意見

尖閣も国際司法裁判所にまかせようー国際協調に基づく積極的平和主義ー

次の2つの短文は、約2年前に朝日新聞に投書して「没」だった拙文です。尖閣も国際司法裁判所にまかせよう 領土問題の解決には、1.力による解決、2.外交交渉、3.棚上げ、4.国際司法裁判所(ICJ)裁定があると思う。尖閣の場合現状では、2・3は、…

われわれは忙しい。

安倍さんは相変わらず、憲法96条の改正をしたいようである。(2月4日衆院予算委答弁) 憲法改正発議の要件を、衆参それぞれで総議員の3分の2から過半数への変更したいとのことだ。われわれ国民は忙しい。仕事・家事・介護・看病・育児・子育て・恋愛・不倫…

「原発0」というストレスを引き受けよう。

小保方さんのグループが、画期的な万能細胞の作製方法を発見した。その方法は、細いガラス管に閉じ込めたり、毒素を与えたり酸性の液に浸したりという外部からの刺激を与えると言うことだ。刺激でで変身したとのことだ。生命体(細胞も多分そう言えるんだろ…

教育は次代の主権者をはぐくむ行為ー教委制度見直し反対、領土教育について

朝日新聞1月29日トップ「教委制度見直し本格化=政治主導、首長に権限」 リード文「安部政権が教育委員会制度の見直しに本格的に乗り出した。安部首相は、28日衆議院本会議で「現行の制度を抜本的に改革する」と表明。政治からの中立性を保ってきた教委の権…

「自衛隊員に先に死んでもらうべ」

今から50余年前、私が中学2年の時、授業中理科の先生が言った言葉でした。なんて冷たい言葉だろうと思いました。何のはずみで言ったのかは覚えていません。 その前年はキューバ危機の時でした。担任(英語)が、「ソ連の軍艦が米海軍の包囲するキューバにど…

安倍首相の靖国参拝に反対する、政府は、全国自治体に基地受け入れの募集をすべきであった

夜勤から帰ってきた12月26日、大きな出来事を二つ聞きました。 一つは、安部首相の靖国神社参拝です。首相等の靖国神社参拝がなぜ悪いかについては、拙ブログ10月18日に私の考えを述べていますので述べません。批判的な各政党のコメントですが、社民党・共産…

現政権は、わざと安保状況を厳しくしているーグレーゾーンー

グレーゾーンとは、辞書によりますと白黒がつかない、どちらとも言えない状態という意味です。12月17日閣議決定された防衛大綱では、日本をめぐる安保状況を平時でも有事でもないグレーゾーンが多いと言っています。有事とは、戦争のことです。(有事と…

秘密法は廃止すべきー長谷部さんへの反論ー

12月20日、朝日新聞オピニョンに長谷部東大教授の意見が掲載されていました。全体の趣旨は、2つありまして、A「特定秘密保護法(以下秘密法と略す)は必要」とB「同法のもと情報が出る仕組みを作れ」ということです。私は、秘密法は不必要かつ民主主義を…

特定秘密保護法が成立した日に(1)

思いついたことを箇条書きに(1)反省点①反対の声を上げるのが遅かった②多くの人に反対の声に共感してもらう言葉を持たなかった。分かりやすいスローガンがなく、生活にかかわる説明が不足していた。③国会議員への圧力に迫力が欠けていた。次の選挙で落選す…

な、な、なんということだ。

あまりのびっくりさに、昨晩書いたものが消えていた。それは、ネットのニュースで知った石破氏のブログのことである。なんと、デモで絶叫するのは、テロと本質が変わらないという発言である。さすがに、今日はマスコミでもおおきく取り上げられていた。石破…

森担当大臣を罷免せよ

森特定秘密保護法担当大臣は、わが福島県出身の法曹資格を持つ国会議員である。森大臣は、法律用語の意味を知らないか、誤魔化している。 その用語とは、「または」である。 特定秘密保護法4党修正案第12条の三の2の一にテロリズムを定義してこういう。 …

「解釈変更による集団的自衛権行使容認」を批判する(1)

(1)「安保状況の激化」は、ためにする議論である。集団的自衛権を行使する背景を、「東アジア安全保障が厳しい状況になった」としているが、これは、集団的自衛権を行使したいがための議論である。「厳しい状況になった」のではなく、日本政府も自ら「東…

全員帰還目標について

11月11日、与党の提言を入れて、政府は、全員帰還という目標を取り下げた。もともと、誰がいつ言うかだけの問題であったと思う。 年間1ミリシーベルトを目標とするなら、放射性物質を50分に1や20分の1にするのは難しいというのは明白だ。お金がか…

「原発事故対策、国が前面に」には、「村の利益」の偽装が臭う

11月11日、福島原発事故対策に国が前面に出て積極的に関与するという報道があった。自民党復興加速本部と公明党幹事長の提言受けとのことだ。 確かに事故対策が遅れているのは事実だ。しかし、一見よさそうに見えるこの方針転換は、東電の責任をあいまいにす…

国会議員よ、なめられるな。ー特定秘密保護法案ー

特定秘密保護法案第十条に曰く。 「・・・・行政機関の長は、次に掲げる場合に限り、特定秘密を提供することができる」とあり、 その中に、イ、各議院または各議院の委員会・・・とある。これは、国会の国政調査権が秘密会でしか開かれないことを意味する。…

学力テストの公表について

お偉いさん方に、ブログでこんな意見を言っても、耳に届かないと思いながら・・・県知事・市町村長様。 学力テスト結果公表についてですが、教育委員会に何らか意見を言う場合、決定権は教育委員会に任せるということで、一つの意見ということで言って欲しい…

首相は、靖国神社に供物も出すな。国会議員は、集団での靖国参拝をやめよ。

私の意見のうち、「靖国神社は顕彰施設」という考えは、ちくま新書「靖国問題」(高橋哲哉著)に拠っている。本日、超党派の国会議員149名が靖国神社に参拝した。それは、①憲法違反であり、②国益に反し、③平和主義否定・軍国主義推進の方向であり、④道徳…

積極的平和主義とは何ぞや?

安倍首相は、国連総会で日本はこれから、「米国と一緒に積極的平和主義」でいくと言ったらしい。「積極的」になんていうと平和に一生懸命なんて感じを受けるが、平和主義の真逆なのだと思う。アメリカと一緒にということだから、現在ある条約・法律で言うと…

貧乏人から金持ちにお金を移すな。法人税減税反対。

安倍内閣の財政・経済政策は、比較しての話であるが、「貧乏人からお金を取って、金持ちにお金をあげる」という性格が、この二日ぐらいで明確になったと思う。もちろん貧乏人からお金を取るというのは、消費税増税である。来年4月から3%増税が確定だそう…

川勝知事よ、富士山のような大きな気持ちで

静岡県の川勝知事が、学力の低い小学校の校長の名前を公表したいとのニュースを聞いて、そんなことはしないでほしいと思った。知事が言うには、学力が低いのは、先生の教え方が悪いからとのことだ。学校名は発表しちゃならないので、校長名を発表するとのこ…

無駄金を使ってもらいたくない(東京オリンピック)

夜勤明けで目がごろごろ頭はざらざらだ。東京オリンピックが決まって、それいけどんどんなんて感じで言っている人がいる。 経済効果はいくらとか、発展の起爆剤とか。安部さんも「このところの縮み傾向からの脱却」なんていっている。高度成長頃の東京オリン…

内田樹氏の「いじめ自殺について」への疑問

今日新潮45の5月号で内田樹の「諸悪の根源」と言う評論文を読んだ。 俺の脳みそが悪いせいで、良くわからないことが多かったが、いじめについての彼の意見には異見がある。 全体的論旨は、ある集団が何らかの困難に出会った時、その困難の「諸悪の根源」を…

誰に、どの党に投票するかなあ

明日はいよいよ参議院選挙。だれに投票するか、どこに投票するかいつものことだがやはり迷う。仕方ない。まあ考えてみよう。①人か政党か。→政党で選ぶ。 人柄なんては、分からないから判断の根拠にできない。 「信頼できる人に投票を」と言うことが言われる…

事故責任と自己責任

原発事故当時の原発所長吉田さんが亡くなった。食道がんとのことだが、70ミリシーベルトも被曝したそうだ。東電は5年後から影響が出るとして否定しているが、その被曝は影響ないんだろうか。 吉田所長は、責任感の強い人のように思えた。一時は英雄扱いをし…

筆に任せて(改正発議3分の2の意味)

昨日・今日と年賀などで連絡のある皆さんに自民・維新・みんなへの投票をしないでというお願いの手紙を出した。約70通。その中で説明が長くなるので、ブログで説明するなんて書いていて説明してないものがあるのでそれを書く。「憲法改正の国会発議の条件…

自民党憲法改正案の劣悪さ(人権関係)

自民党は、人権を迷惑なものと思っている政党のようだ。だからできるだけ制限しようとしている。それが改正案に良く表れている。 ①やがて「君の行動は公益に反する。君の言葉は、公の秩序に反する。」と言われるかも 改正案 12条「自由及び権利には責任及び…

領土問題に思う2、対策編

他国との領土紛争の解決策は、 ①戦争で決着 ②話し合いで決着 ③棚上げー後世に先送り ④国際司法裁判所で決着 この4つしかないと思う。 ①は、国際法違反である。国連憲章では、国際紛争は、平和的解決を原則とし、戦争は、自衛戦争のみを国連が介入する以前に…

アベノミクスは国民切り捨て且つ危険がいっぱい

久しぶりに日記を書く。書くのは、大いに気になることがあるからである。それは、安部政権の政治的・経済的傾向である。 政治的傾向では、国家主義・軍国主義的傾向である。それは、国民の不幸をもたらすと思うから。経済的傾向でも、市場にお金を供給するこ…

領土問題におもう

今日本をめぐる領土問題が噴出している。その原因とその対策について考える。 (1)原因 評論家や野党は、首相が毎年変わる政権の不安定さや民主党政権の外交の拙劣さを言うが、それが根本原因ではない。自民党長期政権時代に、韓国による竹島 の、ソ連・ロ…