七草のころからどうも体調がいまいちで、散歩と畑仕事を休んでいます。風邪症状ですが、大したことはありません。お医者にもいかず、大事をとって、寝てばかりという生活です。夕食づくりはしています。
結局、本読みと新聞読みで、すごしています。備忘を残しておきます。
棄霊島(内田康夫)・・軍艦島関連。途中で既読に気づき!!中止。
検察捜査(中嶋博行)・・日弁連に検察捜査が入るという破天荒な設定。検察内部の対
蒸発(夏樹静子)・・飛行機から乗客が消えるというありえない話から、複雑な事件の
展開を描いている。よく理解できず。でも読みやすいので最後まで読んだ。
葉桜の季節に君を思うということ(歌野晶午)・・・何か騙された、というのが読後感。
「必ず二度三度と読みたくなる究極の徹夜本」と宣伝文句にあるが、なるほど、
どこでだまされたか再読したくなる。うまい。 しかし、読まない。
清張の迷宮(北村薫・有栖川有栖選)・・・短編集。すごいなあ、松本清張。
「点と線」「砂の器」「ゼロの焦点」等有名な長編は読んだが、短編小説は、あまり
読んでいなかった。
この短編集には、「佐渡流人行」「天城越え」と知っているものもあるが、意外に知らないものが8編あった。いずれも面白い。
特に印象に残ったのは「装飾評伝」「月」である。
前者は、不幸に死んだ天才画家の人生を、小説家が書こうとして調べていって、画家とその友人の(多分)真実にたどり着いたという話である。人間の心の深淵を描いていて、恐ろしい。
後者は、主流から外れた老いた地誌学者と彼の理解者の若い女性の話である。どうなるのかとドキドキさせられるが、最後がすごい。
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「愛国心 強制すべきでない」(岩谷毅氏インタビュー)(1月1日、毎日新聞)
岩谷氏は、自民党の幹部の一人。日の丸の損壊を刑事罰にする法を作るという維新と自民党の連立合意書、参政党も同様案を提出している状況なので、岩谷氏の意見に興味を持った。
彼の意見
①日の丸が壊されたり破られたりする事件があるわけではない。立法の必要はない。
②日の丸を尊重する意識が国民に共有されており、処罰によらずそういう状態があるのが望ましい。愛国心は涵養すべきであって強制すべきでない。
③国旗を損壊するのも表現の自由という意見には賛成しないが、立法事実がないのにあえて立法するのは、国民の精神に圧迫を加えることになる恐れがある。
④参政党は、日の丸にバツをつけて街頭演説に抗議する人がいるといっているが、それは国家を侮辱するためのものではなく、参政党の主張に抗議するもの。
⑤刑法は何らかのアピールのためのものではない。実際起きている問題を解決するため、やむを得ず禁止規定を設けている。規制は抑制的であるべきで、国民の自由をできるだけ束縛しないことが人権を尊ぶ民主国家としては大切。
岩谷氏の考えは、きわめて良識的な判断で、私もおおむね賛成する。それにしても、維新や参政党は、なんと国家主義的な政党か。自民党内にも、「国民の自由をできるだけ束縛しないのが正しい」と考える人がいるのは、心強い。
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今日の朝日一面に「国会冒頭解散論が浮上」「高市首相が一つの選択肢」と出ていて、びっくりした。
いったん、解散風が吹くと、止められなくなるという。首相が一つの選択肢というからには、もう解散風が吹いたと思われる。
解散・総選挙はありそうだ。
首相から見れば、支持率がかなり高いので、チャンスと思うのは当然だ。
しかし、それは、全くの党利党略選挙だ。まじめに仕事しろ。
高市氏は、「台湾有事は日本有事」で、それは「日本の存立危機事態」との認識故、参戦するということだ。
とはいえ、中国も台湾進攻の準備はまだないだろうから、そして米国は中国とことを構えないだろうから、参戦の可能性はごく低いと思う。
それにしても、日本国民は、こんな危険な人を総理に据えておくべきではない。
そのほか、上の国旗損壊罪新設や、スパイ防止法制定、外国人排斥傾向、借金増大を気にしない膨張の財政運営を考えると、
自民党・維新・参政・国民の勢力を選挙で減らすようにしなければならぬ。