さわやかな風に吹かれてきました。-雄国沼探索ー

暑苦しいことが続くので、さわやかさを求めて、雄国沼に行った来ました。この時期、雄国沼は、ニッコウキスゲの名所です。雄国沼は裏磐梯磐梯山の裏側)にあります。

バスを降りたところです。会津バスできました。


その降りたところからの雄国沼遠望です。かすかにニッコウキスゲの黄色が感じられますか。

こんな怖い看板もあります。雄国沼を含む磐梯朝日国立公園は、ツキノワグマの多い地域です。

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沼に降りたところの景色です。さわやかな風が吹いて、眼前には、ニッコウキスゲと沼と青空と。いい気持だなあ。


ニッコウキスゲです。数年前尾瀬に行った時よりはるかに多く群生していました。尾瀬では鹿に食べられたとのことでした。

ワタスゲです。

鯉がいました。

これは何という花でしょうか。

蛙の卵の塊でしょうか。

私たちの弁当です。豆ごはんのおにぎりです。豆もキュウリも自家製です。いやー至福の時でした。涼風に吹かれ、青い空と青い沼を見ながらおにぎりを食べるーこれは至福です。チョー気持ちいい。
こんなことを日帰りで経験できるのですから、私たちは、京都・奈良の国宝を日帰りで見ることのできる新幹線沿線の人たちより幸せだ、と思いました。国宝もいいけれど。
面白かったのは、金沢峠に向かう会津バスです。

こんな狭い道を結構なスピードで曲がるのですよ。まあ、この時期、交通規制でバス以外は走れないから、向こうから車が来ることはないので。スピードも出すのでしょうね。それにしても、隣席の人にはひどく寄りかかることになります。乗る時に「相席でお願いします」と乗務員が言いました。見知らぬ男女がこのバスに乗ったら、もたれかかることになり、バスが恋のキューピットになったかもしれません。

バスはこんなバスです。古いです。なんとシートベルトがないんです。上り下りとも、時々、何か不気味なゴロゴロという音がします。ははあ、これも乗客へのサービスだなと思いました。スリルのサービスです(笑)

さわやかな一日でした。