デモと集会で盛り上がった「生業裁判」仙台高裁初公判

今日10月1日は、私たちの「生業訴訟」の仙台高裁の初公判の日です。

「生業裁判」は、福一原発事故関係の原告の一番多い(4000人)裁判です。昨年10月10日福島地裁で、基本的には原告側勝訴といえる判決をもらいました。判決は、国と東電の責任を明確に認めました。ただ、損害賠償はかなり不十分で、私達も被告の国・東電も上告していたものです。

裁判の勝利を期してデモ行進が行われました。

デモ出発前の集会での中島原告団長の「檄」

出発直後のデモ隊。3梯団に分かれました。気温が28度で暑かったです。ただ台風の影響で風が強く気温のわりには楽でした。

仙台では有名な青葉通りのデモです。定禅寺通りと並んで「杜の都」を代表する通りです。

沖縄からの参加者です。仙台の一番の繁華街一番町です。原告団200名と仙台の応援100名で300名のデモ隊でした。相馬・南相馬からは50名弱参加しました。太鼓のリズムに乗って「再稼働反対」「日本のどこにも原発いらない」「福島返せ」「生業返せ」「海を返せ」「農地を返せ」などのコールをして歩きました。3年前の「安保法制反対」のデモを思い出しました。あの時は500名の参加でした。

高裁に入る原告・弁護団です。

模擬裁判です。私、不覚にも眠ってしまいました。その後交流集会では、各地の原告団代表と宮城の応援代表のあいさつがありました。いずれの挨拶も要点を抑えた、とても力づけられる話でした。沖縄県知事選の辺野古反対派の勝利に触れた話もありました。

その中で一番「お」と思ったのは、今日から宮城では「女川原発再稼働反対」の署名を始めるということでした。宮城も頑張っているなと思いました。

私のプラカードです。2年前官邸前抗議の時使ったものの再使用です。