夏の終わり/死を忘れるな

昨晩夜の散歩に出かけました。半そで半ズボンでは寒いくらいでした。今日の午前中も、散歩に行きましたが、これまた、涼しい風が吹いていました。もう夏が終わりだな、と思いました。
 
夏なんてあったっけ?という感じです。6月から8月を夏とすると、前半は、全く雨が降らず、後半は雨ばかりという印象があります。梅雨入りしたら雨が降らず、梅雨明け宣言後は、雨ばかり、という変な夏でした。ひねくれた夏とでも言いましょうか。

予想通り、トウモロコシは不出来でした。

日照不足と低温ではどうしようもありません。虫もだいぶいました。黒くなっているところが、虫が食べたところです。

昨晩、NHKBSドラマ「定年女子」で、「メメントモリ」ということばを知りました。ラテン語で「死を忘れるな」という意味なのだそうです。ドラマでは、人は必ず死ぬので「今を大切に、一生懸命生きる」という意味で使ってたようです。

「今を大切に」というのは、「何か有意義なことをする」と、普通は考えますが、どうせ死ぬんだから享楽的に生きよう。極端な場合、犯罪を犯しても欲望のままに生きるということもあり得ます。まあ、これは今年の夏以上にひねくれた人でしょうね。

「死を忘れるな」は、宗教の入り口かもしれません。死は、いつまでも生きていたいという人間の最も強い欲望を、一気に断ちます。この矛盾をどう解決するか?宗教の出番かもしれません。

自分の死も見つめにくいものですが、[[他人の死というものも見ないで過ごすことも多いです]]。日本の国を守るため自衛隊に戦ってもらおうというのは、自衛隊員の死を見ていません。死刑、テロ、空爆、ミサイル攻撃、これらは殺される側を見ていません。原爆は、キノコ雲の下の死を見てません。

午後のスタンディングでは、久しぶりに1年生が通りかかりました。

可愛いですね。手を振ると、手を振り返してくれます。彼らがずっと、平和に暮らせますように。

今日の参加者は、私も含めて7名でした。

私のプラカードは、これです。前に作ったやつです。(近頃新作を作ってません)
茨城県知事選では、自公の新人候補が勝ちました。現職と共産推薦の得票を合わせれば、逆の結果でした。公明党のついた自民党は強い。共産党が、今回原発再稼働反対のため、立候補を取り下げるなんて柔軟性があればいいんですが。やはり、野党共闘しかないと思います。