安倍さんは相変わらず、憲法96条の改正をしたいようである。(2月4日衆院予算委答弁)
憲法改正発議の要件を、衆参それぞれで総議員の3分の2から過半数への変更したいとのことだ。
われわれ国民は忙しい。仕事・家事・介護・看病・育児・子育て・恋愛・不倫・勉強・趣味・遊び・お付き合い、休息、いろいろあって忙しい。
われわれ国民は、憲法前文冒頭で言うように、憲法を作って、政治を憲法にゆだねた。
天皇・国会議員・首相以下の行政(自治体も含む)裁判官・公務員が、憲法の命ずる通り
やるだろうと思って、一生懸命日常を過ごしている。政治を深く考えてる暇はない。
もし国会議員たちがどうしても憲法が不都合というなら、忙しいけれど真剣に考えてやる。どうしても困ったなんて言うからには当然3分の2ぐらい必要だろう。まず同僚の議員に相談しな。今は真面目に必死に憲法の命ずる通りやりな。
安倍さんは、安保状況が変わったから、憲法の解釈を変えようなんて言っているが、憲法の条文を変えない限りそれはできないだろう。同じ文章から別な意味が出てきてはまずい。好き勝手に解釈するのは、越権行為である。本来憲法にあわせて安保状況を変えるべきだ。
これまでも解釈変更でやってきたからいいとは言えない。悪いことは悪いんだ。もしどうしても困ったと言うなら、お仲間で3分の2を集めて発議しな。そんときは真剣に考えてやる。首をかけて発議しな。