母のこと、戦争のこと

今日は母の命日です。

 

母は、2012年8月22日、認知症からくる老衰死でした。お医者様に、やがて食べることも忘れるよ、と言われてましたがその通りでした。家で家族で看取りました。

 

彼女は、1918年宮城県丸森町の零細農家(4反百姓)の長女に生まれました。

 

小学校を出てすぐ、東京の鐘紡に勤めたのだそうです。

 

2・26事件を覚えているので、少なくとも1936年(18歳)までは東京にいたようです。

 

その後、母親の看病(脳梗塞で寝たきり)のため、実家に戻って、終戦を迎えました。

 

寝たきりの母親の死後、母は、結婚しましたが、彼女曰く「親の言う通りに嫁に行ったが、数も数えられないような人で、騙された」とのことで、逃げ帰ったのだそうです。

親がお金に困っての結婚だったのかなあ、なんて想像してます。

 

1948年か9年に私の父親と再婚し、1950年私が生まれました。

 

ひどく貧乏な生活だったようです。何せ、私の父親は、敗戦後樺太から引き揚げてきた

一家の長男です。生活の基盤が何もないのですから貧乏なわけです。

 

私が6歳か7歳のころまでの数年間、私の父親は、借金に追われて家にいなかったのだそうです。

 

母親曰く「お前(私)がいなかったら、この家にいなかった」それはそうだろうな、ひどい貧乏な中で、夫がいなくなったのだからね。

 

母は、戦争を忌み嫌ってました。戦争に関するすべてを嫌ってました。

 

私が、中学か高校のころです。自衛隊の訓練をTVで見て「まだ、こんなことやってんのか」といった言葉が印象に残ってます。

 

かわいがってた弟と多分ひそかに慕ってた幼なじみを戦争で失ったことばかりでなく、戦争の惨禍を数多く身近に経験してたからでしょう。

 

一方、「戦争に負けてよかったんだどな」としみじみ言うのを何べんも聞きました。 

 

母はどうして「負けてよかった」といったんでしょうか。私は、その口調の重さに、何も聞けませんでした。

 

小津安二郎監督「秋刀魚の味」で、元駆逐艦長(笠智衆)が、元部下(加藤大介)に軍艦マーチを二人で歌った後に言います。

元艦長「でも、戦争に負けてよかったじゃないか」

元部下「そうですね、変な奴らがえばらなくなっただけでもいい」

 

これは、戦争を経験した日本国民の多くの正直な気持ちでしょう。

 

軍隊内では、バカな上官がえばってました。理不尽にえばってました。銃後でも、

戦争遂行が至上命令となって、理不尽な行為が強制されたのでしょう。

 

私の母は、どうして「負けてよかった」という感慨を持ったのでしょうか。

 

木下恵介映画「二十四の瞳」で、敗戦の玉音放送を聞いて、大石先生の長男が、がっかりしているシーンがあります。

長男「戦争終わった。お母さん(大石先生)ラジオ聞いてないの」

大石先生「あー、終わってよかった。これからは戦死する人はいないもの」

参考:拙ブログ

 

a0153.hatenablog.com

母の思いは、大石先生の気持ちに近かったのかな、と思っています。

 

拙ブログ「これから戦死する人はいないもの」は、安保法制ができる直前の、それに対する危機感で書かれました。

 

それから10年、日本は、戦死する兵士や一般人が出る可能性が格段に高まりました。

 

母が生きていたら、「日本も武器輸出できるようになった」とか「空母を持っている」とか、「敵基地を攻撃できるミサイルをもっている」とか、「世界7位の軍事力」とか、「台湾で米中が戦争したら、日本も米国の味方して参戦する」とか聞いたら、ビックリするでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

ぶん殴ったのを「悪い」と反省しないと、ぶん殴られるぞ

かつて自分より弱かった相手をぶん殴った。その相手が自分より強くなった。

 

「前にぶん殴ったのは悪かった」と言い続けておかないと、その相手は、「ぶん殴って何が悪い、弱いやつを殴ってもいいんだろう」と言って、ぶん殴ってくるぞ。

 

勿論、上の相手とは、中国であり、自分とは日本である。

 

かつて日本は、弱かった中国をぶん殴った。

 

その中国は、いま、日本よりはるかに強い。

 

参考:

マッチョでない人間は 力の差を見る たたかわない方法を考える 26

有為自然 1409 マッチョでない人間は 力の差を見る たたかわない方法を考える 260804 - 人生百年 有為自然

 

 

 

強いやつが弱いやつをぶん殴ってよいなら、日本は、中国にぶん殴られるぞ。

 

それでいいのか。

 

しかも、かつて日本は、中国をひどくぶん殴った。やられる理由はある。ひどく復讐されるかもしれないぞ

 

それでいいのか。

 

「中国なんぞにぺこぺこするな」「中国なんぞ大嫌いだ」「中国と仲良くなんて言っているやつは、媚中派だ、国賊だ」

 

なんて言っている人、いざ中国に、日本との貿易はしない、と言われたらそれでいいのか。

 

「私自身は当事者と言えない世代なので、反省なんかしておりませんし、反省を求められるいわれもない」なんて言っている人、

 

そんなんでいいのか。反省してない=悪いと思ってない、そんならこっちもやってやるぞ、となるだろう、頭ないのか、バカか?

 

「反省なんかしてない、なんて、かっこいい」なんて思ってる人、相手が、「なら、

こっちもやっていいんだな」となってもいいのか?

 

私も、中国にぺこぺこせよとは言ってない。媚びればいい、とも思わない。

 

中国にルールを守れ、と大いに大いに言えばいい。

 

ロシアにもイスラエルにも米国にもルールを守れ、と大きな声で言えばいい。

 

そのルールとはなんぞや。

 

中国もイスラエルもロシアも米国も、加盟している国連の規則である。

 

飽きるほど言っているが、

 

国際紛争は、平和的手段で解決せよ(第2条の3)、武力による威嚇または武力の行使

は慎め(第2条の4)、侵略された場合のみ、武力行使できる(第51条)などである。

 

イスラエルのガザ侵攻も、ロシアのウクライナ侵攻も、米国のイラン攻撃も51条違反である。

 

翻って、戦前の日本も、ルール破りをした。

 

 

日本は、1931年の満州事変以来、中国を武力により侵略した。

 

これは、日本が常任理事国である国際連盟規約の第10条(各国の領土保全、政治的独立)第12条「紛争の平和的解決」第14条「紛争解決手段」等諸規約違反の行為であった。(1920年制定)

 

日本は、重大なルール破りをした。

 

また、1922年結ばれた、中国の領土保全・主権尊重を決めた9か国条約違反であった。

 

きわめて重大なルール破りをした。

 

 

そのルール破りをしたことを反省しないなら、現在、国際社会での発言権がない。

 

廊下を走っていたやつが、それを反省せず、他に「廊下を走るな」とは言えない。

 

 

中国の国連海洋法違反を批判することも、ロシアのウクライナ侵略を批判することもできない。

 

何せ、ルール破りを反省しない=ルールなんて無視してよい、なんだから。

 

高市総理は、昨日の戦没者追悼式で、安倍晋三総理をマネして、反省の言葉を入れなかった。

 

それは、「アジアをはじめとする世界の多く人々に、筆舌に尽くしがたい悲惨な犠牲をもたらした・・・深い反省とともに・・・」(村山総理、1995年8月15日談話)という世界へのメッセージの否定である。

 

反省の言葉を省くというのは、「日本は、戦前の行為を反省しない」、というメッセージととられる。

 

それは極論すれば、日本は、{強ければ、ルール破りはかまわない」と考える。という世界へのメッセージである。

 

それは、「中国も、フィリッピンとの確執で、中国が不利となった仲裁裁判所の裁定に従わなくとも構わない」、「自国が攻撃されてなくとも、中国が、台湾に武力侵攻も構わない」、「台湾進攻のために尖閣や南西諸島武力攻撃も構わない」、ということになる。

 

それは、1945年8月ソ連が日ソ中立条約を破って樺太・千島を攻撃し占領たこともよい。領有してもよいということになる。

 

何せルールを破ってもよいのだから。

 

強いものが、ルールを破ってもいいのだから。日本は文句を言えない。

 

戦前日本が、連盟規則や9か国条約や不戦条約に違反したことを反省し、世界に表明しなければ、そういうことになる。

 

反省しない、という高市を支持する者たちよ、「ルールじゃなく、力が決める」という世界でいいのか?

 

日本はやられるぞ。アメリカに頼って言っているのだろうが、アメリカなんて日本を守ってくれないぞ。

 

米中で世界を二分して支配しようなんて考えも、米国にはあるぞ。

 

 

日本なんて、中露に対するアメリカの前線基地なんだぞ。

 

かつて、トランプは、ウィズやトゲザーでなく、ビハインドと言ったのだぞ。

俺の聞き間違いかもしれないけど。そうだったらいいけど。

参考:

a0153.hatenablog.com

俺の聞き間違いとしても、普通に考えれば、

 

日本は、米国の対ロ・対中・対北朝鮮の前線基地である。米国から日本を見て見よ。すぐわかるだろう。米軍基地があるんだから。

 

そして、前線基地の放棄なんて作戦上当たり前にあるぞ。

 

何、安保条約がある?それって保険にならないぞ。

 

条約違反は、ルール違反だぞ。ルールを守らない日本=戦前のルール違反を認めない日本は、米国のルール違反=安保条約を守らない=日本を守らない、そのことを批判できないぞ。

 

それでいいのか?

 

高市早苗さんは、それで満足だろうけど、それでいいだろうけど、日本国民はそれでいいのか?

 

 

「核禁条約を結ぶ政府を」

昨日は、長崎原爆祈念日で9の日ですので、隣町の9条の会のスタンデイングにぜひ参加したかったのですが、

 

まだ、首・肩・腕のの痛みがあり、長距離運転ができません。それで諦めました。

 

今日は月曜日で、地元のスタンデイングの日です。

 

1時半から30分なんですが、私一人しかいませんでした。

 

今日も一人か、と思っていますと、も一人やってきました。先週の人とは違う人です。

 

今日の私のプラカードは

でした。

私は、どうして日本政府が、核禁条約を結ばないか、結べないか、分かりません。

 

米国に遠慮してなのでしょうけど、米国の核の傘の下にいるから、というのが識者たちの意見のようですが、結ぶとどうなるのでしょうか。

 

貿易や外交その他で、米国政府にいじめられるでしょうけど、日本国内には米軍基地が多くあります。

 

北朝鮮や中国やロシアと日本が戦争になった場合、核禁条約があると日本を守らないのでしょうかね。

 

それでは、安保条約違反です。

 

良く分かりません。

 

核禁条約を結んだ場合のメリット・デメリットを政府や識者は詳しく説明してほしいと思います。

 

日本は、今までのところ唯一の戦争被爆国です。被爆死傷者、被爆関連被害者に対して、日本政府は責任があります。

 

世界人類に対しても、もう原水爆死傷者は出さないという義務があると私は思います。

 

日本政府は、米国との軋轢はあるとは思いますが、核禁条約を結ぶべき責務があると思います。

 

米国は、民間人殺傷という国際法違反の原爆を投下した戦争犯罪を犯してます。本格的に強くは出られないでしょう。

 

国際法というルールをすべての国の行動規範とするためには、

 

日本も戦前の南京虐殺・重慶爆撃等国際法違反、侵略戦争を厳しく反省し、謝罪を世界に明確にすべきです。

 

そのように常に言明し行動すれば、ロシアのウクライナ侵略、イスラエルのガザ侵略、

米国のベネズエラ首脳逮捕やイラン首脳殺戮等の国際法違反を厳しく批判できると思います。

 

これらは世界の多数の国家の支持を得られるでしょう。勿論国連の大勢の支持も得られると思います。

 

そんなことを思いながらスタンデイングに参加してきました。

 

ウーム、30分が限界です。

 

 



墓掃除 とうとう孫が気付いてしまった

畑で第一回目のキウリの片づけをしていたら、妻が「もう6時だよ」と言ってきた。

 

私「それがどうした」

 

妻「墓掃除じゃないの」

 

私「あ、忘れてた」。ということで二人でお墓掃除。

 

私は、もっぱら我が家のお墓の前のお墓の草むしり。この数十年ずっとしている。

このお墓の持ち主とは、一度だけあったきり。だれももう来ない、で、俺がごく最低限の掃除をしている。

 

きっとこのお墓の住人が、我が家のお墓の住人に「どうもすみませんね」と言っているだろう。親戚ではない。

 

我が家のお墓も娘の代には、何とかなるだろう。でも孫の代では?

 

孫が他家に嫁に行ったら、そしてそれが遠くだったら、あるいは孫が独身で、年老いたら、隣のUちゃんのように、兄とともに生きてるうちにお寺に永代供養をお願いするようになるかもしれない。墓地は更地に。

 

それでいい。色即是空。

 

大体隣のお墓の草むしりが終わって、さて「線香をつけるか」と言ったら妻が「自分のお墓の掃除もしなよ。他人のお墓ばっかりでおかしいでしょ」。大体自分のお墓は妻がきれいにしたんだがなあ。

 

婦唱夫随で、渡された雑巾でお掃除。

 

他人の墓掃除をすることに対して、あのおじだったら「お前バカか」だろうな。

おばたちはみんな「変わってるね」だろうな。おやじは無関心だろうな。母は、

「それでいい」だろうな。みんな故人。

 

こんなことを思うのは、やはり墓地にいるせいだろうな。

 

 

家に帰ってすぐ「〇〇チャン(内孫)お誕生日おめでとう」というと飛んできた。

まだかわいい。8歳。

 

朝ごはんを食べて新聞を見ていると

 

 

孫「うち原爆記念日に生まれたんだ。いやな日に生まれた。この日に生まれた人、

みんな悲しいだろうな」

 

今日は、8月6日。私は、うーん。と何も言えない。

 

あーあ、とうとう彼女も気づいてしまった。私は生まれたときからこの日が来るのを恐れていた。

 

ちょうど朝日新聞・天声人語をよんでた時だった。今日の天声人語は、二歳で被爆し、小6で発病し、8か月後に亡くなった佐々木貞子さんと同級生川野登美子たちのことに触れた随筆であった。

 

私は何か言おうと思ったが、何も言わなかった。

 

同紙には、「98歳、広島から」と題して、元広島市長 平岡 敬さんのインタビュー記事があった。

 

同紙社説や声欄は、原爆や戦争関連のことだけ。

 

一番心に刺さったのは、「鬼の形相で母は日の丸を燃やした」という投書だ。

 

投書の最後の一文。「新設された国旗損壊罪。鬼の形相で国旗を燃やした母が存命なら重罪ですか」が心に刺さった。

 

小1の投書者が、次兄の長崎での被ばくによる背中の傷跡を数えて、以下原文「1,2,3,・・・60まで来たとき母は、いきなり立ち上がり、仏壇の引き出しにしまってあった日の丸を燃え盛るかまどに放り込んだ」(引用終わり)のだそうだ。

 

 

国旗損壊罪何ぞ作って、何をやっているんだ自維の日本政府、何をやらせているんだ日本国民。

 

自衛隊関係者の著作を読んで―台湾有事ー

自衛隊トップではありませんが、元自衛隊幹部学校主任研究開発官の著作です。

 

木元寛明氏の「作戦術から考える 台湾有事と国土防衛戦という本です。

 

作戦術とは、近現代の戦争で確立した考え方で、戦争を戦略・作戦・戦術に分けて考える考え方です。作戦は、戦略と戦術の中間に位置しそれをつなぐものという考えのようです。

 

戦略:国家指導者が外交・情報・軍事・経済などの国家資源を運用して国家目標を達成する

 

戦術:戦闘部隊が目標を達成するため、戦術のアートとサイエンスを用いて計画・準備

実行する

 

作戦術について、著者は、古今東西の(ちと大げさです)戦争を例にとって説明し、

台湾有事の時の国土(尖閣・与那国・先島諸島)防衛について説明しています。

 

作戦術は以下の10の要項(著書では要則)に分けて説明されています。

①作戦終了の状況と条件

②作戦の重心

③死命を制する要点

④作戦戦とおd力戦

⑤作戦のテンポ

⑥作戦段階と作戦の転移

⑦戦力転換点

⑧作戦の範囲・攻撃週末店

⑨根拠地の選定

⑩あえてリスクをとる

 

とりあげているのは、ナポレオン戦争・第一次湾岸戦争・イラク戦争・第三次中東戦争・第二次大戦のアフリカ戦線・サイパン島戦闘・ガダルカナル作戦・フォークランド紛争・ノルマンデイ上陸作戦などです。

 

むずかしそうに見えるかもしれないが、そうではありません。戦国時代の戦いや陣取り合戦、騎馬戦やサッカー・ラグビー・アメフトなどと共通の勝つためのやり方です。

 

軍事合理性(勝つためどうするか)は簡明であると思いました。

 

この作戦術を南西諸島防衛戦に応用するのが本書の主眼ですが、大したことありませんでした。

 

④・⑤・⑥についてはあまり言及がありません。

 

①については、尖閣・南西諸島について、中国軍の上陸を阻止すること・上陸された場合排除すること

②については、中国軍の重点は、中国軍を上陸させる「057型強襲揚陸艦」である

③については、強襲揚陸艦を護衛する駆逐艦を攻撃し、さらに強襲揚陸艦を各種ミサイル・魚雷・各種ドローンで攻撃する

④中国軍の台湾侵攻で、日本側方面が弱点

⑤中国軍の先制攻撃で戦闘は始まるので「後の先」で行くべき

⑥作戦は政府は口出しせずに、実施部隊に任せるべき

⑦わが方が先島諸島の制空権・制海権を保持することが重要

⑧防空手段の強化・自衛隊の行動自由度の向上

⑨日本が最初に手出しをしてはいけない

⑩中国に先制攻撃の気配があっても手出しをしない

 

ごくごく当たり前のことを言っています。

 

作戦術以外の著述もあります。

第一章 戦場に想定される南西諸島

南西諸島が、戦場になる可能性があることについて説明しています。

同上諸島は、ランドパワー(大陸国家=中国)とシーパワー(米国)の衝突する場所

米中が太平洋を2分割する考え=西太平洋は中国のものという考え

日清戦争の敵を討つと中国が考える

抗日戦争に勝利し、国共内戦に勝利したが、まだ台湾が残っている、という考え

九段線等勝手な中国領域の拡大

(以上中国の海洋進出の理由)

その後、台湾進攻の手段→尖閣・南西諸島への波及について述べています。

 

→(感想)このような考えもありますが、同書も認めるように、台湾の武力侵攻は

2000万の台湾住民を支配するため、結局陸軍を派遣しなければならず、その運搬・上陸・補給・長期支配の難しさがあり、武力侵攻可能性はかなり低いと想像します。

さらに日本には、台湾有事は日本有事ではないという選択もあります。

 

 

第2章 国土防衛戦の備えはあるか

国防に欠かせない意志と覚悟と行動力という副題で、現在の日本、意志と覚悟と行動力いずれも不足・または欠陥があるということを指摘しています。まとめませんが興味をひかれたこと数個を挙げておきます。

 

〇真の専守防衛は、実行力ある抑止力で、それは、中国国内を攻撃できる能力を自衛隊が持つということだ。核保有も考えるべき。

→(感想) 敵の要地を攻撃できるミサイルやドローン・爆撃機などを考えているのだろうが、これって全面戦争にならないか。筆者は日中全面戦争は考えないといって、どの章でもそれに触れていない。すべての可能性を考えるなら、全面戦争もありうるのではないか。その引き金に敵基地攻撃能力は、なるのではないか。

 

〇惨勝という考え・・・最悪の場合、中国軍に領土の一部を占領され、被害を受け

 中国軍を排除することも考えられる。被害を受けるという意味で惨勝という。

→(感想)先制攻撃をしないのが原則なので、そういうこともあるな。その場合いかに被害を防ぐか。この考えは、南西諸島住民の人命軽視ともいえる。

 

〇世界の紛争は、ランドパワー(ロシア・中国・インドなど)とシーパワー(英国・米国・日本などの争いと考えられる。前者の進出を抑えようとする後者との争い。

→感想(面白い考えだけど、あやしいな。日米戦争・日中戦争・独ソ戦・ベトナム戦争

イラク戦争・中越戦争・普仏戦争・30年戦争…いずれも上の範疇に入りません。)

 

〇日本の自衛隊は、ポジテイブリスト(原則禁止、一部許可)、世界の軍隊は、

ネガテイブリスト(原則自由、一部禁止)である。世界の軍隊のようにすべき。

→自衛隊がどのように(原則禁止、一部許可)なのか、具体的に示すべきです。触れてないのでよくわからない記述です。

 

第4章 戦争に負けるということ

薩英戦争や占守島の戦闘(ポツダム宣言受諾後の千島列島北端でのソ連との戦争)や日露戦争やベトナム戦争に触れているが、まとまりがなく、何を言いたいか不明。

 

全体的な感想

〇前のブログで述べたように、日本国の総理大臣は、武装漁民の大量襲来など、難しい多くの問題を即時に判断せねばなりません。高市氏のように睡眠時間0~3時間では正しい判断が出来ません。またそれを自慢げに公表するようでは、困ります。高市氏は総理の資格がないと思った。

 

〇自衛隊の能力・活動・装備などについて不足を様々言いたてていますが、自衛隊の戦力は、世界ランクで7位とか8位になっていることに言及がない。

 

〇作戦術や戦術は、軍事的に考えて比較的簡明と思った。当たり前のことを言っていると思った。中国の強襲揚陸艦を攻撃するのが要点と言っている当たり前のことだ。

国民が日本の安全保障をどう考えるかという戦略が極めて大事と思った。

 

〇上の文でも言ったが中国共産党軍の台湾武力侵攻の可能性は低いと思った

 

〇核保有は、国際法違反(非戦闘員の殺傷)であり、NPT条約(核拡散防止条約)違反であり、日本が核保有をめざせば、イラク・イラン・北朝鮮のようになる。ましてや、我が国は唯一の戦争被爆国である。数十万の死者、それに(多分)数倍する傷者・心理的障碍者・被差別者への裏切りである。

 

〇日本は、資源・エネルギー・食糧・資材の自国調達のできない国であり、自由貿易で生きてきた国である。

戦争や国家間の重大な対立(貿易制限など)ができない国である。国家的戦略は、軍事的戦争抑止力の充実ではなく、全方位的協調外交を旨とすべきである。

中国とは、日中平和宣言、同平和友好条約の充実の方向を目指すべきである。

 

さらに国連の強化、国際法の強化に尽力すべきである。戦後一番戦争をした米国との同盟は、軍事面では解消すべきである。面白いことに、この筆者も、理想としては、武装中立を言っている。この点で私と同じ主張である。

 

日本は、憲法の平和主義を再宣言すべきである。その一手段として、国際紛争は、国際司法機関にゆだねて解決するという宣言をする。

 

万が一の侵略のため、この本のような作戦術・戦術の研究はすべきである。敵基地攻撃の能力は保持すべきでないと思う。作戦術や戦術についての知識は、平和主義者や反戦主義者も大いに知っておくべきと思う。そこが不足していると思う。

 

 

高市早苗氏の総理在任は、危険

これまでの高市氏の総理大臣の行動で総理大臣にふさわしくないと思う点は、以下のようなものです。

〇他人の話を聞くのが嫌い→独裁傾向

国会軽視=出席率の低さ、答弁書の提出、党首討論回避、不真面目な答弁

討論逃避 記者会見の少なさ、討論会回避

 

〇基本的人権の軽視・抑圧→戦後民主主義の否定

国旗損壊罪の創設=表現の自由抑圧、内心の自由抑圧、

皇室典範改正=男尊女卑思想の温存、歴史的事実の軽視・無視

「働いて働いて働いてまいります」「ワーク&バランス」の軽視

 

〇財政無視の経済政策(財源を考えない)→格差拡大・国家財政・経済の崩壊の危険

今月制定した「骨太の方針」は以下が中心(朝日新聞7月22日)

  財政健全化の目標をやめ、財政の持続可能性に代えた

  2040年まで370兆円の官民投資

  予算要求の上限撤廃

  基礎的財政収支は複数年で管理し、一時的悪化も許容

 

これは、財政出動(どんどんお金を出す)で経済発展を目指すという方式で、その財源は考えていない。また、日銀の金利上昇を抑える姿勢もある。

 

これは、アベノミクスの2番煎じである。アベノミクスは、金融緩和(日銀による金利下げ)、財政出動(政府がどんどん出す)ことで経済成長をめざした。しかし、経済成長はできず、政府の債務は増加し、一般庶民の生活水準は低下した。一方、富裕層の金融資産は増加した(格差拡大)

 

これを再びやろうと高市政権はしている。

 

お金じゃぶじゃぶ、その出どころ(例えば増税)は不確か、という財政なので、赤字国債増加、それゆえ国債の金利は上昇(高くないと買い手がない)、低金利なので円安(円がどんどん増えれば、価値が下がる且つ円を売って例えばドル・ユーロを買う故、円が市場に出回る)が進む。

金利上昇は、政府の返済額が増えることであり、やがて返せない国債デフォルトの可能性が高くなる。

円安は輸出企業にはいいが、エネルギー・食料・資材など生活関連物資を輸入に頼る一般庶民の生活(それに関連する企業)を苦しめる。

 

アベノミクスで、庶民の生活はよくなったか?苦しくなった人が多いと思う。

それを再びやろうとするのが、自民党・維新が支える高市政権だ。危険である。

 

〇人間性については嘘つきとか言われますが、よく知りません。ただ今話題になっているXへの彼女の投稿で、彼女を首相にしておいては危険と思いました。

 

投稿は「久々に5時間睡眠とれた。就任後は、0~3時間睡眠が常態化。その理由は、

持ち帰りの資料読みや答弁資料読みや風呂掃除・入浴・夕食・夕食後の洗い物、洗濯・簡単な掃除などで時間がとられる」と言っている。

 

皆さんどうですか、毎日0~3時間の睡眠でまともな仕事ができますか?できないでしょう。ましてや総理は、緊急時(台湾有事の際の判断、原発事故、大地震、テロ、富士山噴火等々)に最高責任者として即時に判断をしなければなりません。

こんなことを自慢げに(仕事しているふり)いうトップは、危険です。

資料読みにそんなに時間がかかるのものですか?ただ答弁書を何回も答えただけの答弁に資料の読み込みなんていりません。読む知識・能力が不足しているのではありませんか。

 

旦那さんがいるそうで、どんなひとか、どんな仕事をしている人か知りませんが、旦那さんに家事をやってもらうべきです。日本国を預かっている人なのですから、風呂掃除・洗濯・洗い物・掃除などは旦那さんにやらせるべきです。そんなこともできないのですか?

 

高市早苗さんは、日本国を預かっている自覚がない人です。無責任です。

 

今私は、元自衛隊幹部学校主任研究開発官という木元寛明氏の「作戦術から考える

台湾有事と国土防衛戦」という本を読んでいます。その中では、台湾への中国軍侵攻の前、あるいは同時に、尖閣・先島諸島への攻撃がある場合どうするかということも書かれています。

 

台湾有事が日本有事でそれを、日本の存立危機事態と考える高市氏は、

それに対処する手段を瞬時に判断し、決断し、自衛隊最高指揮官として命令を出さねばなりません。

 

それを毎日0~3時間の脳で間違いない判断ができますか。

 

洗濯や風呂掃除・洗い物・掃除などやってる暇はありません。それは誰でもできることです。旦那にやってもらうなり、お手伝いさんを雇うなりして、睡眠時間を確保すべきです。

 

それを自慢げに資料読みや家事で眠る時間がないなんて言っているのは、日本国を預かる総理失格です。

 

高市氏は、夜も寝ないで仕事して家事もしている、と自慢したり、同情をもらったりしたいのでしょう。「すごいなあ、早苗推しするぞ」、となってほしいのでしょう。しかし、それは、甘えです。トップは、同情をもらいたいとか、考えてはいけません。だまって仕事をすべきです。

 

トランプ氏に抱き着いたり、インド首相に妹と呼んでなんていうのは、女性性を使っての外交と思いますが、悪いとは言いませんが、外交は女性性なんて通用しません。甘えなん通用しません。

 

日本国内では、「かわいいだけではだめですか」なんて言葉を聞きますが、甘えで外交はできません。

 

この高市早苗さんは、総理大臣不適格です。彼女を担いでいる自民党も政権担当不適格です。

 

かといって、代わって総理大臣候補も思いつきませんけども。少なくとも彼女より若干いい可能性が高いと思います。

 

とにかく高市総理は、危機管理ができない人で、総理大臣にしておいてはいけません。

 

くそ―、首・肩・腕が痛い。今朝もリハビリに行ってきましたが、よくはならないようです。首が曲がりきると痛くならないのかもしれません。思い出すのは、聖路加病院の日野原重明先生です。前に首が落ちてました。あんな偉い先生を例に出すのは恐縮ですがね。それを私の整形の先生に言うと、「加齢で曲がるのは当然。まれに首落ちという病気はあるが、それではない」とのことだ。

 

運転とパソコンをすると痛い、くそ―、高市さん、ちゃんとやって、私にブログを書かせないでほしい((笑)。

 

 

 

 

あなた(がた)は、悪い伝統も継承すべきというのか

あなたとは、日大名誉教授 百地章氏です。

(

 

 

同氏は、朝日新聞7月18日に「女系天皇の可能性を排除 評価」として、改正皇室典範を高く評価する一文を寄稿しています。

 

それをよむと、女性天皇・女系天皇がダメの理由は、2千年近い歴史と伝統が男系天皇であったということだけです。愛子様を押す人に対して、「天皇はアイドルではない」なんてことも言ってますが。

 

なぜ女性天皇で悪いのか、なぜ天皇は男性男系でなければいけないのか、という疑問がわきます。

 

百地氏やこの皇室典範改正に賛成した議員は、どう答えるのでしょうか。

 

くりかえしますが、百地氏の論文には、2000年近く続いた伝統だから、という根拠しかありません。

 

天皇の伝統と言いますが、歴史上天皇には、様々なあり方があります。

 

 

天皇が自ら政治を仕切った時代もあったでしょう。

摂関家や武家に操られた時代もあったでしょう。

権力者の権威付けに使われたことも多かったことでしょう。

中高の歴史で、江戸時代なんて、将軍や老中や藩の話だけで、天皇なんてほとんど出てきませんよね。

天皇主権の明治憲法下でも、政府の決めたことをそのまま認めた時代もありました。終戦の「ご聖断」を行ったこともありました。

現在は、日本国の象徴という地位で、政治的活動はできません。儀礼的なことをしています。

 

つまり、伝統は変わるのです。変わってきたのです。そして変えていいのです。

 

これを踏まえて、百地さんやこの皇室典範を支持した議員の皆様、伝統以外の男系男子が良いという理由を答えてください。女性天皇・女系天皇が悪いという理由を答えてください。

 

答えられないのではありませんか。

 

私が想像するに、

男と女を比べると、男のほうが優秀なので、天皇という一番大事な地位に就くのは

男が就くべきである、劣等の女に付かせるのはまずい、という理由なのではありませんか。

これって、男尊女卑の考え方ですよね。

 

今時、男尊女卑ってまずいのではないですか。

 

私には、男系天皇維持してきたのは、男尊女卑を永遠にしようとする考えでできたものとしか考えられません。

 

繰り返しますが、百地日大名誉教授様に、問いたい。また、この皇室典範に賛成した議員に問いたい。

 

今どき、男尊女卑でいいのですか。

 

賛成議員は、男女平等を否定する議員です。

 

賛成議員は、自民・維新・国民民主・中道・参政・公明、

反対は、立憲・共産・社民・沖縄の風、保守は、棄権、みらいは自主投票です。

 

皆さん、よく覚えておいて、今度の選挙では賛成した議員に投票しないようにしましょう。まあ、こればかりで選ぶわけではないでしょうけど。男尊女卑の考えを持つというのは、結構大きいと思いますけどね。

 

中高の歴史ということで、思い出しました。

「魏志倭人伝」の女王卑弥呼についてです。

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皆さんも習ったことです。思い出しましょう。へえー、女の王様すごいな。男より女のほうが王様にいいのかな、なんて思ったことありませんか。

こんな話です。

3世紀の日本列島の話で、男子王ではどうにも乱れてダメなんで、卑弥呼を王様したら

安定した。卑弥呼の死後、男子王をたてたら乱れて再び女王をたてて安定した。

 

確認のため、AIに魏志倭人伝てどんなこと言っている、と聞きますと、

原文と書き下し文と現代語訳が出てきます。

 

 

魏志倭人伝は、3世紀の日本について実に詳しい記述をしています。

 

邪馬台国の女王卑弥呼が30余国を従えていること、対立する国があること、その国に行く行き方(この記述で邪馬台国がどこにあったか、九州説と近畿説があること)、239年、卑弥呼が中国の魏に使いを送って、「親魏倭王」という称号をもらったことなどなど詳しい記述があります。

 

そして、魏志倭人伝の中にこんな記述があります。超有名な記述です。

「・・・その国本亦男子を以て王となす。住(とど)まること八十年。倭国乱れ、相攻伐して年を歴(へ)たり。すなわち共に一女子をたてて王となす。名を卑弥呼という。・・・・・・(中略)・・・卑弥呼以て死す。大いに塚(墳丘)を作る。・・・さらに男王をたてるも国中服せず、こもごも相誅殺し、当時千余人を殺す。また卑弥呼の宗女(一族の女)「いよ」(漢字が出ません)の年十三なるを立てて王と為す。国中ついに定まる・・・」

 

倭国は、男の王様が統治してたのだけれど、長く戦乱が続き、女王卑弥呼をたてた。政治が安定した。その政治はこんなやり方だった。卑弥呼が死んで、また国が乱れた。

そこで卑弥呼の一族の女性を王様にしたら国がやっと安定した、という内容です。

 

政治上の指導者が、女性でうまくいったという記述です。

 

男系男子にこだわる連中は、これは天皇ではないというと思いますが、彼らのより

どころとしている(中には神武天皇を初代としている大馬鹿がいます)崇神天皇とか、雄略天皇とか継体天皇(五世紀)も当時はおおきみと呼ばれており、天皇ではありませんでした。

 

政治的指導者は男でも女でもいいじゃないですか。

 

ましてや、戦後の日本国憲法下の天皇は、政治的指導者ではありません。

 

男でも女でもいいじゃないですか。

 

天皇や皇族は、男を生め、産めないなら父親につながる養子をとれ、政治的発言・行動をするな、自由に住むことは許さぬ、どこどこに住め、金はくれるので、仕事は皇族の仕事しかしてはならぬ、ある程度の異性と結婚せよ、その日の気持ちで、お買い物に行きたい、映画を見たい、高尾山日帰り旅行したい、なんて多分できないでしょう。勿論投票権はない、姓もない、ほんとに好きな人が出来ても離婚はできません。このようにの非人間的扱いをされています。だからこそ逃げ出す女性もいたわけです。

 

ある人間を、こんな非人間的な扱いをしてよいものでしょうか。

 

天皇制はない方がいいのです。

 

天皇制をなくす憲法改正をすべきです。

 

それが難しいなら、せめて男女平等の制度にすべきです。

 

今回の皇室典範改正は、廃止すべきで、男女にかかわらず天皇の長子に天皇の地位を継がせるべきです。そういう皇室典範にしましょう。

 

くそ―、肩・首・腕が痛い。体も心も痛い。

 

早苗推し活をした女性たちよ、初の女性総理大臣は、男尊女卑の考えの持ち主です。

 

それでよかったですか。

 

これでもまだ押すのですか。

(追加)

ということで、久しぶりに新しいプラカードを作って、スタンデイングに行ってきました。

暑かった。

参加者は4名でした。

プラカードはこれです。

反応は、ありませんでした。

共産党員の友人は、そもそも天皇制なんて否定しているので、女性天皇も否定するのだろうと思います。

彼に聞いた話、日本全国に地下弾薬庫を作っているのだそうです。継戦能力の向上の一環かな。

力の入れどころが違うと思います。

アメリカが頼りにならないいじょう、日本は、資源・エネルギー・食料を外国に頼っている国ですので、戦争のできる国ではありません。

戦争をしない方法を考えるべきです。

変形頚椎からの首・肩・腕の痛みは変わりません。

では、この辺で。