今日は、9のつく日で、原町のスタンデイングに行ってきました。良い日でしたが、参加者が7名と少なかったです。安保法制に反対して始まったこの行動ですが、だんだん参加者が少なくなる感じです。
慣れと忘却は恐ろしいです。
おりからNHKの昼のニュースでは、安保法制で拡大させた紛争地への自衛隊員の派遣が自民部会で決まったとのことです。
この2名は、シナイ半島の多国籍軍の司令部要員で、どうってことないように思いますが、これまでしてこなかった多国籍軍への参加です。
2018年9月19日「蟻の一穴、多国籍軍参加」という、拙ブログで取り上げたように、自衛隊の海外展開の大きな一歩となります。反対の声をあげましょう。
幟り旗には、(原発)汚染土再利用STOPという字が見えます。汚染土や汚染水をどう処理するか、難しい問題です。
まったく東電と国は困ったことをしてくれました。それなのに千葉地裁ではその責任を認めない判決を出しました。
「津波を予想出来ても対策は及ばなかった」というのは、認められない判決です。非常用電源等の防水や高台移転をしてれば、こんなことにはならなかったはずです。東海原発のように陸上に堤防を作っていれば事故は防げた可能性が高いとも思います。
事故対策とは万一に備えることでしょう。なぜ万一に備えなかったのでしょう。責任も認めず、汚染土再利用とか、汚染水を海に放流なんて論外です。
昨日は地元のスタンデイングでした。
昨日も快晴の中でした。いい天気なので娘と孫も散歩がてら参加しました。
プラカードを持つのが妻です。孫は女性ですので戦争にはいかないでしょうけど、孫の恋人や夫や息子が戦争に行っては困ります。
だからと言って自衛隊ならいいかというのも、どうも変です。仕事だから戦って死ぬこともやむなし、と簡単に考えてはいけないと思っています。
「やむなし」という立場に立っても、
少なくとも、国民全員が日本国が戦争を起こさないよう、日本国が戦争に巻き込まれないよう努力する義務があると思います。戦ってもらうとしても、自国が侵略された場合のみ、戦うということに抑制すべきです。(拙ブログ2014年1月27日自衛隊員に先に死んでもらうべ」)
憲法9条と孫と娘です。
9条を守るとは、現在では二つの意味があります。
一つは、日本の安全保障方式についてです。それには、非武装で行くか、武装かつ専守防衛で行くかという大きな違いがあります。そのどちらも「9条を守ろう」には含まれます。
しかし少なくとも安保法制=集団的自衛権の部分的行使は含まれません。それは国民多数の意思と思います。
もひとつは、安倍政権の9条憲法改正について反対という意味です。彼は、単に自衛隊を憲法に書き込むだけと言いますが、安保法制下の自衛隊を合憲にするという改正です。かわいそうにも安倍氏が違憲の存在にしてしまった自衛隊を合憲にしようと言うたくらみです。
久しぶりに新しいプラカードを作りました。
出撃前の自宅で撮りました。
国の借金を大幅に増やしても多くの国民の生活はよくなりませんでした。安倍氏がよく誇る就職状況の良さは、その根底に団塊とその前後の大量の労働力の退場があります。苦しくなった生活の足しにとバイトやパートが増えてるのが実質賃金の低下にあらわれているのでしょう。もうアベノミクスの失敗は明白になりました。
外交の安倍なんて言いますが、何か成果は上がったのでしょうか。八方ふさがりでしょう。首脳会談を一番多くやった露国大統領は、「(北方領土)交渉は減速」していると言ってます。
人権や平和では、安倍政権は一歩でもそれを進めたでしょうか。そうは思えません。人権や平和を後退させた数々の法の成立と執政には枚挙にいとまありませんけど。
与党の利益に貢献する小選挙区制は簡単に覆せません。となれば小選挙区制によって再びの政権交代しか現状を打開できないでしょう。それが無理でも与野党の勢力拮抗が必要です。そのためには野党共闘が緊急の課題です。