「調子悪くないけど、ものすごく危険な状態」って変じゃない?

サミットは、どうせ各国首脳の政権維持や政権浮揚のためのパホーマンスと思っているので、だから、大したことは決められないと思っているので、テレビや新聞を一生懸命見ていなかった。

しかし、それにしても安倍総理の言動は情けない。

まずは、各国に財政出動を要求したことである。財政出動をするためには、借金を重ねなければならない。日本の場合、年間収入(税収)の20倍前後の借金(1000兆)がある中で、さらに借金を重ねる事になる。それは、いくら経済成長のためとはいえまずかろう。自分が一番しにくいこと(これ以上の借金)を、他の人もするので(借金)、自分もしていい事にするのは、まずかろう。こういう人をなんと言えばいいのだろう。

次には、現在がリーマンショック前の危機にあると言ったことだ。ついちょっと前、内閣だか、日銀だか「少し停滞気味だけれど、回復基調に変わりなし」と言うような報告しただろう。その時ほんとかい?と疑問に思ったけど。今度は、じつは、とても危険な状態にあると言う。「調子が悪くないけど、でもものすごく危険」ってへんでしょ。おかしいよ。

皆さん、「ははあ」と思う通り、消費税増税延期をするためでしょうね。前に延期する時、「リーマンショック級の事がない限り、次は必ず消費税増税はやる」だから「この道でいいか」と言うことで総選挙をやったんだものね。それで勝ったわけだから、消費税増税延期をするためには、リーマンショックを起こさなきゃならないわけだ。


こういう人を何と言ったらいいんだろうね。