意見

良かった。従軍慰安婦問題決着

たった今、大きなニュースが流れた。従軍慰安婦問題で日韓両政府が合意したとのこと。 その中味は、 (1)日本政府が、当時の軍の関与を認め、心からのお詫びと反省を表明 (2)日本政府は、韓国政府が作る、元従軍慰安婦救済の財団に10億円を拠出 (3)…

日本政府のだらしなさ、情けなさ

NHKスペシャル「自衛隊はどう変わる」を見た。番組は、離島防衛での戦闘を想定しての自衛隊の訓練の様子→安保法制が成立した経過→ PKO活動の拡大可能性の説明→ドイツPKO活動の失敗→自衛隊の訓練・PKOに派遣される隊員の出発の様子という構成であ…

やはりだめか、最高裁

夫婦別姓に合憲と言う判決が出た。合憲の理由は、①同姓が定着、②通称使用である程度緩和できる、③個人の尊厳と両性の本質的平等に照らして不合理と言えず(朝日新聞のまとめ)とのことだ。私は、最高裁裁判官多数の能力を疑う、それは多分当たってないと思う…

今日の雑感

放送倫理委員会が、NHKの番組のねつ造を批判するとともに、政府の口出しを厳しく批判した。これに対して政府自民党が、放送倫理委員会に反論していると言う。政府が法律に従って口出しするのは当然と言う。 これは、政府自民党が間違っている。放送倫理委…

「一億総活躍社会」へのひどく強烈な違和感

今度の内閣の目玉とか言う「一億総活躍社会」ということに、強烈な違和感を感じています。安倍首相が初めて言った、いつかの首相会見の時から感じています。きいた瞬間から嫌悪感を感じました。そして何故この言葉がいやなんだろうとずっと考えてきました。…

高市、岩城大臣の靖国参拝、安倍首相の米空母乗り込みを批判する

NHKニュースで両大臣の両大臣の靖国参拝を見た。 以下の点で批判する (1)この行動は、憲法の政教分離違反であること。両大臣は、私費で玉ぐし料を奉じた が、○○大臣○○と書いており、しかもマスコミ注視の中での行動であるから、公人としてであり、政府…

「護憲派へ 自衛隊は違憲でしょ」という投書についての返事

10月4日朝日新聞声欄に表題の投書が掲載されました。高校生の投書です。 内容は、次のように思います。 (1)憲法9条を素直に読めば自衛隊は違憲である。それなのに護憲派からは、違憲と言う声が聞こえない (2)立憲主義を通すなら、9条改憲か、自衛隊解…

安保法制は、抑止力強化になるか、戦争をもたらすか

10月2日朝日新聞の声欄に、「安保法制 正解を教えてほしい」と言う投書がありました。 こんな内容でした。 (1)新安保法制は、抑止力強化になるのか、戦争をもたらすのか分からない。 (2)安倍首相には、抑止力強化の根拠を丁寧に説明してほしい、脅威の…

内閣法制局は、何をしているんだ。

確認しようとして、わが情報源の朝日を見たが、この情報はない。 だから、間違った情報かもしれない。昨日と今朝ネットとラジオで聞いた情報だ。その情報とは、昨年7月の、内閣の憲法解釈の変更に関することだ。勿論集団的自衛権行使を不可能から可能へと憲…

首相会見を見て

この二日間、午後6時からの首相会見を見ました。 昨日は、自民党総裁に再選されてと言うことでの会見でした。どのような役職でも、再選されたらその時に記者会見するのが普通なのですが、どうして今頃になったのでしょう。 安倍安保法案が成立する寸前で余裕…

反安保法制連合政権の成立に期待する

他の野党が、昨日の日本共産党の提案を受け入れ、反安保連合政権の成立に努力することを望む。昨日の共産党の提案は、 1.昨日未明成立した安倍安保法制は、立憲主義、平和主義、民主主義の否定であるので この点で、共通する政党・個人は、共闘しよう 2.…

中国軍事パレードについて思う。ー日本は、戦後70年を誇れー

第一に思ったことは、中国共産党指導部は馬鹿なことをするものだ、である。 あの軍事力の誇示で、世界が言うことを聞くと思っているのだろうか。東アジアで対峙する米軍事力に及びもつかない力しかないのを、誇示して何か意味があるんだろうか。米本土を射程…

自民党の『「平和安全法制」に関するQ&A』への疑問・批判、そして総選挙を要求する。

(1)集団的自衛権をあたらしく認める根拠は、「安保状況の一層の厳しさ」と言っている。(前文、問1、問2、問5、問17、問28) 悪化は、いつと比べてか、米ソ冷戦時代、日中国交のない時代よりも悪化したと言えるのか?私は改善したと考える。冷戦時代や…

安倍総理の記者会見について思う

安倍さんの安保法制閣議決定についての記者会見をみた感想を述べる。(1)これまでの説明の繰り返しで、言い訳ばかりと言う感じを受けた。彼には、自信がないんだと思った。質問されると延々と力ない説明をし、質問時間をやり過ごそうと言う風に、私には見…

キューバ危機のころ〜自衛官の命について 、その他言いたいこと

昨年末以来、米国とキューバが関係改善の交渉を始めた。それで思い出すことがある。キューバ危機である。キューバ危機は、私が世界の動きに目覚めた最初である。それは、私が12歳、中学一年の時である。 1962年10月、テレビでは、こんなことを毎日言…

平和的積極的平和主義

現在政府・自民党は、現在の周辺事態法を超えて自衛隊の活動を拡大しようとしている。 私は、これは他国の戦争に日本を巻き込む可能性の方が高いので、自衛隊の活動を拡大すべきでないと思うのである。脳みそが混乱するので、現在の周辺事態法で考えてみる。…

いじめは止めろ

政府と自民の沖縄いじめは何なんだ。いじめそのものだろ。こんな政府とこんな第一党しかつくれない日本国民を、自分も含めて、軽蔑する。(つづき) 昨日は、頭にきたので、上でやめちゃったけど、意味不明ではしょうがないので言いたいことは言っておく。(1…

哀しくて、厳粛で、背筋を伸ばさざるを得ない現日本国憲法

今年は運が良い年かもしれない。新年早々良い本に当たった。 「1945年のクリスマス」(1995年)である。ベアテ・シロタ・ゴートンの自伝(平岡磨紀子構成・文)である。彼女の名前は、現日本国憲法の男女平等条項の起草者と言うことで知っていたが、どのよう…

「うんそうだな」と思った記事

元日の朝日の社説をけなした代わりに?、今日の朝日社説に賛意を述べる。同社説は、「忘れてはならないこと」と言う題で、 (1)戦後日本の出発は、サンフランシスコ条約で東京裁判を受け入れ、戦争責任をA級戦犯に負わせる形で国のけじめをつけた。 (2…

「中国軍艦尖閣に最接近」について/もちつき

三日連続の朝日トップニュース関連ブログである。 内容は、 (1)中国軍艦2隻が、通常は200キロに常駐しているが、今月中旬尖閣から70キロまで接近した。国際法違反ではないが、日中軍艦の接近があり衝突の危険がある。 (2)日本側もこれを示威活動・挑…

自衛隊の活動を拡大させるな

「今日から1月3日まで休みでうれしい」という気分は、朝の新聞を見て吹き飛んだ。朝日新聞トップは、「政府が、他国軍後方支援に恒久法」ということだ。同新聞によると 新法は、 (1)侵略国に対する安保理決議で武力制裁の場合、対テロ有志連合武力行動…

やはり、金持ちのための政治だ

今日は12月28日、今年最後の仕事が終わった。久しぶりに日記を書く。あの総選挙の時以来だ。結果は、予想どおりであったなあ。 色々分析もされているんだろうけど、がっかりしてあまり見てないし、考えてもいない。まあ、「とりあえず」自公を選んだとい…

雨が降り、暇でブログを書くー安保政策・集団安全保障について

今日から3日間仕事は休み。明後日は法事でつぶれるが、今日と明日は暇である。私の趣味は、畑と散歩と読書である。今雨が降っている。畑と散歩は出来ない。読書は、近頃しすぎたのでしたくない。そこで、ブログを書く。昨晩は、いろんな安保政策の損得を並べ…

現状では、「武装中立」が正しい安保政策と考える(安保条約廃棄)

集団的自衛権の問題が生じるのは、日本が、日米安保条約を結んでいるからである。日米安保条約がなければ、自国が攻撃されていない場合でも、戦争中の米国をどうやって助けるか(集団的自衛権)なんて考える必要がない。旧安保条約は、1951年サンフランシス…

憲法記念日に思うー日本国には交戦権がない

憲法9条を読んでみましょう。1項 ・・・「国権の発動たる戦争」・・は、・・・(国際紛争を解決する手段としては)「永久にこれを放棄する」 2項(前項の目的を達するため)・・・「戦力は、これを放棄」、「国の交戦権は、これを認めない」これを簡単にい…

散る桜に思うこと

今年もまた、桜の花が散る季節となってしまいました。「おや、なんで花びらが」と思うような街の中に花びらが舞っています。自宅の窓からは、10本前後の桜の木が見えます。風が吹くたびに、花びらが斜めに散り、真横に流れます。鳥がとまっても、花びらがこ…

集団的自衛権行使は、原発と同じ安全神話じゃないのか

集団的自衛権行使による行動は、日本国が直接攻撃されてなくとも、同盟国の米国が攻撃された場合、自衛隊が米国を守るため武力を行使すると言うことである。その利益は、「一緒に戦うからホントに守って」と米国に言うことにより日本の安全がより確実になる…

特定秘密法はやはり廃止すべき

3月22日朝日新聞に「取材の自由どうなる」という題で、特定秘密法について、藤田博司 元共同通信論説副委員長、宮川光治元最高裁判事、長谷部泰男東大教授の3人による討論が掲載されていた。藤田氏は、秘密法により公務員が委縮し、知る権利の大きな妨げに…

竹富町頑張れ

教科書採択で、文科省が沖縄県竹富町に直接圧力をかけはじめた。それは、越権行為である。戦後の文部省・文科省は、指導・助言機関である。それは戦前、教育を国家が支配して結局戦争の惨禍をもたらした経験への反省による。その根本には、国民は主権者であ…

北岡さん、あなたの考えはおかしいと思う。

朝日新聞2月25日に安保法制懇北岡座長代理の発言要旨が載っていた。その内容は、次の通りで、それぞれについて反論する。1.憲法9条1項の「国際紛争」を現在の「すべての国際紛争」という解釈から、「日本が当事者となる国際紛争」と読むべきとして、こ…