相馬地方の 台風19号の被害/久しぶりの「いだてん」に感動しました

こちら相馬地方では、この台風でだいぶ大きな被害が出ました。相馬市内を貫流する宇多川が、多分2か所で氾濫、一か所以上で溢水したと思います。相馬市内の所々で床上、床下浸水がありました。

 

我が家でも昨夜午後11時過ぎに床下浸水となりました。家の前の道路は濁流が流れる水路となってしまいました。車は高い所へ移動しておりまったく無事でした。

 

床下浸水は、短時間に引けて大きな影響はありませんでした。物置は20センチほど

 冠水しました。多くのものが濡れましたが、特に大事なものはありませんでした。

 

私の畑はだいぶやられました。白菜・ピーマン・ほうれん草・ブロッコリーが倒れました。玉ねぎ苗は、約4分のⅠ流出しました。

 

一番大きな被害は、相馬市、新地町、南相馬市鹿島地区の断水です。本日午前10頃、緊急のアナウンスがあって、すぐポリタンクを購入に行きましたが、すでに売れきれでした。少し殺気だった感じがありました。

 

昨晩から風呂に水を張ってましたが、家にあったすべてのペットボトルやボール・鍋その他に水をためました。しかし、復旧の見通しが立たないということです。長期化は困ります。1週間~1か月という説が流布しています。出来るだけ早い復旧を望んでいます。

 

 

例えば隣の丸森町など私達よりもっと大変な地区の人たち、健康に留意して頑張ってほしいと思ってます。また、まだまだ被害が起きる可能性のある地区の人たち、気を付けてください。

 

地球温暖化断固防止!省エネに努めよう。おー。

 

久しぶりに「いだてん」を見ました。何べんも涙が流れました。ごく時々しか見てないので話の続き具合はわかりません。けれど、このドラマは傑作だと感じました。

 

ドラマの最後の、落語家の言葉に感動しました。敗戦直後です。「また貧乏からだな。日本はみんな貧乏になった。いいじゃないか、これからみんなして上を向いていくだけだい」(言い方は正確ではない)

 

いろいろダメなところ(不完全な戦後処理、米国従属、弱い所=例えば沖縄への矛盾のしわ寄せ)はあったけど、戦後日本は素晴らしかったと、戦後を生きた俺は思います。

 

連続してNHKを見ました。「東京ブラックホール」。これは東京オリンピックの1964年を描いたドラマ風のドギュメンタリーという感じでしょうか。

 

基調は、戦後日本の一つの達成といわれる東京オリンピック当時の暗い世相です。環境汚染、環境破壊、低賃金長時間労働、出稼ぎ、売血、劣悪な住環境、今に至る赤字国債の始まり等々です。

 

素晴らしい栄光の戦後か、悲惨な戦後か、どちらか。私はそのどちらも真実と思います。

 

しかし、間違いなくこうは言えます。「戦後日本は戦前日本よりは格段にいい」と。