NHK+で「空からのクルージング・特別編ークロアチア・ダルマチア地方」を見ました。
月並みですが、キラキラ輝く澄んだ海水、紺碧の海と空、赤や黄色に統一された屋根、美しい石つくりの教会、・・・見惚れてしまいました。
クロアチア・・・聞いたことはありますが、どこにあるかよくわかりませんでした。
ましてや、ダルマチア地方なんて初めて聞きました。
地図で確認しますと、ダルマチアは、クロアチアの海岸部で、イタリアとバルカン半島の間のアドリア海に面した地方です。
クロアチアの北は、スロベニア、ハンガリー、南はボスニア・ヘルツエゴビナ、セルビア、アルバニア、マケドニアの諸国があります。
昔聞いたことがある人も多いでしょう。何か血塗られたイメージを持ちませんか。
そうなんです。これらの国々は、東西冷戦時代社会主義のユーゴスラビアという国でして、社会主義ユーゴが崩壊後、入り乱れた諸民族や諸宗教間の殺し合い=戦争・虐殺・民族浄化があったところです。
番組は、この絶望的なユーゴ内乱には触れません。美しい絶景を見せてくれました。時々、字幕で、美しい遺跡やその歴史の簡潔な紹介していました。古代ローマ時代から中世・近世の遺跡のようです。
比較的詳しく紹介してたのは、この地方出身のローマ皇帝ディオクレティアヌス帝に関する遺跡でした。WIKIで見ますと、ローマ帝国の危機を専制君主制・4分割方式で立て直そうとした人のようです。キリスト教弾圧でも有名な皇帝のようです。
一番印象深かったのは、クロアチアの最南端ドブロブニクです。知りませんでしたが、クロアチアで二番目に大きい街だそうです。
14世紀から1808年ナポレオンに占領されるまで、強力な大国に対して、独立を維持した町だそうです。
イスラム教徒やヴェネチアの侵略に備え、長い城壁を作り要塞を構築したそうです。その要塞の門に「どんな黄金を積まれても自由を売り渡してはならぬ」という言葉が刻まれています。イソップからとった言葉だそうですが、何語なんでしょうか、石に刻まれた文字は見えますが。
ドブロブニクは、独裁や汚職を嫌い、総督は1か月交代・公職中は、家族との面会も禁止、総督館から外出禁止だそうです(すごい!)
50か国に商館を設置し、外交に力を注ぎ、時に領土を譲り、食糧備蓄に勤め、専守防衛をもっぱらにし、住民は長い安定と繁栄と自由を享受したそうです。(すごい!)