旧友とのお楽しみ会(2)

5月29日の30歳前後時代の旧友たちとのお楽しみ会に続いて、6月13日、20代前半の旧友たちとのお楽しみ会があった。

 

最初に就職した職場での友人たちである。時に電話をすることがあるが、顔を合わせるのは、何年ぶりだろうか。

 

場所は、郡山市磐梯熱海の伊東園磐梯向滝ホテルである。ここも伊東園ホテルチェーンに買収されたのだろう。

恐ろしく安い。一泊二食付きで8000円、しかも1時間半飲み放題ときている。夕食も朝食もバイキング方式。

こんなでやっていけるのか?なるほど人手をかけていないのが良くわかる。4時に入室すると、もう布団が敷いてある。

 

こんなに安いので、平日の木曜日でも満員だ。手続きが遅れた私たちは、食事は2回目。夕食は、7時半から、朝食は8時半からだ。しかし安いので文句は言わない。食事は、まあ普通である。私は「腹いっぱいになればそれでよし」派なので、文句はない。

 

外国人をさっぱり見かけなかったのは驚いた。安すぎでビビったのだろうか?磐梯熱海に魅力がないのか?多分惹きつける何かがないんだろうな。

 

そういえば福島県の有名温泉地、福島市の郊外かつての大歓楽地の飯坂温泉郡山市奥座敷磐梯熱海温泉、この前泊まった二本松市郊外の岳温泉、いずれも寂れている。

景気低迷と人口減とコロナの影響かなあ。原発事故の影響もあるかもね。

 

須賀川のT君、私を見て開口一番「どこの年よりかと思った」だと、フン。私は「すぐわかったよ」と言ったが、実はホテル内から観察していて、よーく見て、これだろうと見当つけて、声かけたんだ(笑)

 

会津のS君はすぐわかった。俺「ずいぶん痩せたなあ」S君「そうかい、そんなでもないだろう」。思ったのは、癌じゃないかと言う事だが、幾らなんでもそうは言えない。

 

我らは、隠し隔てのまったくない間柄である。若かりし頃の夢や失敗やお互いの考えや性格・クセをよーく知っている。しかし、「癌じゃないか」とは言えなかった。その年齢だからなんだろうなあ。

 

T君は、10年ほど前、胃がんとなり胃の3分の1切除している。S君も数年前脳梗塞を起こしたが、発見が早く救急救命室で命を取り留めた。今度は俺の番か、なんて思ってしまう。

 

お互い将来のことが一番気になった。T君には40代のお子様が3人いるがいずれも未婚

S君は、一人娘夫婦と同居だが、子供の見込みはない。私は孫一人と同居であるが、彼女が結婚して外に出れば、あとはない。

 

 

結婚する、しない、子供を持つ持たないは、各人の自由である。

 

そこで問題なのは、身辺整理である。

用意周到なS君は、身辺整理に励み、葬式・遺産のありか・相続のことを紙に書いてその置き場所を妻と娘に言ってあるとのこと。T君は、何もしないし何も書かない、何も言わない、好きにしろと言ってあるそうだ。彼らしい。その中間が私かな。認知進んだ後、死後のことについて、日頃妻・娘に言ってある。

 

 

こんどまた!と言って別れた後、またすぐに会いたくなった。S君・T君には、家に帰ってすぐ電話した。まるで恋人のようである、俺には経験がないけど恋人ってこんななんだろうな。「こんど」はあるんだろうか、そう思う。「命なりけり」と言えるんだろうか?

 

 

二日後・6月15日は、地元での中学校の同期会である。13歳から15歳の友人である。泊なしで1万円である。オードブル方式である。66人の宴会だから高くもなる。

 

2時から7時までの長丁場である。一次会が総会で、食べながら飲みながらの総会である。メインは、各クラス別の自己紹介であるが、殆どわからない。何せ学年500人の生徒だからなあ、ましてや中学時代の俺は、.消極的存在(今もそうだが)で、付き合いが狭かったので、知らないひとが殆どなのは当たり前である。

 

二次会は同じ宴会場の別な会場で、メインはカラオケである。カラオケと言っても、ほとんどだれも聞いていない。そう、話に夢中なのである。そして、お料理は一次会で残したものを、お店の人が集めて持ってきて、そこから各人好きなものをとるという方式である。

 

こんな無茶しゃべり、誰が食ったかわからない料理の残り物、コロナ華やかなりしころ

には100%考えられない、いいのか悪いのか。食材が無駄にならずいいとは思うけれどね。

 

今回が最後ということで、小学校以来の友人Y君も参加した。私が時々アッシー君をしている。10数年前脳梗塞とテンカンをやり、現在要介護3である。バスの乗り降りやトイレや会計等なかなか一人では難しい。彼は4時過ぎ、タクシーで帰った。

 

私は、半分居眠りをしながら7時まで粘った。大したおしゃべりもしなかった。幹事会(私も20人の幹事の一人)では、今回が終りと言う事だったが、なんかもっとやってと言う希望が多く、どうなるかわからない。俺はもう最後にしたい。つまらないから。

好きな奴が集まってやればいいと思う。

 

俺がも一度会いたい人は、こなかったね。小学校の時よく遊んだH君。何でも話せたN君。勉強が良くできたO君。沖縄出身のY君。「北上夜曲」を美しく歌ったTさん、そしてわが初恋の人・Kさん。Kさんは、町でたまに見かける。腰が曲がり右に傾いて歩いていた。美人で、おきゃんな、意識過剰のKさんだもの、そんな姿、同級生に見せるはずないさね。

 

こなかった他の人はどうしたろう。

 

500人中、たった66人の参加、どうしたのかな皆。人生の茫漠たる、を感じますね。

 

高校・大学・学寮が一緒のS君から聞いた。11月に は寮の集まりがあるんだとか。前回は、私が司会で自分は楽しめなかったので、今回は、単なる参加者で楽しみたいな。

 

しかし、今回は静岡県の熱海だとか、旅館だかホテルだか貸切るとか。熱海は遠すぎるよ。仙台や東京でやったらいいのに。

 

しかし貸し切りはいいなあ。下手すると、寮時代の高歌放吟になりかねないからなあ。

 

あの映画「東京物語」の主人公夫婦が、他の客がうるさくて眠れなかったなんてことのないようにね。まあならないだろう、皆、年だもの。

 

今のところ参加するつもり。小金持ちの老人が旅行して散財するのは、日本経済にいいことだ。