ミュージカル「二人のロッテ」を見て

今、劇団四季の「二人のロッテ」を見てきました。
いつ以来でしょうか、劇を見るのは。6、7年ぶりかなあ。横浜で、同じ劇団四季の「キャッツ」を見て以来です。

感想は、「良かったなあ」でした。歌が良いし、踊りもいい。さすが劇団四季と思いました。内容は、離れ離れで育った双子が、離婚した両親を結び付けると言う話です。

子どもたちの集団の踊りが、生き生きとしていて、しかもぴったりあっていて素晴らしかった。主人公の二人の女の子のハーモニーも良かった。この二人の踊りもよかった。この演技者たちのしぐさ・行動が子どもらしくて、とてもうまいと思いました。随分練習したんだろうな。

さらに思ったこと二つ。

観劇料は、4500円でした。多くの子供に見てもらうため、子どもたちには、自治体が補助をだして1000円ぐらいで見れたらいいなと思ったことが、一つです。

も一つは、上の意見と矛盾するかもしれませんが、この劇を見てつらくなる子どもや親もいるんだろうなと思った事です。
大人同士の離婚は、どうにもならないことも多いでしょう。きれいごとじゃない。この劇を見て悲しくなる親もいると思います。その子供たちは、もっと悲しくなるでしょう。子どもは、親に離婚なぞしてもらいたくないでしょう。しかし、劇と違い実際は、子どもたちには、どうにもならないことでしょう。だから、すごく悲しくなると思うんです。そう思うと、子どもたちが、かわいそうになります。

子どもがいるなら、彼らが大人になるまでは、離婚はしてはいけないことだと思いました。

国家は、子どもから親を奪ってはなりません。戦争は、国家が男親を奪うこともあるでしょうから、してはいけないことです。そんなことも思いました。