内閣法制局は、何をしているんだ。

確認しようとして、わが情報源の朝日を見たが、この情報はない。
だから、間違った情報かもしれない。昨日と今朝ネットとラジオで聞いた情報だ。

その情報とは、昨年7月の、内閣の憲法解釈の変更に関することだ。勿論集団的自衛権行使を不可能から可能へと憲法解釈を変更した、あの解釈変更のことだ。

何と内閣からもらって1日で法制局は、「憲法に合わせて問題なし」と返答したとのことだ。しかもその審議経過を公文書として残していない、しかもしかも、「何故」と問われて「必要ないと思った」とのことだ。

皆、戦後日本の安保政策を大転換するものと言っているだろう。それの説明の必要がないとはどういうことか。説明するのが、お宅らの仕事だろうが。

同じ文言から正反対の解釈を引き出すなんて、そもそもおかしい。状況が変わったから
なんておかしい。状況が変わったら、それに合わせてルールを変えて、そののち執行するのが当たり前のはずだ。この場合憲法改正をしてからやるべきことだ。憲法改正が難しいから、解釈を変えよう、その理由は急ぐからとのことだが、急ぐならルール違反してもいのか。いいなら、速度違反なんてないよ。

一万歩譲って、超緊急の事態が起こったのでやむなく解釈を変更して対応したとしよう。
その時は、超緊急の事態が終わったら、元に戻すべきだ。そんな事態ってあったかい。

百万歩譲って、その超緊急事態が今も続いているとする。その時だって、こういう緊急事態なので、これこれの理由でこう解釈を変更して執行すると言うことは、文書として残しておくべきだ。

それが何だ。変更理由も書いてないと言う。その必要がないと言う。

ふざけた役所だ。仕事放棄と言うことだ。77人の仕事放棄だ。

同情して想像すれば、同じ文言から別の解釈を作るのは、法制局の役人といえども出来ないと言うことなんだろう。普通の頭と普通の感情を持つならできないですよね。

それなら、その声を何故あげないんだ。まさか横畠や菅や安倍でも首には出来まい。悪いことをしているわけじゃないんだから。逆に黙って説明しないなら、首になる可能性はあるぞ。

できないものはできないと声を上げろ。それが内閣法制局の仕事だろう。そういう仕事してきたんでしょ。

おかしい。おかしい。おかしいことの極みだ。

このままうやむやにしては、いけない。