2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

映画「哀愁」と従軍慰安婦

秋が突然来た。そんな感じのこの数日だ。何せ最高気温が22度とか23度なのだ。も一度夏が来るのだろうか。腰痛がようやく楽になり、久しぶりに昼の散歩に出かけた。茄子は、どの畑も勢いがない。俺の畑も同じだ。この気温と天気だもの、当たり前。サトイモは…

内田康夫さん、それは違うと思う

私は、内田さんの愛読者の一人です。「死者の木霊」以来、多くの小説で楽しませてもらいました。浅見が一番好きな女性は誰かなんて、一人で楽しませてもらました。このたび「棄霊島」を読みました。面白く読ませてもらいました。あなたが社会派推理小説と言…

中国経済は、大丈夫なんだろうか。

浜 矩子「中国経済 あやうい本質」という集英社新書を読んだ。経済音痴の自分が十分理解したとは言えないが、この本を読んで 中国経済の前途に不安を覚えた。 同書では、中国経済の特徴を次のように言っている。(私の理解の範囲で)(1)中国の高度成長は…

全国学力テストの順位結果の公表に反対する

今年もまた、全国学力テストの県別の順位結果が公表された。市町村や学校ごとの順位発表は、各自治体に任せられている。私は、県レベルから各学校レベルまでいずれでも、全国学力テストの順位結果の発表に反対である。その理由を述べる。(1)順位を公表す…

「私がいて良かった」

お盆や仕事の関係でだいぶブログを書いていませんでした。今まで4人でやっていた仕事が、一人辞めて3人になったので急にきつくなりました。この間も本は読んでいたので、備忘のため、雑感をまとめておきます。○白石一郎「横浜異人街事件帖」・・ 幕末の横浜…

母のことで近頃思い出したこと

今日は母の三回忌です。 台風の影響で雨が強くなったり弱くなったりする中で、お墓に行ってきました。2年前の今頃は、母がまったく食べなくなって20日程経った頃です。その数日前には、 何らかの反応があった母が、無反応になってしまった頃でした。その約…

若者よ、騙されるな。映画「西部戦線異常なし」を見て

『ネタばれ』映画「西部戦線異常なし」を見ました。戦争の過酷さを示す映画でした。読んだ感想は、「若者よ騙されるな」でした。主人公たちは、学校の先生から祖国ドイツのために兵役に志願せよと宣伝されます。曰く、「君たちはこの祖国の命だ」「ドイツの…

「推定脅威」を読んで

未須本有生「推定脅威」を読んだ。軍需会社社員と航空自衛隊の技術員・パイロット達が、自衛隊機墜落事件という犯罪を追う推理小説である。その墜落させる方法が面白い。自衛隊機の性能とパイロット個人の特性を利用して墜落させるのである。航空機に関心あ…

世界の1割強の国に軍隊がない

前田朗著「軍隊のない国家」(日本評論社、2008年)を読みました。軍隊のない27カ国を文献で調べるのみでなく実際行って調べた本です。以下に感想を述べます。(1)こんなに多くの国に軍隊がないということにびっくりした。日本が憲法通り軍隊=自衛…

古希の人もこき使うべき

和田芳治著「里山を食い物にしよう」を読みました。藻谷浩介「里山資本主義」で紹介された、広島県庄原市総領町で活動している和田氏が、自分の活動を書いたものです。里山利用に限らず、バイタリテイあふれる素晴らしい人です。以下に感想を書きます。(1…