暑苦しい

暑苦しい。朝4時少し前目覚めた。何せ、寝室にはエアコンなし、おまけに網戸なし。扇風機のみだからなあ。居間にはエアコンあり。引っ越ししようか。

 

そのまま起きる。畑に行く。キウリがなり始めた。今日のメインは、秋口に食うキウリ

の種まき。ジャガイモを起こしてみた。予想よりは良くない。まあ、株によって違うから、これからに期待する。

 

暑い、なんせ農作業は長袖だからなあ。

 

暑苦しいと言えば、昨日のNHKスペシャルの中国の海洋進出の話し。海洋進出については聞いていたが、手口がよくわかった。最新鋭の浚渫船で、砂を吸い上げサンゴ礁を埋め立て人工島をつくる、そして海軍基地を造るという手口である。強盗である。

 

番組では、中国もはじめは、そろりそろりとやって、国際社会が反応がないのを見計らって一気にことを進めたと言っていた。

 

そのころの国際社会は何をしてたのか。日本政府は何をやっていたのか。少し始めたところで、大いに非難すべきであった。

 

フィリッピンの訴えで、常設仲裁裁判所が、人工島は認められない、中国の領有を認めない、国際法違反であると判断したのは当然である。

 

 

番組では、沖ノ鳥島の日本のEEZ周辺で、中国の調査船が調査しているのを紹介していた。中国の調査船がアフリカや南米でも行動していて、中国の勢力を扶植しようとしている。

 

日本負けてるぞ。頑張れ。敵基地攻撃能力に使う金があったら、こちらの方に使うべきだ。浚渫技術や調査性能・開発能力の向上に使うべき。勿論、サンゴ礁埋め立てのような山賊行為をしてはいけない。無法者中国のまねをしてはいけない。しかし、合法的な競争は大いにやるべし。

 

さてこの中国の海洋進出にどう対応するか。フィリッピンの前大統領のように、中国からの見返りを期待して、妥協する手もある。

 

私は国際法に中国を従わせるという方向がいいと思っている。例えば尖閣問題。いつも言う通り国際司法裁判所にゆだねようと、中国に提案するのがいいと思っている。

 

「裁判所に決めてもらいましょう」というのに、侵略は難しいだろう。現在日本が実効支配しているのに百歩も二百歩も譲っている。これを大いに世界に宣伝すべきである。

世界の多くは、日本の味方になる。国際司法裁判所の判定は、日本に有利と思う。だから中国は裁判には乗ってこれないはず。こうすれば、中国は身動きが取れないと思う。

 

裁判が尖閣は中国のものとなれば、施政権を明け渡せばいい。世界に「司法による解決の範」を垂れることになる。国際法に従うという例を示せる。

 

ただこの裁判所作戦(国際法の支配作戦)、台湾が絡んでいるから厄介だ。台湾も尖閣領有権を主張している。台湾とも国際司法裁判所で争うか?となると中国が逆上するな。何せ世界は、中国の正当政府は、北京政府と認めているから。日本も踏み絵を踏ませられる。難しい。

 

 

とここまで書いていたら、今日のスタンデイングは中止という連絡が入った。

(以上午前中)

そこで、チャンスという事でひさしぶりに遠出を考えた。温泉がいい。もうずいぶん行っていない土湯温泉とか遠刈田(とうがった)温泉とか、提案したが、妻が全然乗ってこない。

 

近頃どうも意見が合わない。

 

結局、名取で映画を見ることになった。面白そうなのがない。ここで意見がぶつかって物別れとなると気分が悪いので、妻の提案で「峠」となった。

 

長岡藩の家老河井継之助が、官軍(西軍)と奥羽越列藩同盟(東軍)の仲立ちを意図して失敗し、長岡藩は官軍に敗れ、会津に逃げる途中で河井は死亡という話である。

 

いまいち、いまに、面白くなかったな。

最後の侍というキャッチフレーズであったが、武士とは何ぞや、どうもぴんと来ない。西軍と東軍の間に立って局外中立という彼の作戦が不調に終わった、その経緯がいまいちである。今で言えば武装中立作戦の失敗と言えそう。この辺ももっと深く描いてほしかったな。

 

 

エアリの映画館で一番思ったことは、寒すぎるという事である。俺はTシャツ・半ズボンといういでたちであった。これホント。電力ひっ迫なんて騒いでるんだから、この巨大施設もっと温度を上げてもいいのではないか。