冬の種まき

今年の主要な農作業が終りました。
最後は、玉ねぎの移植と絹さやの種まきでした。玉ねぎの種は、8月下旬に蒔きました。今年は天候のせいでしょうか、苗の成長が良くありません。去年は捨てていたようなものを植えました。

この弱弱しい苗たちが、大きく育ちますように。(小さい苗は、ほとんど大きくなりません。おそらくピンポン玉と野球ボールの中間くらいの玉ねぎでしょう)
例年は、自分の苗が不出来の場合、ホームセンターで購入するのですが、よい苗が売りきれてました。今あるのは私のと似たり寄ったりですので、自分の苗を移植しました。

玉ねぎは、来年の6月中・下旬に収穫します。絹さやは5月中・下旬に実を付けます。「種をまかねば実は成らぬ」なんて言葉、なかったですか?いやそれは、「まかぬ種は生えぬ」でしたね。あはは。まあ、種を蒔かねば、生えませんし、実も成りません。

日本という畑に、種をまきに行きましょう。ということで?スタンディングに参加しました。(なんと大げさな、自分で言って気恥ずかしい)

原町のスタンデイングです。この後参加者が増えまして15名となりました。スタンディング仲間のプラカードです。

いやー、同感です。今は、戦前なのかもね。今を戦前にしてはいけません。戦後日本、GDP世界2位を40年も続けたことって、やはり素晴らしいですよ。武力の行使や武力威嚇をしなかったことも誇りです。たとえ米国の従属国でもね。今まである程度上手くやってきました。それを壊したのは、安倍政権です。元の専守防衛に戻しましょう。政権の言う「今も専守防衛」というのは嘘です。


どのように自衛隊を混ぜるのか.
自民党がもくろむ、9条に混ぜる自衛隊は、集団的自衛権を行使する自衛隊でしょう。それは、米国の戦争に自衛隊が参加すること、合憲にするだけことです。1・2項とは合いません。味噌ラーメンに醤油を入れるようなものですよ。食えません。食えないどころか、危険物になります。化学反応を起こして爆発します。

以上は、昨日のことです。今日は地元のスタンデイングです。地元に種を蒔きに行きましょう。

私を含めて名の参加でした。原町に比べて3分の1でした。私たちの方が早くに始めたのですが。先日の総選挙では、原町(南相馬市)では、野党共闘の金子さんが自民党の亀岡さんより1000票多く獲得しました。相馬市では、金子さんが亀岡さんより1000票少なかったのです。古い話ですが、相馬市は自民党幹事長斎藤邦吉の出身ということもあり、昔から自民党が強い所でした。そんなことも影響があるかもしれません。

今日の私の新作プラカードです。
今国連は、北朝鮮の核・ミサイル開発に反対して、協力して経済制裁をしています。北朝鮮が武力で威嚇しているのと同様、米国も、北朝鮮に対して武力による威嚇をしています。安倍さんは、そんな米国と100%一緒といっています。もし米朝戦争が起きたら参戦するのでしょうか?安保法制で、政府の解釈により、参戦も可能となりました。野党は、このことを国会で聞かなければなりません。それは、国民に対する義務です。国民は、十分知っておく必要があります。覚悟が必要です。

北朝鮮の核ミサイル開発は、悪いことです。しかし、米国やロシア・中国・英国・仏国・印パ・イスラエル核兵器は良いのでしょうか。

私は、どこの国の核兵器も悪いものと思います。
何らかの戦争を認める立場をとっても、核兵器は、一般人も殺傷するし、被害者の遺伝子まで破壊するものだからです。

元々核兵器は米国しか持ってませんでした。その他の国は、核抑止論を根拠に核を持ちました。現在も、核保有国が核を保有する正当性は、核抑止論です。しかし、核抑止論から言えば、朝鮮も持っていいということになります。勿論日本もです。「やられないように相手と同じ強さの武器を持つ」、です。

北朝鮮の核が認められなく、米国以下は認められるというのは、核拡散防止条約(NPT)の立場です。しかし、核拡散防止条約成立後、インド・パキスタンイスラエル北朝鮮核兵器を持ちました。ということは、NPTでは不十分なのは明白です。今年は、NPTの限界を超える、核兵器をすべて禁止する条約が結ばれました。

私たちは、NPTの立場北朝鮮の核開発をあきらめさせるばかりでなく、すべての核兵器を禁止する立場に立つべきと思います。その方が北朝鮮に対しても、ほかの核保有国に対しても説得力があると思います。そして核兵器の被害を受けた日本には、一番の説得力があります。

核兵器禁止条約を結ぶ政府を作りましょう。

今夏、国連軍縮会議で日本の高校生の非核演説ができませんでした。この3年認められていたものです。朝日新聞17日によると、その邪魔をしたのが、中国のようです。中国は、日本が特別な扱いを受けることに反対のようです。(日本政府関係者の話)以下、これを事実として、私の意見を述べます。

核について、日本が特別な地位を持っているのは明白でしょう。戦争で核兵器を使われたただ一つの国なんですから。特別な扱いは当たり前でしょう。それなのに、日本政府は、どうして中国の(あるいは核保有国の)言い分を聞いて、高校生の演説を引っ込めたのか。実に情けないです。日本政府は、強硬に意見を述べるべきでした。演説させろと。なぜできないか、それは、安倍政権が、核禁条約の立場に立ってないからです

中国は、安倍政権が歴史修正主義に傾いて、加害者意識がぜい弱だとみているのでしょう。それが面白くないのでしょう。安倍政権の歴史修正主義的性格は、事実です。そういう政府を認めている国民が悪いのだと思います。しかし政権と国民は違います。ましてや高校生は、軍縮会議に参加している大人たちよりずっと長く生きる人たちです。将来の世界を担う人達です。

将来も世界に核兵器があって、もしそれが使われたら、加害者も被害者もなくなるでしょう。米国も中国も日本も北朝鮮もないでしょう。

かつて中国は、あの日本の侵略戦争に対して、戦争を起こした大日本帝国政府の指導層と国民を峻別しました。日本国民を、間違った指導の犠牲者と見ました。たとえそれが政略的意図から出たものとしても。事実は、日本国民は、あの戦争の被害者でもあり、加害者でもありました。また、日本人一人一人で大きく違います。

それは置いといて、この件で思うことは、かつての中国に比べて、現在の中国は、度量が狭くなったと思います。中国は紛れもなく大国になったので、世界人類に役立つ方向で行動してほしいと思います。


いやいや、種まきから随分と話が飛んでしまいました。まるで季節外れの今日の寒さのようです?