面白いな、今回の総選挙

イタリア旅行に行ってきました。

イタリアの名所多数をさらっとめぐる旅でした。ガイドさんが「このツアーは、盛沢山すぎ」と評しました。ミラノ・ベネチア・ボローニア・フィレンツエ・オルチャ渓谷・ローマ・ナポリカプリ島をめぐりました。強行軍でした。

17日の朝に成田に着いたのですが、くたびれて、18日と19日は、朝9時まで寝坊しました。(普段は5時から6時起き)18日は宅急便で起こされ(スーツケース)ました。19日は自然に目覚めたのですが、9時を回っており、予定していた隣町のスタンデイングに間に合いませんでした。残念。

自慢しますが私め、現役時代、寝坊での遅刻はありません。寝坊で、やろうとしたことができなかったのは、多分皆無です。

選挙期間中日本にいなくて、最後のスタンディングのチャンスなのに、参加できなくて残念です。

多分最後の海外旅行になります。追々感じたことなどまとめていきます。

今日は、イタリア旅行最後のハイライト、カプリ島の有名な青の洞窟を報告します。ツアーの仲間のうちには、前に来た時青の洞窟を見れなかったので、また参加したという人がいました。


青の洞窟の入り口です。ご覧の通り狭いです。死んだお客もいるそうです。波が少しでも高ければ、入れません。


上の写真のように寝そべって入ります。船頭が波に合わせて、鎖をひいて、すいーという感じで入洞します。

ほの暗い中進みますと。


このような幻想的な水の色といいますか、色彩の芸術が現れます。あたりには船頭たちのナポリ民謡がワンワンと反響し、感動の体験でした。

日本に帰りますと、気の重くなる情報がありました。総選挙の結果予想です。与党で300議席憲法改正政党で3分の2確保予想、若者が安倍内閣支持が高いという現実です。がっかりします。

しかし、暗闇の中にも光明が見えた気がします。

ブログ知人のSPYBOYさんが10月9日に紹介されていた、新宿アルタでの大街宣です。枝野氏・福山氏・奥田氏などの話は、紹介されたごく一部からも想像できるほどの、格調の高さです。

労組の動員でなく、60年代・70年代の浮ついた学生の運動でもない、自覚した個々人が創り上げる草の根民主主義芽吹きと思います。ブログ知人のyonnbabaさんの連日のスタンデイングやビラ配り、通りがかりの人との会話、これもまた草の根民主主義です。日本国憲法12条「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」は、生きている。そう思いました。私もこの動きに連なりたいと思いました。

たとえ、選挙結果がマスコミの予測通りになったとしても、あきらめてはいけないと思いました。あきらめては、自由・権利の獲得を目指して、「多年にわたって戦ってきた人類の努力の成果」(憲法97条)を無にしてしまいます。

ブログ知人のcanngael様が10月17日に紹介されていたことも、新しい芽吹きと思いました。

共産党書記長小池晃小沢一郎の応援演説に立った。小池がいみじくも「感無量」と言ったように、私も感無量です。小沢一郎は、元自民党幹事長、非自民・反共産の連立8党派内閣を作った中心人物です。共産党がこの小沢を応援する。すごいことだ。それほどに、安倍自公政権はひどいということです

また小林よしのりが立憲民主党の応援演説に立つというのも驚きです。小林は、「右翼」で、歴史修正主義者で国家主義者と思います。その彼が、個人尊重のリベラル、立憲民主党を応援するなんて感動です。それほどに、安倍自公政権はひどいのです

小林の演説、私にもまったく違和感なく同感です。私も、小林の、「独裁を嫌う、米国追従を嫌う、立憲主義を尊重する」という点に同感です。多分個人主義という点では合わないと思いますけどね。

たとえ選挙で、政権側が勝ったとしも、あきらめずに意思を表明してゆきましょう。

選挙では、自公の議席が減るように、それぞれ最善の投票をしましょう。立憲民主・共産・社民が増えるよう投票しましょう。それが難しい場合、維新や希望が自公と同じでも、維新や希望が増えた方がよいと判断しています。政治家は、権力亡者どもですので、自己中の動きをして、安倍独裁政治は、ガタガタします。

朝鮮情勢が緊迫化しても、ガタガタの政権の方が、米国の要求=参戦要求を拒否できます。ガタガタを理由に拒否できます。安倍政権が存続しても、強い安倍は強がり、トランプの要求を拒否しませんよ。弱い安倍は、参戦しずらいです。なぜなら、多くの国民と政治家が参戦を望んでないのですから。自公支持の皆様、弱い安倍の方がいいと思いませんか。強い安倍は、暴走しますよ。そう思いませんか。