2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

国家の庇護なしに生きる(「天路の旅人」を読んで)

ブログ知人のcangael様ご紹介の(2023年2月3日)「天路の旅人」(沢木耕太郎)を読みました。 読むのには苦戦しました。主人公西川一美の旅行があまりにも長大で、いまどこを歩いているのか、どこにいるのか、いちいち付属の地図を見ながらの読書でした。こ…

スノードロップ様、おいたわしや

私は誰でしょう? 「私たちのファミリーは代々、軟禁状態に置かれてきました。私達には人権もなく、姓もなく、表現の自由や移動の自由、職業選択の自由・・もありません」 「不妊治療が始められると、私は完全に「産む機械」扱いされました 「娘がうまれたあ…

東大が悪いのか、上野が悪いのか、社会が悪いのか(笑)

気になる残念な記事について書きます。 毎日新聞2月18日人生相談の欄です。面倒ですが、ほぼ全文そのまま書き写します。 74歳の相談者は、「東大生の娘は、上野千鶴子の入学祝辞に感動したはずなのに、「私は下々のものと違う」と言い放ちました。将来は官僚…

皆で貧乏になるか、手術の痛みに耐えて新しい経済を生みだすか

風が強かったですが、今日は地元のスタンデイングに参加してきました。参加者は9名です。午後から曇りという予報に反して、晴れでした。ところが、風が冷たい。強い風で、軍手の手先が凍りそうでした。 私のプラカードは、変わり映えしませんが、皆のプラカ…

専門家はまじめに説明してほしい

20日ぶりにとなり町のスタンデイングに参加してきました。小雨の中でした。私を含めて7名でした。相馬からは私だけでした。 私のプラカードは、いつもと同じものでした。近頃新しいものを作ってません。安保法制反対のころは、毎回というぐらい新しいものを…

私の散歩人生

今、夜の8時。散歩から帰ってきた。春を感じる夜であった。暖かい。夜の散歩は、近頃では珍しい。 殆どは、早朝の散歩が多い。 早朝、相馬市を貫流する宇多川土手を、海に向かって歩くのが気持ちよい。暁から曙、夜明けと、太陽の光の変化が美しい。そして少…

すごい人たちー「凍」(沢木耕太郎)・「君が異端だったころ」(島田雅彦)

続けさまに、とても面白い本に当たった。どちらも、すごい人達の物語である。 「凍」は、実在の登山家、山野井泰史・妙子夫妻によるヒマラヤのギャチュンカン登山での大激闘を描いたものである。 すごいとしか言いようがない。凍傷で、泰史は手足の指20本の…

あれから12年、その他

昨日宮城県名取市で映画を見てきました。コロナ以後は見てませんから、何年ぶりでしょうか。 「すずめの戸締り」という映画でした。妻のプール仲間たちが、見に行って「感動した」「泣けてしょうがなかった」という感想なのだそうなので、妻に誘われて、私も…

総理が「不戦の誓い」宣言(「虚人の星」より)

近頃、足の甲の古傷が痛む。数年前転んだ時の小さな骨折2か所である。今朝は、散歩途中から引き返した。 腰も痛い。これは、昨日からの農作業ゆえである。 なんと本日、ジャガイモを植えてきた!!キタアカリである。例年より一か月弱早い。 一昨日、ホーム…

一妻多夫は可能か/N分N乗課税方式に反対/都の太陽光発電義務化について

島田雅彦「往生際の悪い奴」を読みました。読み始めて、50代弁護士と彼が拾った20代無職男が、民事事件を解決していく話かと思ったら、大間違いでした。一人の女性を、この二人が、喧嘩もせず共有し、この女性もそれに応じるというものでした。一妻多夫制で…