勝っても負けても、スタンディングやる!

昨日は恒例の相馬スタンディングの日。
いやー暑いさなかの30分は、きつい。汗がだらだらだ。

今日の私のプラカードです。


今日は「相馬市9条の会」のでかいやつも登場。原町からも応援の人が来た。それでも総勢10名である。

途中で、自民党片山さつき選挙カーが交差点でとまった。俺たちのプラカードを見たのか、何も言わずに通り過ぎた。

新聞情勢によると、これまで野党統一候補が優勢であったが、このところ自民党候補が猛追で、大接戦とのことである。
片山さつきに恨みはないが、ここで自民党公明党候補に勝たせたはいけない。

彼らが勝つと、あの「安保法制」を認めたことになる。(安倍さんは、選挙後きっとそう言うよ)

憲法上認められないと言ってきた(自分たちがだよ)集団的自衛権行使について、「事情が変わったので、認められる」として作った法律だ。憲法条文が変わったのなら話はわかる。少しも変わってないのにだよ。変でしょう。事情が変わったら、それに合わせてルールを変えるのが、社会の掟だ。ルールを変えないで、やり方を変える、それは変だ。憲法学者の殆どは、憲法違反と言っている。

「そのうち忘れるさ」、当時反対意見の国民が多い中、安保法案を成立させた政府の中枢が言った言葉だ。彼らを勝たせると、
「ほーら、言った通りだろ。国民はすぐ忘れるうすら馬鹿だ」と、国民をばかにするね。心の中でね。言葉では「理解が進んだ」と言うだろう。自分たちが説明してないのにだよ。(昨年の秋に、野党の臨時国会の要求を拒否した)理解が進むはずないじゃないか。

思いだそう。安倍政権は、(1)「政府が右と言ったら左と言えない」(どちらも言えよ)というNHK会長を据え、(2)慣例を破って、官邸のいうことを聞く内閣法制局長官を置き(法制局は、政権のいいなりとなった重要な憲法解釈変更経過の会議録さえ作らなかった)、(3)前もって米国と集団的自衛権行使にそったガイドラインを結んで(勝手に事前に日本を売るな)、(4)安保法を、強行裁決で通した。こんなこと国民として認めていいの?俺は、悪いと思う。

自民党議員もおかしいよ。一昨年までクロと皆で言ってたのに、上(安倍内閣)が、同じものをだと言うと、皆一斉にだと言う。一人だけいましたけどね。おかしいよといった人。
疑問がないのかね。おかしいよ。各人が考えないのかね。意見言えないのかね。田中角栄宮沢喜一小泉純一郎も皆クロと言ってたのにねえ、もうクロと言えないのか。・・・そう言うのファッシズムという。

こりゃー、国民が「そりゃー、おかしいよって」言ってあげなくちゃね。言うのは簡単。野党に投票すればいい。多くの人が野党に投票して自公が議員数を減らせば、彼らも少しは反省する。

自民党公明党も必死だ。自民党には金がある。税金を自分たちに有利に使うこともできる。(この時期に高齢者に3万配るなんてのもそのひとつにも見える。)公明党には、組織力創価学会公明党支持になれば学会員が一斉に公明党支持)がある。俺たちには、金も組織力もない。知恵と暇と個人の行動で対抗するしかない。まあ、その一つが、毎週のスタンディングだ。

さて、来週は選挙後でやらないんだろうとおもったら、「勝っても負けてもやる。来週もお願いしまーす。」と中心人物の二人のおばさん。うーん、参りました。あなたたちは強い。(男は弱い。)しかし、どんな結果を持って、この交差点に立つのかな。来週は。


下校途中の1年生達。君たちに戦後日本の良いところを出来るだけ多く手渡したい。(もう借金をひどく多く手渡すことになっているけどね)

何回も言うけど、もし万一日本が戦争に巻き込まれたり、テロが起きたりしたら、俺たちを思い出して、君たちが平和を再構築してください。覚えてないだろうなあー。

日本国民は、・・・・・・、自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起きることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法確定する」(日本国憲法前文第一センテンス

日本国は、・・・」で始まる自民党憲法改正草案の前には、全てにどんなに目をこらしてみても、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起きることのないようにすることを決意し」という部分がなくなっている。こんな政党に政権を任せてはおけない。そう思いませんか。
自民党は、「日本国民は、」という言い方が大嫌いなんだ。国民に命令されたくないんだ。だから自民党憲法改正草案は、「日本国は、」で始まる。自民党は、民主主義なんて嫌いなんだよ)