東京電力の株主として

今、夜の散歩から帰ってきました。株というカテゴリーになにも書いてないので、書きます。

株は、退職時から始めました。退職金をもらったからです。退職金と預貯金と将来もらう年金から自分が90才まで生きるとしてかかる費用を引いた残りを妻と二等分したものを自由に使えるとして、株に投資しました。つまりなくなっても大丈夫というお金です。

それは百数十万でした。それを株に投資しました。

私は、現職時代自分の自由になるお金=小遣いは、ありませんでした。必要なお金をその都度妻からもらっていたのです。退職2年前から小遣い二万にしてもらいました。現在は一万です。職場の飲み以外殆ど酒も飲まず(退職三年前から晩酌少々始めました)女遊びもばくちもせずという人生でしたので、自分にご褒美として株をやり始めました。


株についての私の基本的考えは、株は競輪競馬パチンコと同じばくちということです。株が上がるか下がるかは誰にもわからないということです。それで真面目に過ごした人生の褒美としてばくちをやっています。


余計なことを言いました。


閑話休題


ご存じのとおり、東京電力株主総会には、株主有志から、情報全面開示・原発からの全面撤退・経営陣の責任追及等という提案がありました。私もそれに賛同して、2万数千円を投じて(原発以前は二十万から三十万で投票権)一票の投票権を行使しました。銀行等巨大株主に圧倒的に負けましたが。自分の意思表示をしました。この三年間ずっとやっています。売買上損してます。


株では、ばくち以外に応援もしています。飯舘村出身で中卒の社長が作った上場会社=菊池製作所の株を買って応援しています。菊池製作所は、飯舘村に6つの工場を建てました。震災後は、早くの帰還を果たした川内村に工場を立て、人を雇っています。そんな会社を応援しています。


株は全体としては今のところもうけています。そのもうけの一部をかつて現役の頃所属した弱小組合の応援に当てています。たった年一万円ですが。もちろんわれわれの組合は、ずっと昔から原発については、反原発でありました。


株の配当は、通常1%から3%なので、売り買いしない、かつその会社つぶれないという前提条件(リスク)で、預貯金より圧倒的に有利だと思います。


アベノミクスの目指すインフレが実現すれば(私はインフレ政策には反対です)、預貯金より株の方が有利と思っています。


株をやって見て株主は優遇されていると思います。配当金に対する税が10%だからです。(預貯金利子に対しては20%の税金)20%に来年から戻るそうですが、NISA
で優遇されます。余裕がある人は株に投資もいいと思います。もちろん私は株主優遇には反対です。しかし、有利という仕組みが変わらない以上私はそれを利用します。