馬鹿やったのに幸運、 都知事選、相馬スタンディング

昨日僕たち家族は、大小10枚の網戸を張り替えに出した。お盆前の大掃除で、網戸を洗っていたら2枚破けたので、ついでに古い10枚を出したのである。ところが修理には1週間以上かかると言われた。持ちこんだ勢いで、修理をお願いしたが、帰宅してがっかりした。この暑いのに1週間以上の夜を、窓を閉めて生活するなんて、・・・馬鹿である。家族が四人もいて、誰もそんなことを考えなかったのである。想像力がないのである。
ところが夕方、頼んだホームセンターから電話が来て「修理が出来上がった」とのこと。
喜んでいくと、普通10枚だと最低でも1週間はかかるのだけれど、「今日は偶然修理の者が手が空いており、・・・運良かったですね」とのことだ。運が良かった

この勢いで、都知事選も鳥越が逆転大勝利なんて行かないかなあ、と見ていたら、NHK8時からの特番始まると同時に「小池当選確実」との報道だ。つまんないなあ。その瞬間、もう見なくていいや、と思ってしまった。これはまずい。見たくないものを見ないようでは、進歩がないどころか、ますます悪くなる。(俺の行動で決まるわけじゃまったくないけど、1億余人の日本国民のひとりとして)そこでまあ、都知事選のことを、政党支持の面から考えてみよう。以下主として朝日新聞の情報から、ただし各政党支持層割合は、NHK出口調査放送のうろ覚えからなので、不正確である。全部合わせても合計でも100%になっていない。正確な分析は、いろんなところでやることだろう。私のは、大体こんなところかてなもんで、読み捨ててほしい。
小池の勝因の理由
○自民支持層は、二分され、49%が小池氏を支持した。自民支持層が投票者の35%であり、これで全投票者の18%(49%×35%)を小池が取った。
○今回投票率を押し上げた無党派層は、自民支持層と同じ規模の大集団で、これが選挙結果を左右した。この無党派層51%が小池氏へ投票したのである。この無党派層から、小池氏は、同じく投票者の18%(5135%)を取った、合わせて36%である。
○次に支持層の大きい民進党11%)の28%が小池氏であり、これで%を獲得する。ここまでで合わせて39%である。公明・共産党支持層(10%)の約20%が小池支持であり、これで%を確保する。小池氏は、合わせて41%となる。これで大体勝てるだろう。

鳥越が勝つためには
○たとえば、無党派層35%)の70%を獲得すると、全有権者25%(35%×70%)を確保する。民進80%を確保すると全有権者%(11%×80%)合わせて33%。共産の80%を獲得すると全有権者%(%×80%)合わせて、37%となる。これでようやく、うまくすると勝てるかもしれないと言うところか。とにかく無党派層を出来るだけ投票所に足を運ばせ、無党派層に鳥越に投票してもらうことを中心の作戦としなければ勝てない。無党派とは、イメージ・気分で動く人たちと思う。風である。風は小池氏に吹いた。鳥越氏には、風は吹かなかった。
風を吹かすには、
(1)石原慎太郎のように、「悪くてもいい、何か強そうなリーダー」像。
(2)横山ノックのような、面白いキャラ
(3)石原・横山・青島・小池のような既成勢力(利権)打倒の姿勢
(4)情勢を読む目、臨機応変の対応、ユーモアなどかなあ。
(5)知名度
こんなのが欲しいな。どうせ政策なんてそんな大きな違いはない。誰がやってもどうせ言うことが実現できる事は少ないのだからねえ。ここから行くと鳥越氏は、知名度以外いずれもいまいちであったな。鳥越氏の本質は、まあ真面目なジャーナリストという感じかな。この感じでは、風をふかすことは出来ないね。宇都宮もダメだな。石田はどうか、軽すぎるか。いずれにしても変身する必要がある。いずれの人も変身すれば可能性はある。変身と演技だな。変身は、鳥越の場合、「聞く耳を持つ」のはうまく行ったので、強いリーダーと臨機応変の対応だね。女性スキャンダルでは、マスゾえと同じ対応をしてたよ。(弁護士を立てて云々)、自分の口で説明しなきゃね。ユーモアを交えてさ。民進共産陣営の締め付けを、作戦の中心に置くのではなく、(どうせ支持層が薄いので)無党派を取りに行くべきだね。

とか、勝手なことを言って地元のスタンデイングへ。

いつものメンバーです都知事選の話も出ました。
「石原以来、何代もお金で失敗した知事を出しているのに、都民はなんで自民党を選ぶんだろ」
「都会では、お金で困ってる人なんていないんじゃないの」「まさか」
「田舎じゃ、何も考えずいつも自民、何でもいいからずっと自民、という人が多いんじゃないか」
「鳥越は、女性スキャンダルでやられたな」
「やっぱり、都民は、かっこいいとか、何かやってくれそうとかイメージで選ぶんじゃないのか」

今日の私のプラカードです自民党憲法改正案を読んだ人は少ないだろう。、どうしてそれが、戦前回帰になるのかもなかなか分かりにくいとも思う。だから、これ見ても「?」という人がほとんどだと思う。けれど、関心は持ってもらわないとねえ。こんな考えをしている人もいるのかと知ってもらう必要もある。

家に帰ってびっくりだ。となりの新築工事に便乗して、家の畑の擁壁工事をお願いしていたのだが、近日中に入ると言う。夏野菜の80%以上が撤去となる。残念だがやむなし。忙しくなる。