「なにしてんの」

今日スタンデイングをやってますと(相馬、5名参加、SDカード忘れのため写真なし)小学一年生が通りかかりました。珍しく声をかけてきました。(男の子)


「なにしてんの」
一瞬私は「う」と詰まりました。
私は、「みんなにこうでしょう、と言ってんの」と答えました。彼、プラカードを見たのですが勿論わかるはずがありません。彼が見ていたのはこれです。あいにく字が多すぎ。

今日安倍首相は予定通り消費税を来年10月に実施すると発表しました。立憲民主党は消費税を据え置くと言ってます。共産党は消費税にもともと反対です。消費税据え置きを今後の国政選挙の一番の論争点にすべきです。その場合野党は、消費税に代わる財源も明示すべきです法人税を元に戻すとか、相続税強化とか所得税の累進率を強化とか明示すべきです。
安倍政権のこれまでを見ると世論の動向を見て消費税再々延期という手を打ってくることも考えられます。その時財源問題が浮上します。野党が財源を示していれば、自公政権の消費税に代わる財源を問う手段とります。

野党は、消費税据え置き・別な財源をできるだけ共通公約にするよう努力すべきです。勿論各党で違うところも明示すべきです

そのほか、野党共闘の場合の共通公約が出来そうです。
これまで自公・安倍政権が行ってきた戦後民主主義・平和主義の否定を清算すること、つまり特定秘密保護法・「共謀罪」法・安保法制廃棄」は共通公約になるでしょう。勿論、森加計疑惑追及・安倍改憲反対・日米地位協定改定・嘘をつかない政治等も共通公約になるでしょう。辺野古移転反対の共通公約は難しいかな。

原発なしのエネルギー政策については共通公約を何とか作るべきです。とにかく共通公約を打ち出すことです。

選挙互助会としての共闘だけではだめです。具体的政策で共闘を明示すべきです。昨年の選挙互助会としての小池・希望の党の失敗を忘れてはいけません。

昨日朝日新聞に、九電管内で太陽光発電の買い取り停止が起こったという記事が出ました。発電量が多すぎるのだそうです。なぜ太陽光発を制限するか、その原因が、原発による発電を優先することも一因のようです。・・・ふ、ふ、ふざけている!政権が原発をベースロード電源と位置付けているのが大きい。政権交代がほしい。記事によると、外国では発電量を制限する場合原発の発電量を制限することもあるとのことです。

野党は、原発をベースロード電源から外すということも共通公約にすればよい、それぐらいはできるでしょう。

今日のスタンデイングでは嬉しいことがありました。小学校低学年くらいの子供が車の中から手を振ってくれたことです。勿論彼女(女の子)は、私たちのプラカードの意味は分からないでしょう。お母さんが手を振れと言ったのだと思います。それでも彼女は、こんな風に「街角で自分の意思表示をするのはいいこと」と言う印象を持つでしょう。

私達の貧弱なスタンデイングも民主主義の小さな礎になっていくだろうと思いました。