いよいよ明日が参院選投開票日ですね。どこに投票するか。
物価高対策に、減税か給付かというのが、初めのころの大きな争点だったと思います。
減税も給付も、今の苦しい生活に役立つものと思いますが、どの政党の財源論もいまいちはっきりせず、副作用の検討も必要で、よくわかりません。私は、今の苦しい生活対策も大事ですが、将来の生活はもっと大事なので、減税にも給付にも反対です。ですので、投票基準になりません。
根本的な課題である経済成長・社会保障・子育て・農政・エネルギーについて、どの党もいいことを言ってますが、これも財源論が大事でこれを明確にしないと無意味と思います。で、これも投票の基準にしません。
トランプ関税対策は、どの党が対応しても、相手が何が出るかわからないトランプゲームですので、どうにもならないでしょう。
外交安保では、私は、武装中立論でして、直接自分の考えにあう政党はありません。近いのは共産党かな。
選挙戦途中からクローズアップされてきた外国人政策では、私は現状認識を、外国人がいなければ、経済が回らず、将来についても、もっと外国人に活躍してもらった方が良いと思うので、外国人の排除の傾向のある参政党や保守党は、投票対象外です。
最近投票する際考えるべき重要なことは、選択的別姓制度に対する各政党の意見と思ってます。
というのは、選択的別姓制度についての賛否は、その制度以上に大事な、各政党の考えを反映していると思うようになったからです。
選択的別姓制度は、希望する人は別姓でもいいよ、もちろん同姓でもいいよということです。
この制度に反対または消極的な政党は、いろいろな理由をつけて(日本の伝統とか家族の一体感とか通称を大事にすればよいとか子供が・・・とか)、別姓を希望する人の自由を侵害しているということです。
私は、この制度に反対または消極的な政党は、個人の自由を国家または社会または多数派が制限してもよいと考える傾向があると判断します。
私は、社会や(現状では)国家が必要と考えます。しかし社会や国家も構成員の自由をできるだけ尊重すべきと思うのです。
現憲法13条にこうあります。
すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由、および幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
公共の福祉についてはいろいろ考えられますが、少なくとも、夫婦別姓が公共の福祉を害するとは思えません。
夫婦別姓に反対する政党は、この制度が、公共の福祉に反するということを言わねばなりません。
私は、公共の福祉は、社会全体の利益(多数派の利益)とか国家の利益とは全く違い、個人の権利と個人の権利がぶつかった場合、どう調整するかという時の調整原理が公共の福祉と考えます。
(伝統とか家族の一体感とか通称を大事にすればいいとか子供が・・・)とかいう政党は、公共の福祉を、社会全体の利益(多数派の利益)とか国家の利益と考えて、個人の自由を圧殺する危険な傾向を持つ政党だと思います。
私は、憲法第13条を最も大事な決まりと考えます。
個人の尊重とは、ある人のすべての属性を超越する概念と思います。
男だから、女だからとか、結婚したから、しないからとか、子を産んだから・産まないからとか、勉強できるから・できないからとか、障害があるから・ないからとか、にも関係なく、
資産がある人も、ホームレスの人も、女らしくない(?)女も、男らしくない(?)男も、、0歳児も、高齢者も関係なく、
働いているから・いないから、要支援だから要介護だから、生活保護をもらってるからにも関係なく、
お医者の人も土方の人も、健康な人も病気の人も、
昔悪いことをしたからとかいいことをしてきたからにも関係なく、
天皇神聖論者だろうが、天皇制廃止論者だろうが関係なく、・・・まだ罪を償っていない犯罪者以外は、
全員、いい悪いなどの価値判断をされず、尊重されるということ、と思っています。
夫婦同姓が好きな人も夫婦別姓が好きな人も、尊重されるということです。
繰り返しますが、別姓制度に反対あるいは消極的な政党は、別姓制度に賛成な人の自由を侵害してます。個人の人権よりも全体の利益(≒多数派の利益)を優先する危険な政党と判断し、決して投票しません。
この基準で言いますと、全くダメなのが維新・参政・保守、ハッキリ言わない自民もダメということになります。
もちろん自民は、その憲法改正草案(2012年)憲法第13条を 「個人として尊重」から
人として尊重」と改正するといってますので、個人の尊重を毛嫌いする政党なのは明らかです。
参考:10年前の拙ブログ