隣家のおばあさん(89歳)がお昼頃亡くなった。同日夜、私の数少ない地元友人の兄が87歳で亡くなった。次の日、亡母の大友人が97歳で大往生した。
まあ、通夜やら告別式やら忙しかった。しかしそれは少しびっくりしたこと。
びっくりしたのは、どのお通夜も告別式も、遺族・親族席も一般席も、お年寄りばかりと言うことだ。見渡す限り男は、白髪とはげの花盛り。年寄りのお葬式なので当たり前だが、改めて老人大国を思う。もっとも、そういう自分も白髪の前期高齢者なのであるが。
隣組の葬儀で出た話。30年前には約20軒あった部落が、今は13軒しかないということ。夜妻と話したこと。30年後には、4・5軒しかなくなること。後継ぎがいない。若者がいない。50代・60代のおひとり様が多い。
こんな老人大国で、「自衛隊国外活動拡大法」(と総称しておく。戦争参加法とでもいった方がいか?)で自公両党が合意したのだそうだ。公明党の妥協はびっくりしなかった(やはり下駄の●●)。安倍政権、元気よすぎるんじゃない。自分が戦うわけじゃあるまいに。
老人大国は、ひっそりと専守防衛に生きていくべきだと思う。
お彼岸で、妻の実家に行った。酒を飲みながら義父と安保体制の話をした。
特攻隊生き残りの義父(88歳)曰く「おまえが生きてるうちは、戦争なんて起きないよ」・・そうだといいんだが・・・いや待てよ。俺が死んでも、日本人は生きてる訳で。ましてや娘には夫がいるわけで。まだ孫はないけれど。
専守防衛でひっそり生きようよ。
義父には怒られたけど、安倍さんやネトウヨには怒られそうだけど、多くの人にはびっくりされるかもしれないけど、尖閣なんぞ、戦うふりして戦わないで、中国に盗らせろ。それが良い作戦だ。
4月から職場が変わる。同じ臨時で、パートの仕事だが、5年ぶりにスーツ姿の職場で働く。週3日。5年前の退職時、スーツを殆ど捨てたので、妻に伴われて買いに行った。
スーツ2組とワイシャツ2つで1万8千円(税込み)だ。最後に買った7・8年前は、安くて1着上下2万はしたはずだ。どうしたんだろう。買う場所にもよるんだろうが、・・いや同じスーパーなんだけどな。ジャスコ。
これはびっくりした。