい。現状は、他の州のような権利(参政権)のない51番目の州じゃないか。あ、例の属州か(笑)納得です(笑)

 

かつて自民党社会党(支持勢力)を利用し、軽武装・経済優先という利益を引き出した。

 

まあね、属州で満足し、米国の覇権維持に使われ、戦争の先駆け兵になり、大損し戦争の惨禍を再び経験する、国民多数がそれでいいなら、それでいいか(笑)

 

 

⑥戦争の非情を思う

連合軍の死者4500人,負傷者6000人に対して、独軍のそれについて言及はなかった。

びっくりしたのは、連合軍の攻撃により、ノルマンデイ付近のフランス一般国民が3万5千人殺されたことだ。独軍の防御線を破るため、連合軍は背後を攻撃したというが、フランス国民は連合国の味方だろう。どう考えればいいのだろう。戦争の非情を思う。ガザの死者が今これに近くなっている。しかしガザはパレスチナ人。このノルマンジーの悲劇はどう考えるべき。

→太平洋戦争でこれに匹敵するのが、米軍の沖縄上陸作戦である。日本軍は、水際で撃退せず、上陸させて戦う持久戦・出血作戦をとった。本土決戦の時間を稼ぐためである。それは県民の犠牲をいとわない作戦(捨て石作戦)である。戦争の非情を思う。そして、今に続く沖縄県民への差別・軽視を思う。・・・辺野古新基地建設、南西諸島へのミサイル配備・自衛隊増強等。

 

 

 

 

 

素晴らしい里親の話

今朝NHK+ETV特集で「うずまきファミリーと子育て村」を見た。画面がイラストだったので、漫画関係の話しかと思って、パスしてたのだが、終了間際という知らせにつられて視聴した。

 

素晴らしい話であった。2023年9月の再放送。

 

宇津孝子さんという里親(うずまきファミリー代表)の話である。里親となって14年で16人の子供を育てた。現在は、スタッフとともに5人の子供を育てている。その子たちは、病気の親や離婚した親や親からの虐待などで、実父母の下で生きられない子供たちである。

 

宇津さん(皆にアーチャンとよばれる)が、赤んぼを背負って調理をしていると正平君が(小一)が、といた卵をボールに入れてやってくる。赤ん坊がそれに手をかけて、こぼしてしまう。正平君はダメダメと赤ん坊に言う。その後、正平君は過呼吸になったのかな、宇津さんが大きく息を吸ってと言って、抱っこする。安心する。

 

アーチャンは、ホントのお母さんだ。

 

抱っこと言えば、今度うずまき家を離れて大学に進学するさくらさんを抱っこする。

自分より大きいさくらさん(18歳)を抱っこするアーチャンは、「ずっと抱っこしたかったんだ。来た時できなかったから」という。

 

さくらさんは、小学校の時だろうか、病気の母親に替わって家の仕事をしてた。それが当然と思ってた。母親が再婚して、新しい父親に虐待され過去を持つ。

 

アーチャンは、ホントのお母さんだ。

 

サクラさんはアーチャンの誕生日に贈った手紙で言う。

「前の家に居た時は、深い海の中で閉じこもっていた。この家に来て今は、海から出て

心の鍵を見つけて、心が開けた。私を見つけてくれてありがとう

 

そうなんだ、孤独の中にいる人を見つけることが大事なんだ。

 

養子たちと一緒に育った、アーチャンの実子真気君(25歳)は、言う「血の繋がりなんて関係ない」と。ほんとにそうだなあ。

 

宇津さんが、里親になったわけには、家族の不幸があった。

 

宇津さんは東京生まれ、大学出た後キャリアウーマンだったが、その生活を味気ないと思ってた。31歳で結婚。夫の孝さんは、海洋写真家だった。しかし彼は鬱になり、息子が5歳の時、自死した。遺体を宇津さんと息子が同時に発見した。

 

息子はショックを受けた。「父ちゃんの嘘つき、一緒にクジラを見に連れていくといったろう」と言ったそうだ。息子・真気君は、中高時代ぐれたようだ。

 

宇津さんは、小さいころ、息子が言った「大家族で生活したいという言葉に押され、山村留学から里親になったのだそうである。

 

自死は残されたものにひどい心の傷を残す。孝さんの母親も自死だったのだそうである。

 

私の大学時代からの親友H君(自死)の父親も、自死だったそうだ。彼から大学時代に聞いた。それは、Hの自死に影響があったかも。自死は、子供に深い傷を残す。残されたものを考えれば、自死はしちゃいけないな。尊厳死はどうかな、安楽死はどうかな。

 

宇津さん「おばあさんの自死、父親の自死、こういうカルマから息子を脱出させてやりたい。私は、孝の孤独に気づかなかった」

 

宇津さんの「不登校ができるようになった」という言葉は、印象的。彼女曰「家に安心していられないから登校し、家に安心していられるから不登校ができる」なるほどね。

私が年長組を2か月で中途退園できたのも、家に安心していられたからだな。

 

宇津さんの活動は、地域に大きな影響を与えた。

うずまきファミリーは、長野県伊那市三義地区にある。

同地区は、100世帯200人の地区だそうだ。2000年には高齢者が半分以上あったそうだ。それが今は、5分の1が子供だそうだ。うずまきファミリーに刺激されて若い移住者が増えてきたのだそうである。

 

宇津さんに影響されてやってきた人に横山夫婦がいる。彼等は、自分の子を育てながら宇津さんの山村留学を受け継いでいる。

 

宇津さん、立派。

 

番組の最後は、さくらさんが実母を許せるようになって受け入れたことと、真気君が自死した父を理解するようになったことで終わっている。

 

人が癒されるのは、人の温かい心によるものかな、特に「あなたはあなたのままで、それでいい」という心で、かなと思った。あと自然かな。

 

番組は、子供の話しだけれど、大人だって「そのままでいい」と認めてくれる人がいないとつらい。会社は仕事場なので無理でも家庭で。家庭がダメだったら、友人でも。友人もいなけりゃ、本の中でも、ブログでも、自然もいいなあ、居酒屋もいい。とにかく人には居場所は必要ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はどうやって死ぬかなあ。

昨朝と今朝、NHK+で、「Last Days   坂本龍一 最期の日々」を見た。

私は、坂本龍一という人を殆ど知らない。坂本龍一の音楽もほとんど知らない。

 

それでもこのNHKドギュメントを見て、彼を偉い人だなあと思った。

 

最晩年まで、自撮りの自分の顔や自分の日記、声を紹介している。

それができたのは、遺族がNHKの要望に応えて、坂本龍一の晩年・最晩年・死の一時間前までの紹介を許諾したからである。そう遺族が考えるのは、坂本龍一がそういう開放的な人だからだったのだろう。

 

普通は、弱っていく自分・死に直面した自分を公表したくないだろうに、彼は公表した。死のまったく寸前まで。

 

坂本龍一は、心底の表現者なのだと思う。そして、次男坊が言っていたように「サービス精神旺盛」な人なのだろう。

 

2014年に初めての癌、その後寛解、再発→手術→比較的安定→転移、2023年3月死去。十年、癌と戦い、作曲をし、音楽活動をし、そして生きた。

 

余命半年を宣告されたとき、初めは、体に気を付けなかった自分を悔い、「死刑宣告」ととらえ、「俺の人生終わりだ」と記した。

 

でどうするか、「安楽死か」、「積極的治療をしないで活動を続けるか」、「放射線治療をしてヘロヘロと生きるか」と悩んだ。

 

それを赤裸々に公表している。死に方=生き方を公表している。偉いと思う。

 

彼は、ロシアのウクライナ侵略に心を痛める、そしてウクライナの音楽家と世界へメッセージを届ける。大震災後の東北の復興のため東北の若者の音楽活動を主催する。すごいなあ。

 

「社会的事象のすべてにコミットは誰もできない」と坂本は言うが、その通りだろう。

 

何を大切に思い、何をするか?思うことは少なく、できることはなお少ない。

 

少なくとも他者の命を絶つなんてことはまずい。昭和20年4月満開の桜を見て日本の若者は沖縄へ特攻という死出の旅に飛び立った。そんな国家をつくっちゃならない。

 

他国の人を殺すような国家をつくっちゃならない。米国やロシアや中国を、我々はそうは出来ない。しかし、日本を、そうできる。我々は日本の主権者だからだ。戦後日本はそうしてきた。賢い選択をお願いします、先輩同輩後輩の皆さま。

 

坂本は、本もいっぱい読んでいる。病を得て体が弱っている時、カント「純粋理性批判」なんて読むか。俺は大学時代挑戦したけど、5分の1くらいで挫折した。

 

さて、自分はどう死ぬかである。自殺はしない。死刑にはならない。

いただく死によってだいぶ違う。親父のように(60歳死亡)脳出血なら問題ない。叔父(56歳)の心筋梗塞も問題ない。母(93歳)のように、認知症なら、それがひどくなったら問題ない。事故死も問題ない。やはり癌死の時どうするかだな。

 

 

まあ、癌死をいただいたなら、坂本龍一氏の生き方=死に方も参考に決めるか。

 

 

その他、印象に残ったこと。

〇古いピアノを雨ざらしにして、自然に還す。

〇せん妄があること。怖いなあ、でも興味がある、俺の場合どんなせん妄か。

〇死の寸前も「意識を失っても」ピアノを弾くような指の動き。

義父も死の寸前(93歳)モルヒネ下、盆踊りのような手の動きをしてた。俺は?

〇入院中も小さな音(鈴等)を聞く。

母を思い出した。認知症がひどくなったころ、ずっと唇を震わし「ブー」と音を出していた。「うるさい」「なぜ音だすんだ」と言ったら「面白いから」と言った。「うるさい」と言ってごめんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

角栄逮捕も米の掌上の踊りか?日本は独立しているか?検察とマスコミへエールを送る傑作ドラマ

昭和44年の春入学手続きの長い列に並んでいた時のことです。大学自治会の入会勧誘が来ました。私の前の連中は誰も反応しませんでした。私は、「皆入らなきゃいけないんですか」と聞きました。上級生「いやそんなことはない、自由意思だ」そこからいろいろ話が発展しました。その上級生の話で「日本を真に独立させないと」という言葉にびっくりしました。私「えー、日本は独立してるでしょう」と言ってそこからまた議論をしました。中味は忘れました。翌年は、70年安保。きっとそんな話だったのでしょう。

 

こんな大昔のことを思い出したのは、NHKドラマ「未解決事件シリーズ10-下山事件」を見たからです。

 

このドラマ、安達奈緒子作という事で、彼女らしくいろんなものをつぎ込んでいるという気がしました。と言っても、私は彼女のドラマは、大感激した「透明なゆりかご」とつまらない、失敗策と思っている「別れのホスピス」しか見ていません。

 

このドラマ、いろんなことを詰め込んでいるので、分かりにくい面があると思います。

けれど、下山事件自身が複雑な事件と思いますので、やむを得ないのかもしれません。

 

主人公は、下山事件主任検事・布施健(森山未來)です。

最初は、偉くなった布施検事総長による田中角栄逮捕の場面で、そこから話は1949年の下山事件にさかのぼります。

 

話は、下山事件の捜査の進展にそって進みます。

「このドラマは、発見された極秘資料に基づいて作られている」というテロップが流れます。

 

捜査の推移の概要は以下の通りです

下山自殺説と他殺説の並行捜査→警視総監からの中断指令しかし次席検事馬場(渡部篤郎の許可を得て、布施は地下捜査続行。

→李中煥の告白(ソ連が下山を殺害との告白、布施、ソ連を疑う)→捜査を朝日新聞がすっぱ抜く→これを見て渡辺修二が出頭し、「李の告白が全くの嘘と供述、米国の関与」を示唆

布施検事は、GHQ下部組織(キャノン機関・CIC)を捜査する。渡辺の供述を真実と確認(布施、米国を疑う)→実行犯として旧陸軍関係者が浮上、右翼の大物児玉源太郎にも接触

CICから捜査中断要請最終的にGHQから捜査終了せよと命令、上司・馬場も承諾

→その後も、ほそぼそ捜査続行、この間、布施は、朝日新聞記者矢田喜美雄(佐藤隆太の調査や読売新聞記者の調査を参考にする。

 

まとめ「検察は、他殺説を取り、初めソ連を疑うが、のち米国の謀殺を疑い、実行犯が旧軍関係者と考え、新聞記者とともに追う。しかし追い切れなかった。この捜査には、初め日本、次に米国の権力が介入し、検察は捜査を断念」

 

ほぼ、ドラマは、今回のNHK取材班のつかんだ新情報にそった話となっています。しかし、さらに突っ込んだところもありました。実行犯が旧日本陸軍関係者ではないかという事です。

警察を自殺説にミスリードたのは、殺人を実行した旧軍関係者。替え玉を使って線路付近を歩かせたというのです。犯罪追及を逃れるためです。

 

犯人が旧軍関係となると、反戦意識の強烈な当時の国民が、再軍備を狙う旧軍閥に反感を持つ故、警察を自殺説に導いたというのです。

 

しかし「追えば消える」の繰り返しと布施が言うように、実行犯特定には至らず、米国の命令で捜査は終了、迷宮入りします。

 

なるほど、納得しました。

安達奈緒子(このドラマの作者)するどい。

 

捜査の大原則は、「犯行で得するものを疑え」です

得したのは、再軍備を果たした旧軍閥と日本を「反共の砦」にし、占領期の特権を維持した米国です。

 

ドラマのテーマは、次の3つと思いました。

下山事件の真相に迫る。

②その中で米国の日本操縦を浮き彫りにする。その意味を視聴者に投げかける。

ドラマ最終盤の布施と馬場のやり取りは、最大の見どころと思いました。

 

(布施の吉田茂を聴取したいという要望を、馬場が拒否した場面)注:吉田茂首相は、下山殺害の犯人を、韓国人李と断定している。

 

布施:(米に捜査介入されて)独立とは何ですか。

馬場:米との関係は国の存亡にかかわることなんだよ

布施:その言葉ですべてを片付ける。(検察=国家権力)に権限がないなんて、主権国

   家じゃない。権力は、立場の弱いものを守るんじゃないですか。手を汚し捨てら

   れるのは、弱いものだ。国民の一人一人を救うのが戦後の理想でしょ。そうでな

   かったら、アメリカのもたらした民主主義は嘘だ。

馬場:絶望したか。検事をやめるか。物事は複雑なんだよ。白か黒か、右か左か、国家

   か個人か。簡単に決められない。この混沌の中で、辛うじてよさそうな道を選ぶ

   んだよ。今もっともまともなのが米との関係継続なんだよ。

 

それにしても、布施と馬場のやり取りは面白い(安達奈緒子うまい)

(捜査中止命令を無視して地下捜査する時)

布施:・・・捜査を続行していいですね。

馬場:おいおい、責任は俺がとらされるんだぞ。

布施:上司はそのために存在すると思います。

馬場:(にやりとして)くれぐれも慎重にな。俺は地方に飛ばされるのは嫌だよ。

布施:ありがとうございます。

こんな上司が欲しかった。いい場面です。

 

③布施検事と朝日新聞矢田記者の友情

=検察とマスコミへの作者からのエールだ。俺もエールを送りたい。

 

(矢田が、轢死体のあった線路上でルミノール反応発見を検察庁に持ち込んだとき)

布施:これは使える。これからの捜査は、こう言う科学的根拠の積み重ねが大切。

   それが人権を守ることになる

矢田:へえー、固いな、・・・でもその通りだな。

 

(上からの圧力で捜査を実質断念した時、検事連中の残念会?)

矢田:(飛び込んできて)おい、大変な情報を手に入れたぞ。アメリカが怪しいぞ

検事連中は、反応しない

矢田:(その態度を見て)なんだ知ってたのか。

布施:捜査は実質中止だ

矢田:なんだよそれ、上からの圧力か?人が死んでんだぞ。いつまで黙ってんだ。

   国家権力がアメリカの言いなりでいいのか?偉くなりたいのか?

布施:(激怒して座卓をたたいて)日本は占領されてる。

 

下山事件10年後、雑誌で下山事件の特集が盛んに組まれた時)

矢田(検察にやってきて):おい、主任検事がこんな雑誌見てていいのか

布施:(しぶしぶ、雑誌の事件について、いろいろ知らせる)。(ぼそっと)次はあん

   たの記事を調べるよ。

矢田:(喜んで)諦めてなかったのか。

 

(15年後時効を迎える寸前、矢田が布施を訪問する)

矢田:下田事件だけどな、怪しい人間を見つけた。

布施:(笑って)あんたも変わらないな。・・・・・

矢田:俺は、時効が成立したら何したらいいんだ?

布施:権力を監視してください。少しでも何かの強い力を感じたら迷わず書け。

矢田:・・・(布施に向かって)偉くなってください。

実にいい場面です。前に布施に「偉くなりたいのか」と言った矢田が「偉くなってください」という。

こんな検察とこんなマスコミだったら、こんな落ちぶれた日本になっていない。

 

偉くなった布施は、元総理という最高権力者を逮捕する。矢田は「やったな」と喜ぶが、布施は、暗い顔で「悲しい。ほんとに私は、独自の判断で動いているんだろうか」と自問自答して、ドラマは終わる。

 

そうだなあ、なぜアメリカは、ロッキード社の日本へのわいろを公表したか。疑惑は生じるね。米国は、田中(日本)が米国の操縦から離脱すると思ったのかもしれない。

少なくとももっと操縦しやすい奴を総理に、なんて思ったかもしれません。

 

後も一つ。

このドラマには、女性は全く出てきません。

事件の関係上、時代背景故当然のことなのかもしれませんが、そして煙草をよく吸うなあと思いました。

時代は変わったな、でも米国の日本操縦は変わってないな。いや自主的服従になったのでしょうね。日米同盟安全神話が、壊れなければいいんですがね。原発安全神話のようになったら困ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

米国による謀殺かー下山事件

NHKスペシャル「未解決事件シリーズ10・下山事件」のドラマとドギュメンタリーを見た。折角見たので、備忘の為、内容と感想を残しておく。

 

まずは、第2部のドギュメンタリー。

下山事件は、1949年7月、下山定則国鉄総裁が国鉄線路上で轢死体で発見されたが、自殺・他殺とも断定されず、犯人不明の迷宮入り事件である。

 

このドギュメンタリーは、他殺説を取り、殺害はGHQ支配下のキャノン機関あるいはCICが深く関係しているが、実行犯は不明、という調査内容を示している。

 

調査の中心は、取材班が手に入れた布施健検事を中心とする極秘の捜査資料(15年分、700頁)である。その内容は以下の如し。

〇自殺説の捜査一課と他殺説の捜査二課の考えの対立しつつ捜査していたが、警視総監

 からの指令で捜査中断

〇布施以下少数は、馬場次席検事の了解のもと、極秘に捜査続行

〇その中で、韓国人李中煥が浮上。李は、詳細な事件経過(秘密の暴露あり→真実性高

 まる)と事件へのソ連の関与(下山を消せと言う指令)を口述。李は、日本生まれ、

 モスクワ共産大で学びソ連大使館の諜報部勤務という。

〇李への捜査が朝日新聞にすっぱ抜かれ、世間の知るところとなると、李の元仲間の渡

 辺修二が出頭。彼は李の証言は全くの嘘と証言。李と米国のつながり示唆

〇捜査は、米国の諜報機関(キャノン機関)へ伸びようとしたが、上からの圧力で頓挫

 

NHKはかつて、キャノン少佐を取材。しかし彼は、下山事件や同時期の三鷹松川事件

との関係を完全否定。(1977年)

 

今回のNHK取材班の取材で分かったこと

〇キャノンの側近の部下ビクターマツイの米議会での証言

 「キャノン機関は、ソ連のスパイを米国のスパイとし(2重スパイ)、ソ連共産主義への批判の雰囲気を醸成をしてた」

 

〇米公文書館文書で、キャノン機関関係の記述を発見

あ。キャノンとビクターマツイと李の繋がり

い。「布施検事は、でっち上げと分かるまで、李のストーリーを追うだろう」

 

〇アンドロ・シャダック(96)(キャノン機関最後の生き残り)にインタビュウー。

共産主義者を2重スパイにして使っていた」これ以外語らないで死亡。

 

アーサーフジナミCIC=米陸軍対敵諜報部の主要人物)の娘の、聞き取りメモ

CICは、下山が共産主義者ではないかと尋問した。その後暗殺された。」

 

〇鑓水(読売新聞記者=下山事件追及、右翼の大物児玉源太郎接触)の息子の証言。

鑓水に対して、児玉はこう言っていた。

児玉「下山は米軍の力によって殺害された。米軍は朝鮮有事に備えて、国鉄を米軍の為自由に使いたいと思った。しかし、下山はそれに抵抗したのでやられた」

 

下山暗殺は、米軍の仕業のようだと推測できるが、如何せん、あくまでも娘・息子の伝聞証拠である。断定はできない。NHKも最後は、傍証で終わっている。

国鉄三大事件(下山・三鷹松川事件)後の国鉄10万人首切りは平穏に実施

〇1950年朝鮮戦争が起きると、米軍は自由に国鉄を使用。軍人・軍需物資を運搬

〇1951年吉田茂は、「下山事件は、一韓国人の仕業」と発言。

 

このドギュメントは、キャノンの側近マツイのインタビュー証言で終わっている。

「当時日本政府とGHQは、共闘関係であった。それが現在の日米関係につながっている。あの頃共産勢力が強くて、日本は米国と共生していなかったら大混乱であった。

日本政府は、米国から情報を得て的確に判断していた」

 

このドギュから浮かんだ、私の戦後についての感想

1949年は、ソ連の核実験成功、中華人民共和国の成立等、世界で共産主義勢力の伸張が見られ時だった。日本でも、1947年社会党連立内閣成立など、社会主義勢力の大きな伸張が見られた。

これに危機を覚えた米国は、占領政策(日本の民主化・非軍事化)を転換し、日本を反共の砦としようとした(48年米陸軍長官演説)。同年公務員の争議権停止、経済復興のため緊縮財政(デフレ政策)を実施。その結果の失業者増・労働運動激化という時代であった。

 

労働運動の中心国鉄労組(60万人)が日米両政府に狙われたのは当然であった。国鉄労働者の10万人の首切りとそれに抵抗する労組、労組に同情的な下山総裁の存在は邪魔だった。

「アメ公が下山を殺害し、それを労組・共産側に擦り付けた」(鑓水の言葉-息子の証言)のが本当だろう。それにより、労働者側の力がそがれた。また反共の意識が植え付けられた。

 

日本の戦後の路線(米側に属し反共の砦・経済発展中心)はこのようにして形成された。その犠牲になったのが、下山・労働者・社会主義共産主義者である。

 

10万の国鉄労働者の首切りと口では言うが、仕事を失った彼等と家族はどうやって食っていったのだろう。悲惨な生活が想像できる。アカとよばれることもあったに違いない。間もなく起きる朝鮮戦争の特需で息をついたか。

 

さてこの戦後路線は、経済の大発展をもたらし、1990年代、日本一国で世界のGDPの15%!!を占めるまでに至る。経済的には大成功と言える。故に私は原則として自由主義経済(市場経済)を維持し、その弱点・欠点を補強すべき(修正資本主義・福祉国家)と思う。

 

一方、アメリカがもたらした民主主義は、国民にある程度根付きつつも、自民党の為政の邪魔になる面があり、自民党によって弱体化されてきた。民主主義の主要勢力=労働組合も、この国鉄三大事件を発端に、弱体化し現在に至る。労組の再興が必要だろう。

 

また、民主主義を大切にする政党を育成することが大切。それができない場合でも、自民党を弱体化しておくことが肝要と思う。政権交代が必要。

 

また、占領政策初期のアメリカがもたらした平和主義は、戦争に懲りた国民に極めて強く支持され、長く日本の国是となった。それは前のブログで言った自民政権下の軍事大国化抑止政策に顕著である。

 

しかし、戦争に懲りた国民の退場により、平和主義もどんどん壊されてきた。現在もその動きが加速しつつある。

 

その動きは、別に言えば、米国流安全保障(武力による戦争抑止力重視)であるが、それが安全保障に役立つかどうかが根本問題である。(強大な軍事力は、戦争を抑止するか戦争を招くか)

 

米国流安全保障は、事実として多くの戦争を引き起こした。また、米国に対抗できる勢力が台頭した場合、大戦争を招く危険があると判断する。故に別な安全保障方式を探るべきと思っている。

 

私はそれを、現在の武装同盟(専守防衛逸脱)を武装同盟(専守防衛・1999以前の自民党政策)に戻し、条件を整えて、武装中立(安保条約の軍事面排除)さらに非武装中立を目指す作戦がいいと思っている。

 

またいつもの主張となった(笑)

長くなったので、ドラマの方は別に書こうと思う。