安倍安保法制「戦争法案」に反対する長歌

今日7月1日は、昨年集団的自衛権行使容認と言う憲法解変更が行われた日でした。

その後、これを法律化する動きがあり、安倍首相は米国に、この法案を8月まで成立させると言う約束をしてきました。今国会でこの法案の審議が進み、今や採決をいつにするかと言う日程まで浮上してきました。危機は目前に迫りました。戦後日本の平和主義と立憲主義の危機です。

私は、昨年7月「集団的自衛権行使に反対する長歌」をブログに紹介しましたが、
気持ちは今も同じです。さらにその後の経過を読み込んで長歌を歌いたいと思います。

202X年

弔砲轟き     粛々と
国旗に包まれ   若者は
機雷除去から   帰り着ぬ
イランと戦い   帰り着ぬ
一体どうした   何故なのだ
お金や栄誉を   もらっても
若い人生     もどりゃせぬ



思えば過ぐる   あの夏に
安保状況     厳しいと
外交努力は    おざなりに
一国平和は    無理だよと
一内閣の     恣意のまま
文言変わらぬ   憲法
解釈無理無理   変更し
戦争参加の    法案を
国民不在の    法案を
準備してきて   1年後
同じ夏の日    ごり押しす

米国襲う     テポドン
打ち落とそうと  自衛隊
ミサイル発射   したけれど
米艦防御で    敵艦を
ロケット攻撃   したけれど
わが日本国    北鮮の
恨みを買って   敵となり
ノドンの雨雨   降り注ぐ
テロ原発に    炸裂し
テロ野球場を   パニクらせ
テロ地下鉄に   サリン撒き
戦争惨禍を    再現す
再び起こさぬと  決意した
戦争惨禍を    再現す

思いいずれば   過ぎし夏
アベノミクスに  躍らされ
思いいずれば   過ぎし冬
争点ぼかしの   総選挙
自公の手口に   騙されて
自公の勝利を   もたらした
盲目の民故    やむなしか

日本は違うと   思ってた
イスラムの人   思ってた
一体どうした   何故なのだ
欧米ロシアと   同じ国
武力が主役と   翻意した
日本国民     裏切った

ああ、戦後の   誇りなる
ああ、世界の   希望なる
平和憲法     虫食われ
平和憲法     襤褸にされ

戦争惨禍を    再現す
戦争惨禍を    再現す


迫りくる 戦争惨禍が 見えないか 戦争法案 絶対反対

私は先週学生たちの戦争法案反対国会前集会に参加した。あの集会が発展し、国会を包囲し、首相官邸を包囲し、野党を動かし与党を抑え込み、この法案が廃棄される事を切に希望する。

余談・・ぶらついた二日間で合計32キロ歩きまわりました。

また行くぞー。黙ってはいられないぞ。