第一章 悪夢
10月22日夜 総選挙の結果を受けて記者会見
安倍晋三首相「特定秘密保護法、安保法、共謀罪は、正しかったのです。なぜなら、ほーら、私たちが今度の選挙で過半数を得たじゃありませんか」
菅官房長官「政府は、いつも公正な行政をしています。森友・加計問題なんて、マスコミの印象操作です。国民がこの選挙で、首相を信任してくれたことが、その証左です。」
安倍晋三首相「まだ疑念があれば、今後とも、丁寧な説明をしていきますよ。今まで通り。」
小池希望の党代表「この選挙で、自民・希望・維新で3分の2を占めました。憲法改正論議を大いにしましょう。(9条改正で協力します。次の首相私にやらせてね。)」
そこへ、河野外務大臣、青くなって登場。
「米国からの緊急情報。米軍がピョンヤンを爆撃。北が応戦。米朝が戦闘状態に入ったとの情報です」
次に小野寺防衛大臣、赤くなって登場
「10を超えるミサイルが日本に向かってきていると、自衛隊から連絡が入りました。着弾は、4分から6分後です。Jアラート鳴らしますか」
安倍・菅「どこを狙っているんだ。どのぐらい撃ち落とせるんだ。核は搭載しているか、化学兵器はどうだ」
小野寺防衛大臣「沖縄方面1発、関東方面数発。北陸方面数発。東北方面2発、あとは不明。核ミサイルかどうか不明。半分くらいは、撃ち落とせるとの連絡あり」
各方面から、着弾の連絡が続々・・・
第2章 畑仕事が忙しい。
夏野菜の店じまいと、冬野菜の植え付けの準備で忙しい。
ミニトマト、ゴーヤ、ナス、キウリ、オクラ、トウモロコシである。トウモロコシは、冷夏でいいものが収穫できないまま、手じまいだ。あと残っているのは、ピーマンとササギだけである。
ミニトマト、ゴーヤ、ナスは、まだ収穫が望めるものの、冬野菜の準備のため片づけた。・・・店じまいは寂しい。
夏は、ほんとに終わったのだ。
昨日、野菜の種を植えた。ほうれん草、水菜、つぼみな、チンゲン菜、春キャベツである。季節は巡る。歴史も巡るか。戦後が戦前となるか。
第3章 戦後のほんとの終わり
こんどの総選挙は、戦後のほんとの終わりかもしれない。
自民党・公明党が過半数を獲得した場合。
政権は、国民が安倍政治を是認したと、したり顔でいうだろう。「特定秘密保護法」=国民の情報へのアクセスを遮断、を国民が認めたと言うだろう。「共謀罪」=国民の自由な行動抑制、を認めたというだろう。これらは、個人の自由・人権の侵害、民主主義の否定へつながるものである。安保法は、米国の戦争へ参戦を可能にするものである。「それを国民が認めた」と政権はいうだろう。戦後の平和主義の否定である。
また安倍政治の手法=独裁的手法の是認になる。また、森友・加計で見られる安倍政権の「私たち」優先政治を認めるということにもなる。「こんな人達」は、負かす」対象となる。
自公・希望・維新で3分の2を獲得した場合。
憲法改正が政治日程に上る。憲法改正を言う政党の目的は、二つあると考える。
一つは、安倍政治や2012年自民党改憲案に見られる、「個人主義・自由主義・国民主権・平和主義」の否定である。
もう一つは、自党の努力不足のいいわけでがある。環境権・教育の無償化・合区・一院制・憲法裁判所・緊急事態事項・地方自治・・・などを言う場合である。確かに、これらの背景には問題がある。しかしそれは、憲法の不備からくるものではない。政策上で解決できる問題である。問題解決をしない無能の言い訳に、憲法の不備を言い立てているだけである。憲法改正提唱は、努力してるふりなのである。
こんどの総選挙、自公の過半数獲得、自公・希望・維新による3分の2の獲得、いずれも可能性が高いと思う。戦後の終わりかもしれない。
第4章 少しの間、ブログ休みます
今から、妻と二人でイタリア旅行に行ってきます。明日10日が「生業裁判」判決、総選挙の公示で、心を日本に残していってきます。1か月前の予定では、明日帰国予定だったのですが、催行不能と連絡が入り、1週間遅れたのです。
さっぱり予習もせず、行ってきますので、何もわからず、ただガイドさんに引っ張りまわされる旅行になりそうです。今回が海外旅行の最後と二人で話してます。お金が続きません。
楽しんできます。日本のことは、完全に忘れて旅行してくるつもりです。帰国したら、またブログ再開します。チャオ。