いやー厳しいなあ、改憲4党で2/3うかがう

昨日から今日にかけてNHK、毎日、朝日、日経、産経で、上のような序盤の選挙情勢が発表された。自公や大阪維新は強いなあ。

私は、自公政権が成立させた秘密法や安保法制は、内容的には戦後の民主主義や平和主義を壊す悪法であり、その成立手法は、手続きのルール無視というファッショ的なもので、内容も成立手法も、戦後の日本の良いところを壊すものと思っている。だから、与党側が勝つという選挙結果予想には、がっかりする。

自公政権が進める経済政策=アベノミクスも、日本全体と多くの庶民にとっては悪い政策と思うので、与党側が選挙で勝つと言うのは極めて残念である。

その上、参院でも改憲勢力=与党+おおさか維新、日本のこころで2/3をとりそうという情報にも危機感を覚える。

あの自民党憲法草案を見てみたまえ。ひどいものだ。
評判が悪いせいか、安倍首相も、自民党草案通りにはならないとか、話し合いの結果とか誤魔化して言っているけど、自民党憲法草案が自民党の理想とする国家なのは間違いない。自民党の支持者も、こんなこと考える自民党指導部を支持するのかね。公明党の支持者もこんな政党と一緒にやれるのかね。

そんな事を思いながら、久しぶりに昼の散歩に出かけた。近頃は夜の散歩をしていた。

いつも思うことだけど、わが町では、耕作地放棄と個人住宅やアパート建設が目立つ。


>>手前は、耕作放棄地。むこうにあたらしいアパートと建築中のアパートが見える。<<

高齢化が耕作放棄地をどんどん増やしている。TPPが発効する前にこのような衰弱が日本の農業の実態だ。また、「こんなに新築住宅やアパートを作って、一体入る人がいるのか」と心配になるぐらいに建築が多いのである。人口減少がはっきりしているにもかかわらずである。言っていいのかどうかわからないけど、言ってしまおう。大東建託とか住友林業とか地元の同じような会社(土地建物の信託会社)の口車に乗って不動産投資(借金しても)をしていて、あとで困ってしまうのじゃないかなと心配する。

も少し行くと、また考えさせられる風景に出合う。

ここはもともとが小高い丘であった。それを2年前、木を切って土を運んでこのような平地にした。この事業主体は、お寺とその仲間の墓石屋である。開発目的は、墓地にして売り出すことである。このように自然を壊してしまっていいものだろうか。2年経って一区画しか売れていない。この自然破壊に、気がとがめたのか「山津見大神」というお札がある。お寺が山津見=山の神を祭ると言うのも神仏習合という日本の伝統かもしれないが、余りに無節操な気がする。

気温は低いけれど、湿気が多いのでやはり歩けば汗をかく。

帰ってきて、今度はイギリスに、大汗をかかせられた。何と、英国国民投票で、EUからの離脱が確定したとのこと。いやーびっくりした。競ってはいても、最後は残留と思っていたからだ。うーん。損しそう(理性)だけど、面白くないという感情が強かったか。日本株が1000円以上下落した。円高になったからだと言う。これまた理解できない話だ。円高とは、日本の通貨が強いということだ。それなら
日本は強いということであり、日本株も上がっていいはずなんだけどね。分かりませんね。

TVでは、今後世界経済への悪影響が心配されるとのことだ。ホントに心配である。