2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

北岡さん、あなたの考えはおかしいと思う。

朝日新聞2月25日に安保法制懇北岡座長代理の発言要旨が載っていた。その内容は、次の通りで、それぞれについて反論する。1.憲法9条1項の「国際紛争」を現在の「すべての国際紛争」という解釈から、「日本が当事者となる国際紛争」と読むべきとして、こ…

またくどいちゃった。

安倍さんの暴走をなげくブログを書いた後散歩に出ました。2週連続の大雪が大体消え、久しぶりの田んぼ道コースです。いつ以来だろう。風は冷たく、身に突きささるようです。けれど光は、春の輝き。もうすぐ春です。見渡す限り田畑に人はいません。 いつも思…

この人の暴走を誰か止めてください

この人とは、日本国内閣総理大臣安部普三氏です。安倍さんは、一昨年末の総選挙で勝って政権を作り、日銀を脅かし自分の仲間を総裁に送りこみました。そして日銀にお金をバンバン出させ、その結果円安・株高を起こしました。その効果で参院選も勝利し、国会…

「若者の苦痛の叫び受け止めて」について思う

朝日新聞2月19日声欄に、都知事選で田母神氏を支持した若者の声が上の題で掲載されていました。20歳の女性の声です。 田母神支持の理由を具体的に次のように述べます。1.原発廃止は、電気料金上昇になり、損失を被るのは若者。 2.企業の利潤が減少すれば…

1970年の「寅さん」映画

ひさしぶりに「男はつらいよ」を見ました。1970年の「新・男はつらいよ」です。多分シリーズ4作目です。監督が山田洋次ではなく別な人で、初めのテーマ曲の歌詞も違うものでした。その辺りの事情はわかりません。筋立ては、いつもと 同じ寅の失恋におわる物…

尖閣も国際司法裁判所にまかせようー国際協調に基づく積極的平和主義ー

次の2つの短文は、約2年前に朝日新聞に投書して「没」だった拙文です。尖閣も国際司法裁判所にまかせよう 領土問題の解決には、1.力による解決、2.外交交渉、3.棚上げ、4.国際司法裁判所(ICJ)裁定があると思う。尖閣の場合現状では、2・3は、…

「あの物語はもともと嘘っぱち」−太鼓たたいて笛吹いてー

井上ひさしの「太鼓たたいて笛ふいて」を読みました。林芙美子を主人公とした演劇です。「あの物語」とは、明治以降の「日本人みんなが気にいって」いた「戦さは儲かる」という物語です。芙美子もこの物語にあわせ、日中戦争に従軍記者として、兵士や国民を…

都知事選

都知事選は、舛ぞえ氏の圧勝に終わった。この結果を自分がどう考えるかまとめておこうと思う。私は、安倍政権の安保政策・戦後憲法体制からの脱却に反対である。 その政策を止める一つとして舛ぞえ氏の落選に期待していた。なのにどうして当選したか。(1)…

われわれは忙しい。

安倍さんは相変わらず、憲法96条の改正をしたいようである。(2月4日衆院予算委答弁) 憲法改正発議の要件を、衆参それぞれで総議員の3分の2から過半数への変更したいとのことだ。われわれ国民は忙しい。仕事・家事・介護・看病・育児・子育て・恋愛・不倫…

「特攻は、もううんざりなんだよ」ー「翼に息吹を」

(ネタばれ) 熊谷達也著「翼に息吹を」を読んだ。主人公須崎少尉は、昭和20年鹿児島県の知覧特攻基地で、特攻機の整備に当たる。 彼の仕事は、特攻機がきちんと飛べるように整備することである。 「敵艦轟沈を決意して特攻隊員が飛びたったからには、かれら…

一点突破全面展開

近頃読んだ森詠著「はるか青春」に出てくる言葉です。全共闘の一つのグループの闘争戦術用語として使われたようです。どんな意味で使ったかしりませんが、私はこんな意味かなと勝手に思いました。様々な乗り越えるべき課題がある時、ある一点に力を注いでそ…

俺たちは何をしてきたんだろうー森詠「はるか青春」を読んで

俺たちは何をしてきたんだろう?これが森詠の「はるか青春」を読んだ感想でした。森詠著「はるか青春」は、1968年から1971年頃の若い編集者を主人公とする短編小説集です。帯には、「毎日が現代史だった、濃密な時代を描いた自伝的小説」とあります。主人公…

「原発0」というストレスを引き受けよう。

小保方さんのグループが、画期的な万能細胞の作製方法を発見した。その方法は、細いガラス管に閉じ込めたり、毒素を与えたり酸性の液に浸したりという外部からの刺激を与えると言うことだ。刺激でで変身したとのことだ。生命体(細胞も多分そう言えるんだろ…