民進党は、分党してもらいたい

私は、日本国は、戦後民主主義・平和主義の徹底をすることにより、よい社会を作ることができると考えている。経済的には、資本主義を原則とするが、むき出しの市場原理を抑えて、不幸な人が出ないことを最低条件とし、目標としては、最大多数の最大幸福を目指すべきと思っている。


このような自分の理想に少しでも近い政党を選んで、一票を投じてきたつもりである。またまったくの微力であるが、ほかの人にも働きかけてきたつもりである。

さて、今度の総選挙では、どこに一票を投じるか、どこを応援するについて現段階で考えて置こうと思う。

安倍政権下の自民党は、安倍政治を認めている故に応援する対象から外す。


安倍政治は、特定秘密保護法で、政府の持つ情報から国民を疎外し、「共謀罪」法で、国民の意思表明を抑圧する政治であると考える。これらは、戦後民主主義を否定する方向であると判断する。

また安保法は、戦争を防止する抑止効果はすくなく、戦争にまきこむ危険性を高めると考える。それは、平和主義を否定するものである。最低でも「安保法以前の専守防衛」に戻すべきと考える。また安保法の成立手法は、法の支配(立憲主義)=民主主義、を否定するものであった。

故に自民党公明党は、支持しない。維新は、安保法に基本的に賛成であると判断し支持しない。


特定秘密保護法・安保法・「共謀罪」法に曲がりなりにも反対した民進党社民党共産党自由党を応援する。野党共闘を応援する。

本日午前誕生した希望の党であるが、小池氏は、自民党時代特定秘密保護法と安保法に賛成した自民党員であったのであり、民進党から希望の党に移った人々は、野党共闘に反対の人々である。故に希望の党は、第二自民党と考える。

自民党安倍派と自民党小池派と判断する

今晩の情報によると、現在の野党第一党民進党の代表は、つまり多数は、希望の党に合流する
ようである。それはそれでいい。

私としては、特定秘密保護法や安保法や「共謀罪」法に反対する民進党の人々が、民進党として残るか、新しい政党を立ち上げるかしてもらいたい。


そうでなければ、戦後民主主義・平和主義・法の支配を標榜する政党は、共産党社民党になってしまうからである。それらの政党は現状では、政権をとれる要素はない。また共産党は、政権をとったら、国民を抑圧する性向を持つと判断する。(いかなる政権もそういう性格を持つとは考えるが)


これらは、明日の民進党の大会次第であるが、戦後民主主義と平和主義の芽は残してもらいたい。勿論、共産・社民という芽はあるけれど。もっと成長しそうな芽がほしい。