竹の侵略と戦う(2) ホームランとは思わない  ビハインドジャパン 相馬スタンデイング

このところ、笹竹と木の根の侵略と戦っている。武器は、スコップだ。もひとつayamaderaさんのご助言で「とぐわ」も戦いに加わった。それでもきつい仕事である。

この重労働を15分ほどやったら、楽な仕事をする。玉ねぎの根元のごみと草取りである。受験生時代、数学の問題解きや英語長文読解などのつらい問題をやった後は、軽い単語覚えや歴史の暗記などやったように。玉ねぎには、少量の化成肥料をくれる。私は、無農薬栽培だが、有機肥料だけでなく化成肥料も使っている。

日米首脳会談をやったそうだ。日本の安全保障については、安倍首相の「ホームラン」「満額回答」とか、新聞やテレビで言ってたけど、アホ言うな米国は今まで通りを認めただけだろ。米国が尖閣を含めて日本を守るのは、当たり前だろって。そのために膨大な基地与えてと膨大な金払っている。沖縄の人達(の多く)を差別して無視して毎日泣かせている。米兵の犯罪どれほどあった?いちいちわが首相が、確認しなけりゃいけないのかい。そんな条約やめてしまえ。なんか言ってきたら、安保条約やめるといえばいいんだ。でも、多くの国民は今まで通りで安心と感じるんだろうな。いや、いつ捨てられるのかと不安かな、いや多くの人は、何も感じないんだろうな。
周辺事態法(1999年)・安保法制(2015年)と自民党政権は日本を安売りしてきた。米国の日本防衛義務を確保するために。そんな必要はない。もともと安保条約で決まっていることなんだから。これらの法律は、すべてやめてしまえばいい。

「東アジアの安保状況の悪化」なんて政府は枕詞のように言うが、冷戦時代に比べりゃ安保状況は改善している。成田・京都・奈良・長崎・上野公園・道頓堀どこに行っても中国人・韓国人がいる。観光にやってきている。冷戦時代は、中国人などいなかった。安保状況は改善している。いつと比べるかだ。日中とも東アジアに覇権を認めないという日中友好条約がある。冷戦時代にはなかった。これを中国に言うべきだ。お前覇権を目指してるだろって。まあ、いうことを聞かないと思うけど、聞かなくともいわねばならぬ。

中国が大きな顔をしてきているのは事実だ。東シナ海南シナ海に勢力を伸ばそうとしているのも事実だ。しかし日本人やフィリッピン人が住むところを中国によこせとは言っていない。せいぜい人工島を作ったり、尖閣は俺のものと新しく言い出しただけだ。まあ、近代に、中国は、力で欧日に半植民地化されたから、力をつけた今、力に頼るということもわかる。しかしそれは間違いだ。間違いを犯した先輩として日本は、それを教えるべきだ。その一つが、「中国侵略、ごめん」と謝罪すればいい。「ははあ、侵略って悪いんだ」と彼らもわかる。そうだ、名古屋市長に南京で土下座してもらえばいい。「南京事件がほんとにあったら、土下座しないといけない」といったそうだから。南京事件はほんとにあったので。市長の土下座は、役立つぞ。俺は土下座なんてやらないけどね。

尖閣なんぞは、戦うふりして、中国に占領させればいい。そうしておいて、中国の侵略を言い立てればいい。これは侵略防止に効くぞ。中国の侵略を際立たせるためには、世界に、「日本は、紛争解決はICJ等の国際機関にゆだねる」と宣言してればいい。武力解決はならぬ。侵略はしてはならぬという国際法がある。裁判で決めようといっているところを武力でとったら、これは、侵略だ。世界が中国を非難する。また、対立が激化した場合の、経済制裁のやり方・内容は決めておいて公表しておくべきだ。レアアース等中国の戦略物資を戦略に使えぬようだてをしておきべきである。これも戦争防止に役立つ。いろんな手はある。米国と一緒に軍事力で対抗なんてばかみたいだ。

手だてを尽くしても、悪い国がいて日本領土を侵略されたら、その時は、自衛隊に戦ってもらおう。

A非武装中立(安保条約なし・自衛隊なし)・B武装中立(安保条約なし・自衛隊あり=厳密な専守防衛)・C武装同盟(安保条約あり・自衛隊あり・専守防衛・個別的自衛権行使)・D武装同盟(安保条約あり・自衛隊あり・集団的自衛権行使)=安保法制、いずれも憲法解釈上成り立つ。(ただし、Dは、自公・政府・その他のみ合憲、国民半分・学者多数・専門家多数は、違憲

憲法解釈上どれも成り立つのだから、解釈するのは、結局国民である。国民多数が何を選ぶかなのである。

俺は、安保条約をやめて、武装中立の立場から、非軍事の安保政策・国際法充実・国連充実・国連軍創設(軍事力独占)=世界の非武装を目標とするというやり方をすべきだと思うな。憲法改正は、不要である。A〜Dいずれも、解釈可能なのだからね。

まあ、世界に信じてもらうため、あるいは安定的に実施するため(政権が替わっても変わらぬことを保障するため)、憲法改正で、はっきりさせてもいいな

憲法9条に、第3項:前項の非武装を目標とするが、当分の間、専守防衛自衛隊を置く。一切海外派兵はしない。日本領土が侵略された場合のみ、国連憲章に従って、限定的に自衛隊に交戦権を認める。核兵器は持たない。この自衛隊は、国連軍創設の際、国連軍に編入する。自衛隊は通常は、訓練と防災に当たる。自衛隊の装備と任務はこの憲法に従って、法律で決める。第4項:外国軍隊は、一切おかない。第5項PKOその他の国際協力は、自衛隊とは別の非武装組織で行う。第6項:国連軍とは、次の各項目を満たすものとする
〇常設 〇各国主権から完全独立 〇国連安保理指揮 〇常任理事国すべて及び国連参加国の過半数が維持費(GDP比率比例)も含めて参加するもの。 〇国際法順守(一般人殺傷禁止等)
第7項(補則):安保条約・周辺事態法・安保法制は、廃止する。

核の傘がなくなったら心配?核については、二つの違う思いが兆す。一つは、核の傘なんて幻想という想いである。米国は、自国への核攻撃を覚悟しても、日本を守るか?という疑いである。中国が尖閣を取りに来る。戦って戦争が拡大する。中国が核を使う。その時米国は核で対抗するか。米国国民にも大量の核の死者が出る。米国は傘を閉じるのではないか。もひとつは、核なんぞどこの国も使えなんじゃないかという想いである。(国以外の何らかの集団は使えるかも、国家が崩壊する時も使えるかも)
米ソ冷戦下、朝鮮戦争の時、あのマッカーサーだって使えなかった。ソ連は原爆実験に成功したばかりだった。武器としては使えない。中国は核はない。相手が核により有効な反撃ができなくとも、共産主義が悪魔と思ってても、そんな状況でも使えなかった。その後でも、米国は、北朝鮮核兵器がなかったころ、北を核兵器で攻撃できなかった。

なぜだろう。核核兵器は、国際法違反の兵器で、皆殺しなんて嫌だと思うんだろうし、世界世論が許さないからだ、と俺は思う。原水爆に限らず、非武装の人や地域を攻撃するのは、国際法に反する。国民皆兵・徴兵制・武装永世中立のスイスは、核の傘に入ってないだろう。被爆国の日本が核の悲惨と核の違法を声高に言えば、これは、効き目がある。日本を核攻撃はしにくいだろう。勿論日本は「武装中立・核3原則を厳守」の宣言をした上でだ。自公政府は、ずっと核の違法性を認めていない。それは間違いだ。米国に遠慮してだと思うが、それなら、安保条約をやめるべきだ。核兵器は違法という国は圧倒的に多い。その国々の先頭に日本は立つべきだ。核兵器は違法という考えを世界に広めることを考えるべきだ。その場合、核保有国の国民を相手に考えるべきだ。どこの国民も、たいていは相手の皆殺しは、嫌だろうから。

北朝鮮がミサイルを飛ばした。北は、核兵器を持っている。そのうち核ミサイルを持つだろう。北朝鮮政府は、米国の核攻撃・韓国の攻撃を恐れているから核武装する。北の政府の目的は、ただ一つ。おのれらの政権維持だと思う。北が狂っちまって、金ジョンウンが逆上してミサイルありったけ飛ばしたら、日本国民は大きな被害をこうむる。すべてのミサイルは撃ち落とせない。少人数構成の、数多いテロ集団によるテロは、米軍・自衛隊・警察全部動員しても防げない。地下鉄・劇場・高速道路・鉄道網・原発・送電線・ダム・地下街、・・・防げない。さらに押し寄せる北朝鮮難民をどうする?

だから、もう北朝鮮政府の存続を認めて朝鮮半島に二つの朝鮮人国家があると認めればいいと思う。韓国も、表面は絶対認めないけれど、内心では異存ないのではないか。北朝鮮を取り込むのは、ものすごい負担だ。ましてや北朝鮮が崩壊したら目も当てられない。北の国民には、できるだけ援助をすればいい。その方が北の独裁政府の消滅は早い。少しでも豊かになれば、こんな政府、嫌だとなるだろう。その時も外国は手を出さないことだ。敵がなければ、北の政府も困るだろう。北の国民は、きっと韓国への統合を望むだろう。さて、その時日本は、巨大な植民地賠償を覚悟せねばならぬ。それは仕方ない。

こんなこと夢想しながら、散歩に行ってきた。風は強い。それでも汗はかく。帰ってきて、シャツ・パンツも取り換えた。風邪用心。

おや、今ニュースで日本と米国は100%一緒なんて言っていたぞ。米大統領ビハインドって言ってなかったかい。イズじゃないの。いや、togeatherじゃないのかい。ビハインドって「後ろで」だろ。日本を後ろで操るということじゃないのかい。誰も騒いでないので、俺の聞き違いか英語力のなさかな。・・・そうか分かった。アメリカから言えば、アメリカから見れば、北朝鮮との前線は日本(と韓国)なんだ。初めにやられるのは日本なんだ。日本にはミサイル届くからな自衛隊は、米軍の前線部隊なのである。自衛隊は、敗戦国の植民地軍なんだ。三島由紀夫は、そう感じたんだな、きっと。米国「日本やったら、米国がやってやるぞ」なんだ。ずっとそうだったんだ。当たり前なんだ。日本の勝利とか安倍外交の成功とか言っている人、自覚してる?日本が前線基地だということを。やばいぞ、安保法制。そうか、トランプは、「安保政策では今まで通りを認めた。だから、米国車を買えとか、コメの関税をもっと下げろ・・・」とか言ってくるんだ。多分間違いない。

日韓は、米国から離れて北朝鮮政府の存続を認めるという方がいいな。その時には、北も韓国を認める、お互い侵略しないという条約を結べばいいな。


(以上は、昨日書いた)
今日もまた、午前中竹との戦いに行ってきた。
その後は、地元でスタンディングである。

風は、ひどく強かったが暖かい日差しが降り注いで、寒くはなかった。地元が4名、原町からの応援が3名であった。

妻の友人が来ておらず、「30分は長かった。黙って立っているのはつらい。」とのこと。そうだろうな、学校で立たされているようなものだろう。

(再掲)近頃俺も新しいプラカード作っていない。マンネリだ。無力感もある。自分の考える安全保障の姿には、ほど遠い。「日くれて道遠し」