きたあかり、豊作

このところ、忙しい。仕事は、普段と変わらないが、何と言っても畑仕事。

雨が降り、気温が上がり、作物も雑草も大いに成長する。一番大変なのは雑草だ。あっという間に大きくなり、はびこる。草刈りも今年3回目を実施した。暑くて酷い。妻には馬鹿にされる。「あなたがやっている草刈りは、全部自分の土地じゃないでしょ。」なるほどそうだ。まあ、ボランテイアだな。

自分の畑の草も大変だ。先日2日間、草ボウボウのなか、ジャガイモを掘り起こした。
うれしいことに、「きたあかり」は、大きく育っていて数もまあ多い。豊作だ。虫が少なかったことや天侯が良かったからだろう。「男爵」もまあいい。芽が出なくて株は少ないが、大きく育っている。いいねえ。

先日地元の9条の会が久しぶりに機関紙を出すから、書いてくれとのこと。おいおい、ちと遅いのでは?まあ、皆お年寄りの上何かと事情がありやむなし。原稿書くのも大変だ。

そんなわけで忙しい。

今日勤務中、国会中継をみた。(見ることができるようなゆるい勤務なんです。)

国会は、もちろん集団的自衛権のこと。見ていてなんかいらいらした。首相の答弁にではない。野党の追及についてである。

もっと、厳しく追及してもらいたい。一問一答で攻めていけば、集団的自衛権の危険性を浮き彫りに出来るだろう。

今日は、ホルムズ海峡の機雷敷設のことが話に出ていた。機雷敷設は、新3要件に合致し現憲法下でも出来るという首相答弁である。

首相も認める通り、機雷除去は武力行使である。明らかに海外での武力行使である。
憲法改正しなくて、「海外での武力行使」が出来るとは思えない。これまでは出来なかった。そこを追求してもらいたい。条文が同じでこれまで出来ないことが、出来ることになるというのは、明らかにおかしい。安保状況が変わったから変えるというのだが、状況が変われば解釈が変わるというのでは、どんなこともできることになる。それは変だ。それをきちんと追及してもらいたい。

(1)日本が機雷除去をした場合、日本は敵対国となる。そのため中東での、日本人の経済活動やボランテイア活動に支障がないのか、
(2)日本国内へのテロの心配はないのか、
(3)これまでの平和ブランドの毀損の大きさ、
(4)自衛隊員の命をどう考えるか
(5)軍事力での解決は憎悪の連鎖をもたらす。平和憲法を持つ日本は、経済制裁等軍事力による解決以外の方法をあくまでも追求すべきでないのか、それがホントの解決で、それは、人類を救うことになるのではないか、
(6)馬鹿にされても金だけ出す方がいいのじゃないか、
(7)石油の備蓄方法、燃料確保地の分散、別ルートでの確保などの研究
(8)悪と言われる国家の国民への働きかけで、軍事力行使に至らず解決できるのでは
などなど、徹底的に追及してもらいたい。



国会議員は多くの給料を税金からお金をもらっている。上のような疑問・意見に対して明確に答弁を求めるように工夫して頑張ってもらいたい。それが仕事だ。


学者もマスコミも頑張ってもらいたい。

自分も国民の一人として考えて行くつもりがあるが、なにぶんにも素人、知識もない。脳みそも悪い。畑も忙しい、仕事もある。小説も読みたい。散歩もしないといけない。


そこでお願い。
国会議員、官僚、マスコミ、学者、評論家の皆さん、きちんとやってください。