さつまいも、今年もいまいち。

軽トラックに乗って、秋の田畑地帯を走る。天気もよし。さわやかな風。つい、歌もでる


今日は、待望のサツマイモの収穫だ。


昨年・一昨年と不作であった。苗を10数本植えたのに、とれたイモが去年は多分7本。
一昨年もほとんど同じ。初めて作った三年前は、数十本とれたのに。



経験者に聞くと、肥やしが多すぎる「つるボケ」ではないか、あるいは、肥やし不足じゃないか、畝がひくすぎるとか、収穫が早すぎるとかいろいろ言われた。手返しとかは毎年やっているのに。

そこで今年。期待を胸に掘り始めた。

ん、ん、あれー、やっぱり。こっちか、変だな、・・・結局10数本しかとれなかった。苗一つにさつま一つの勘定だ。一つもなっていない苗が多い。一番なっていた苗は、5本のまあまあの奴を抱いていた。どうしてこう差がつくんだろう。


まあ、研究もしないで作っているんだからしょうがないか。天候のかげんだろう。


帰りも軽い気分で帰ってきた。口をついて出た歌は、「いつまでもいつまでも」。
ザ・サベージの歌だ。春風にもらって秋に失った恋のうた。佐々木勉の甘いうた。俺が修学旅行で覚えてきた歌だ。シルビーバルタンの「アイドルを探せ」も好きだった。17才だった。


修学旅行の京都でも、金木犀が香っていた。あれからもう50年弱過ぎたか。