横浜と草津温泉へ行ってきました

4月2日から4日まで旅行に行ってきました。昨年同様、青春18きっぷ使った旅行でした。


東京の桜と草津温泉を目的の旅行でした。東京の桜は、まったくの不発でした。昨年は、3月末の桜を狙ったのですが早すぎました。今年は、遅すぎました。東京がダメなので、横浜の大岡川の桜を狙いましたが、これもダメでした。しかし、妻が横浜に行った事がないということで、横浜には、行きました。
写真は、地元相馬の桜です。5日の朝の桜です。


上の写真は、相馬の馬陵城の外堀にかかる桜です。下の写真は、本丸の黒橋から見た長友公園の桜です。長友公園は、元々は、城の南側の二の丸です。
それでは、旅行に話を戻しましょう。

(1)落差といいますか、格差といいますか
横浜は、まあ暑かったですね。暑さに弱い私は、山下公園で、ジャンパーもチョッキも脱いだのですが、それでも暑かった。たびたびベンチで休みました。帰ってきた朝の相馬での散歩は、冬と同じ厚手のダウンとセーターで歩き回りました。この時期の日本の気温は、まったく劇的違いですね。妻は、暑さに強いので、横浜では、ちょうどよい気温だと言ってました。
人によっても、まったく違いますね。妻の祖先は、南洋から来たのでしょう。私は、シベリアから来た人の子孫でしょう。

ランドマークタワーから見た大観覧車です。

私たちも大観覧車に乗りました。頂上では止まっているような感じでした。妻は怖い怖いとさんざん言いました。止まるはずがないのですが、何か錯覚でも利用しているのかな。
映画「男はつらいよ」の沢田研二と田中裕子の私の好きなラブシーンは、こんな大観覧車の中の愛の告白でした。弱気な男と男の愛を確認したい女のシーンです。素敵なシーンでした。


赤レンガ倉庫前では、テレビのロケをやってました。渡辺徹と榊原郁恵の息子(名前は忘れました)でした。リハーサル前にはファンとの撮影会のサービスでした。妻も希望したのですが、二人前で、「ハイ、リハーサルです」という無情の声が妻の夢を断ち切りました。氷川丸は、お休みでした。


ランドマークタワーで夜景を見ながら食べた軽食です。横浜ラガービールは、とても苦いビールでした。

川崎からは、南武線で矢野口の宿舎に行きました。午後8時近くなのですがねえ。その混んでること混んでること。そうか、通勤電車なんだと初めてわかりました。都会のサラリーマンの皆さま、遅くまでお疲れ様です。
今日の朝の散歩は、お城の桜見物の後は、川土手でした。歩いているのは私一人、見渡す限り人がいませんでした。この落差。

そういえば横浜でも、黒いスーツ姿の若い男女の姿が目立ちました。多分入社式だったのでしょう。これから長いサラリーマン生活、健康に留意されてお過ごしください。できれば、純粋な今の気持ちを忘れないでほしいと思います。

財務省厚労省自衛隊文科省の上級中間管理職の人たちは、どこで初心を忘れたのかなあ。人は弱いですので、初心を忘れずに生きていける何らかの制度設計が必要だと思います。そのために国民のできる唯一の大きなことは、政治の拮抗状態を作ることだと思います。政権が変わる可能性があれば、官僚は、政権の意向より憲法や法令を優先しますよ。国民が総選挙で、自公を連勝させたのが悪いのです

(2)宣伝のうまさ
二日目の草津温泉は、遠かったなあ。矢野口を7時に出発して着いたのが、12時40分でした。もっとも普通電車でしたので。それでも、早いと思われる新宿からの直通バスでも4時間はかかります。やはり遠い僻地にあります。それでも多くの人が集まるのはなぜか。

草津温泉で驚いたのは、若い人の多かったことです。春休み中ということもあるでしょうけど、明らかに若い人の方が多かったです。温泉地というと老人天国という印象なのですが。

草津温泉は、温泉もいいけど宣伝がうまいと思いました。

草津節?がうまい。「草津良いとこ、一度はおいで」といわれれば、多くの人が行きたくなります。
同じ草津節「お医者様でも草津の湯でも、どっこいしょ、恋の病はこりゃー、なおりゃせぬよ、ちぃなちょいな」なんて、博報堂も真っ青のすごい文句じゃないですか。草津の湯は、お医者様の治療よりも効くということを言っていることになるのです。恋愛至上を入れたの、人の心をくすぐります。
筑波山の「ガマの油売り口上」もそうでしたね。何にでも効く「ガマの油」も効かないのが、二つ、禿げと恋の病には効かない」と言っていましたね。


有名な湯畑です。下の写真は、ローマのトレビの泉みたいでした。

草津を訪れた有名な政治家や芸術家や芸能人の名前が、石に刻まれていました。見えますでしょうか。渥美清石原裕次郎などの名前があります。宣伝うまいですね。

帰路は、延々普通列車乗り継ぎ8回、8時間をかけて、家に帰ってきました。