原町のスタンデイングに行ってきました。
相馬からの応援組を含めて9名参加でした。暑くなく寒くなくいい日和なんですがね。参加人数は減少しつつあります。怒りはなかなか持続しないようです。それにしても安倍嘘つき一派はずるいですねえ。今日加計理事長が、記者会見しました。なぜ今日か、大阪地震の騒ぎであまり注目されないだろうと思ったんじゃないかな。
官邸と打ち合わせしているのでしょう。
帰り道、鹿島(南相馬市鹿島区、相馬と原町の中間です)の妻の実家に、特攻隊生き残りの義父(91歳)を表敬訪問しました。お茶をいただいてますと、例の天皇被災地訪問お話が出ました。
天皇ご夫妻は、原町の全国植樹祭のあと相馬の海岸沿いのホテルに泊まったのですが、その晩、その宿舎の前の広い海浜公園に1500名からの地元民が集まり、提灯を振って歓迎行事をしたのだそうです。
これがその時の提灯です。居間に飾ってありました。義父は、鹿島の神社の総代(役員)をしていて、その神社には、11名の動員がかかり、そのうちの一人として参加したのだそうです。どういう関係か、どこどこ病院で何名なんて割り当てがあったのだそうです。なぜ病院なのでしょう。この提灯代はどこから出るのかと聞いたら、神社庁で出したとのことです。
義父の話「寒い雨の中合羽を着て1時間30分も待って、その間に「天皇陛下万歳」「皇后陛下万歳」の練習を3回もした」と不満げに言ってました。両陛下も窓から手を振ったのだそうです。皇后はその時38.1度の熱を出していたのだそうですが、「準備をしてくれた人がいるので」ということで、そのまま行事を行ったとのことです。
こうなるともう、どこかおかしなにおいがします。天皇制を利用しようとする勢力があって、天皇を尊敬する心情が国民にあって、危険なにおいがします。天皇制がある以上、それを利用する勢力が出てきます。気を付けなければなりません。
一昨日、中学校の同期会に参加してきました。
古稀の祝いです。幹事の話ですと、69歳の時にやるのが正式なんだそうです。ほんとかいな。それはまあ、どうでもよいことです。
86歳の恩師が二人参加してくれました。どちらも男性でして、挨拶をいただいたのですが、まあしっかりしていること、若いこちらが負けそうでした。
中には、まだ現役の人もいました。もうやめたいんだけど、「会社に頼まれて」とか、「代わりがいないんで」とか言ってました。自営の方は、まだまだやる気満々という感じでしたね。そうは言っても、500名の卒業生のうち、集まったのが54名です。もっと集まっても良かったと思うのですが、少ないですね。集まれないそれぞれ事情があるのでしょう。中卒以来50余年人生いろいろだったと思います。
それにしても1学年500名ですからね。学校全体では1500名ですからねえ。団塊の大波が中学校に押し寄せたわけです。その大波が労働市場から退場しているわけです。厚労省資料では、生産年齢人口(15歳から64歳)は、1997年の8700万から2016年7700万に減少しています。1000万の減少です。若者の就職率が高いのは当然です。大量の退職者が出ているのですもの。安倍首相の政治がよいから若者の就職率がよいわけではありません。