現政権は、わざと安保状況を厳しくしているーグレーゾーンー

グレーゾーンとは、辞書によりますと白黒がつかない、どちらとも言えない状態という意味です。

12月17日閣議決定された防衛大綱では、日本をめぐる安保状況を平時でも有事でもないグレーゾーンが多いと言っています。有事とは、戦争のことです。(有事という言葉そのものは、巨大自然災害も含むようですが、防衛大綱では戦争ということでしょう)

つまり現政府は、今の日本を平和でもなく戦争状態でもないとみているわけです。そう見るので、同時に策定された中期防衛計画で、軍備拡張を目指しています。

日本が軍備拡張をすれば、当然中国・韓国・北朝鮮も軍備拡張します。それは双方の緊張を高め、戦争が起こる可能性を高めます。

現在の日本は、平和と戦争のどちらとも言えない状態なのでしょうか。・・・私は、平和の状態と思います。

だから日本政府の防衛大綱の見方は、わざと緊張を高めていると思います。その目的は、安部さんの自己満足と国防で利益を得る人々のためと思います。そして米国の軍需産業の利益のためと思います。日本国民の利益ではありません。

日本は、緊張緩和の方向に努力すべきです。

安部政権は、もっと自制すべきです。