哺乳類に生まれて、最高

孫あかりは、二つの病原菌に冒されて、39~40度の熱が続き、とうとう公立相馬病院に入院しました。今日で3日目です。点滴をしていますが、熱が上がったり下がったりです。柵のあるベットですので、いやだいやだと暴れます。まだ2歳前ですので、聞き分けがあるはずもありません。本人もですが、母親も大変です。父親や私たちがあかりの面倒を見ようとしても、「ママ、ママ」で、ほかの人には「どいて」です。早く治って家に戻ってきてほしいです。

 

私は、家事に専念です。風呂洗い、洗濯物干し、食事の用意、片付けです。おにぎりを中心に病院で母親などが食べる分も作ります。

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あかりの相手がなくなり、梅雨のため農作業・散歩もできず、家でのんびりです。そのため久しぶりに読書をしました。

 

図書館から借りてきた、小川糸の「つるかめ助産」を読み終ました。

 

表題は、この小説の中で、出産した女性が言った言葉です。妙に納得しました。出産時には、人間から獣になり、二人身になると(出産すると)人間に戻る、という表現も、説得的でした。

 

1年近く自分のお腹で小さい受精卵をそだてて、つわり・けだるさ・不安・最後には激痛の中出産した経験が、言わせた言葉です。私は男ですけど、そうなんだろうなと思いました。

 

この小説は、語り手=主人公も含めて「つるかめ助産院」で妊娠・出産する女性たちとそれを応援する助産院スタッフの話です。登場するすべての人が、大きな辛さを抱えています。そして他人や自分の妊娠・出産にかかわることで、救われていきます。読んでいるこちらも「良かった良かった」と思いました。

 

女性は不思議で偉大と思いました。また、人が生まれたことの奇跡と生きていることの貴重さを思いました。生まれたこと、生きていることを大事にしなければと思いました。

 

小川糸は、3度目の経験です。「食堂かたつむり」は印象的でした。NHKドラマ「鎌倉代書屋物語」も良かったな。彼女の本、他にも読んでみたくなりました。

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読了後、NHKBS4kを見たら「大草原の小さな家」を放映してました。再放送です。それが偶然、このシリーズの中でも大傑作と思えるものでした。題は「ローラの祈り」です。

 

ローラは、インガルス一家(主人公たち)の次女です。3人の娘の下に、父親待望の男の子が生まれます。ローラは、父親が生まれた男の子を溺愛することに、嫉妬します。ところがこの子が亡くなります。ローラは、嫉妬したことを深く深く反省して、神に祈ります。「私を召されて、赤ちゃんを父親に返してください」と。そして家出して、神に近づくため、高い岩山に登ります。もう寒いころです。危険です。・・・この岩山で、見知らぬおじさんに会います。・・・。

 

ローラの純真さと愛、父親の愛、家族や隣人の愛が描かれます。そうして神の愛が描かれます。感動しました。いいドラマです。

 

大草原の小さな家」は、米国の、キリスト教精神・開拓者精神・草の根民主主義の良さに裏打ちされた、健全さがあふれるドラマだと思います。私は、シリーズの半分も見てないとは思いますけれど。

 

米国の本来の姿って、あんなだったのじゃないのかなと思いました。あんな米国なら信頼できると思いました。