わこさんおめでとう  忘れちゃいけないこと 

松田わこさんが快挙。朝日歌壇で、4人の選者全員が優秀な歌10首の中に、わこさんのこの歌を選んだのです。

ねえちゃんを想ってくれる人がいて今日はほのぼのレモネード日和(松田 わこ



松田わこさんとねえさんの梨子さんは、小学校のころから朝日花壇に登場して、みずみずしい感性で秀歌を披露してきました。私は、彼女たちが小さいころからのファンです。多分梨子さんはいま、大学生かな。わこさんは多分高校生です。

お二人が健やかに成長され、いつまでも新緑のようなみずみずしい歌を全国に届けてくださることを祈っています。

若々しく薄緑に装った木々に歓迎されながら、23キロ先の原町までスタンディングに行った来ました。


参加者は10名です。通行人は多く、「9条を守れ」という署名に協力してくれた人が数名いました。実は今日は、歩行者天国なんだそうです。

左側が私が「護憲反戦のおじいさん」とひそかに呼んでる人です。「護憲反戦」の文字を背負ったジャンパーを着ていることが多いです。今日は原町奉行でして「隠ぺい内閣」を御用にするため「でばって」きました。右側が私です。写真に撮りますと、ちと太り気味なのが気になります。

「GWでも 日曜日でも ダメはダメ 違憲はイケン 安保法制」という歌??を略したものです(笑)

もう安保法制が当然のように闊歩しています。

最大限緩く解釈しても、「個別的自衛権に基づく武力行使」しか認められない現憲法のもとでは、集団的自衛権を認める安保法制は無効です。もし安保政策上「集団的自衛権行使」が必要と考えるなら、憲法を改正してから安保法制を制定すべきです。それが最低限のルールです。基本的ルールを守らない内閣には退場してもらいましょう。それを、大きな顔をして権力を行使しているなんて到底認められません。

「GWでも」の裏はこうです。

前に作ったものです。北朝鮮が体制保障と引き換えに現有核兵器全廃を行ったら、「御の字」です。韓国と米国にはうまくやってもらいたいと思います。中国がどう出るか、というのも
朝鮮半島の今後を左右する大きな裏の力です。日本が米中を超える「すべての核は悪」という独自の立場で行動できたら、朝鮮半島の完全な非核化に役立てたんだろうけどね。世界の非核化にもね。

それでも忘れてはいけないと思います。核兵器は一般人を殺害する非人道的兵器であって認めるべきではないということを


今日は昭和の日だそうです。昔は、昭和天皇の誕生日でした。わこさんの歌と同じ紙面に「戦争の長き影ある昭和の日」(森川忠信)という句があります。

昭和ーなんという激動の時代でしょう。日本の歴史上ずっとご主人様的存在だった中国を侵略し、世界最強の米国にコテンパンにノックアウトされ、唯一の被爆国となった日本。戦後世界最先端かつ人類最高の憲法を持ち、この狭い国土で40年以上世界2位のGDPを持ち、一時は一人当たりGDPでも勝者米国をうわまわった昭和。公害先進国・公害列島ともいわれました。平成は、戦後の昭和の遺産を食いつぶし始めた時なのかな。戦争の経験を忘れつつ。