え、強盗キャンペーン?

どっこいしょ、どっこいしょ

これは、あかり(孫、1歳9か月)の掛け声です。あかりは、一週間前母乳にサヨナラしました。前もって、皆でさんざん「もうおっぱいおしまいなんだよ」と言っておいて、実行に移したのです。でも実際やって見ると、その泣くこと泣くこと、まあ大変です。母親もつらそうです。おっぱいをもらうタイミングの時には、泣きながら「抱っこ」と言います。「おんぶ」とも言います。「どっこいしょ、どっこいしょ」も、彼女の我慢の掛け声なんです。・・・けなげです。傍から見ていて可哀そうですが、しょうがないことです。

 

私達も、あかりからだいぶ卒業です。月~金は、保育園に行き、土日は父母が面倒を見ます。私達の出番は、ひどく少なくなりました。

随分楽にもなりました。5年日記を見ると、昨年・一昨年は、あかりをおんぶした。抱っこして寝かせた。「遊んだ、疲れた」なんて記述が毎日のようにありました。少し寂しいです。

しかし、これもまたやむを得ぬことです。

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今年1月いわき市で起こった嘱託殺人・承諾殺人の裁判が始まりました。なんといったらいいか、言葉にならないほど、悲惨極まりない事件です。

男性が、愛人関係にあった女性から「死のう」と頼まれて(嘱託殺人)、さらにその子供たち3人から承諾(承諾殺人)を得て、親子を殺し、自分も自殺しようとした事件です。男性は死にきれず生き残ったのです。男女とも借金があり、生活苦が心中の原因と、検察の冒頭陳述は述べています。

 

子どもは、15歳の男子と13歳の女子二人(双子)、いずれも中学生!だそうです。検察も、子供たちの承諾があったとみていますが、死ぬことを、中学生3人とも承諾するというのは、ほんとなのでしょうか。ほんととすればどんな状況でなのでしょうか。どんな気持ちなのでしょうか。・・・ああ、あまりにも悲惨です。

借金は、600万だそうです。600万は大金ですが、中学生3人の命が、たった600万の借金で失われたなんて、言語道断です。まあ、借金ばかりが原因ではないんでしょう。生活苦もあるでしょう。しかし、生活苦や借金で中学生の命が失われるなんて、言語道断です。あってはならないことです。

 

電通は、持続化給付金の手続き業務700余億円を、己らが造った何とか協議会を通して受注する時、20億円を中抜きしているようです。そして、受注した業務をさらに子会社やパソナに回しているのです。コロナ禍を食い物にしている

 

持続加給付金の2.3兆円は、コロナ禍で困っている中小企業等へ最大200万円給付するものです。

嘱託殺人・承諾殺人に問われているいわきの男は、リホーム業に失敗して借金をこさえたといいます。この男の借金に、コロナは関係ないと思いますが、この給付金は、同じような人たちを助けるお金でしょう。そんなお金を、自分たちのグループであくどい儲けの対象にする。良くないよ。

 

しかもその出どころは国債です。国債はやがてこれから生きていく、あるいは生まれてくる人たちの負担です。いわきで亡くなった子たちのような若者達が、やがて負担するのでしょう。それを食い物にしている電通等は、極悪人です。こんなことを許している日本国通産省や内閣も同罪です。

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 旅館や観光地の土産物店や食堂や旅行業関係を応援する「GO TOキャンペーン」もその

事務局費のあまりの多さに批判が集中して、一時ストップになっているようです。これもコロナ禍を食い物にしているように見えます。

GOTOが、強盗に見えてきました。

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アベノマスクが届きました。確かに小さいです。見た目には、ごみや髪の毛は入ってません。我が家は5人です。2枚って我が家では、誰が使えばいいんでしょう。使い捨てマスクも布マスクも、もうスーパーで何種類も比較的安く売っています。このマスクに国費を数百億円使うというのは、愚策です。これもまた国の借金です。

ブログ仲間の中国好きの松ちゃんさんは、アベノマスクを返送したそうです。happy-ok3さんからは、「寄付したら」というお薦めをいただきました。考えた末、私は記念に取っておくことにしました。安倍内閣という下劣極まりない内閣と、それを生み、かつ継続させた、私を含めた日本国民の馬鹿さの記念に。

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ビッグイッシュー384号が届きました。「コロナ緊急3か月通信販売」読者の皆さまへという添付書類には、ホームレスの雑誌販売は4月、5月が40%減少したとあります。しかし、篤志者の寄付金やコロナ緊急通信販売の配分金で、4月に9万円、5月に5万円、6月にも一定額配布できるということです。私のお金も役立ってうれしいです。私が寄付したColaboなどの寄付先も、有効に役立てていると信じてます。記事で紹介した朝日新聞に、その後の経過を取材して記事にしてほしいと連絡しましたが、今のところ、その記事は無いようです。(見逃したかもしれません)

 

さて、このビッグイッシューという小冊子。取材の姿勢がいいと思いました。例えばインタビュー記事。380号がグレタ・トゥーンベリ、381号がスティーブ・マックィーン、382号キーラ・ナイトレイ、383号ベビーメタル、384号デビッド・アッテンボローという具合です。

名前は聞いたことあるけどよく知らない人が殆どでした。知識が少し増えました。

ビッグイッシューは、7月から9月の3か月もコロナ緊急通信販売をするそうなので、私は、継続して購入するつもりです。1冊につき240円がホームレスの販売員に配分されるのだそうです。

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 ということで、地元のスタンデイングに行ってきました。参加者は7名でした。

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日射しは強くちと暑かったです。

 

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今日作ったプラカードです。

コロナ禍で多くの人が困っている時、また後の世代の人々にまで負担をお願いせざるを得ない事情の時です。電通のような、コロナという大災厄で不当に儲ける輩が出ないようにしたいものです。