野党共闘の深化を望む/相馬スタンディング

参院戦自公圧勝、改憲勢力2/3獲得という結果、残念であった。

アベノミクスの失敗(経済成長出来ない、格差拡大、借金増大)と安倍ファッシズム政治の、「民主主義否定、平和主義否定、人権抑圧」は明白と思うが、国民には、それより大事なことがあったということだろう。あるいは、アベノミクスにすがりついたのか、あるいは、思考停止か。

わが福島県では、野党統一候補の増子(民進党)が勝った。気持ちを一緒に、野党を応援してくれた人たちありがとう。増子候補にお願いされたわけではないけどね。

もし共産が独自候補を立てていたら、自公統一候補に敗れていたろう。私も民進・共産両方候補者がいたら少し考え民進に入れていたろう。全般的に共産の政策の方がただしいと思ッているからだ。共産が候補者を取り下げたことに感謝する。共産にそのような行動をとらせる一因であるシールズの諸君に尚感謝する。

全国でも野党共闘の効果はあったと思う。

安倍ファッシズム政治阻止のため、さらに野党共闘の深化を望む。圧倒的に一番大事なことは、両党で、アベノミクスに代わる経済・国民生活戦略を作ることだ。税制・分配について踏み込んだ提案をすることを期待する。(税制:相続税課税強化、所得税総合課税制累進課税強化、分配:医療・介護、新エネルギー、新科学技術、教育への投資)民主党の「コンクリートから人へ」の旗は間違ってはいなかったと思う。

も一つ、共産党自衛隊についての政策の矛盾の解消である。今回、自公から民共が野合と批判されたところである。

自衛隊憲法違反としながら、それを利用すると言うのは説得力はない。安保条約は、棚上げと言う事は、何とか国民を説得できるかもしれない。しかし自衛隊はそうはいかない。立憲主義から言えば、違憲自衛隊は存在してはならず、それを利用というのは如何にもご都合主義であり、説得力を持たない。説得ある理論はありうるか。俺はないように思う。(頭の中では当然ありうる。正しい理論だと思っているだろう。しかしそれじゃだめなんだ。政党の政策は、多くの国民にわからなけりゃね)自衛隊の合憲・違憲は、自衛隊の装備と活用方法による。「厳密な意味の専守防衛自衛隊は合憲」と解釈を変更してはどうか。(たとえば、1999年周辺事態法以前の自衛隊の運用は合憲など)「安保法」と違い、現在では憲法学者のかなりの部分が護憲と言っている。こんな点で、民進党と合意できないか。共産党の党是だから難しいか。
思えば、社会党は、非武装中立から武装同盟(安保条約・自衛隊容認)へ舵を切り、結論的には、アイデンティテイを失い、いま社民党となり、消滅寸前である。それを考えると、独自性を持っておいた方がいいか。いろんな考えがあった方が良いと思うので。

となると、民共の共闘の深化というのは間違っているかな。分からぬ。

自民党護憲派公明党護憲派に期待した方がいいかな。公明支持者の1/4は、野党に投票したようである。それを知って公明執行部は、9条改正に否定的発言をしているのである。やはり、国民の投票行動が一番でかいな。

とにかくアベノミクスと安倍ファッショ政治はなんとかせねばならぬ。

そんな事を考えながら、いつものスタンデイングに行った。
野党の惨敗にもかかわらず、暑い日差しにもかかわらず、11人集まった。

初心に帰って「安保法は参戦法


地元と応援が半々

また、小学1年生たちが通りかかった。大騒ぎになった。「男だ。男だ。」
そう、前のブログで紹介した原町の女性、実は男性だったのだ。どうも、女性にしては
大きいなあと思っていた。
彼の友人が、子どもたちに、「男か女か聞いてみな」と言うと、子どもたちは質問した。彼「おじさんでーす」女装が趣味なんだろうか?

小一の子供たちの目は鋭い。いつまでも澄んだ瞳で、真実をつかんでおくれ