鹿島散歩(2)・新居建築(追記あり)

さて今日の散歩です。

仮住まいの近くのお墓です。倒れているのが多いでしょう。3月の震度6強地震でやられました。相馬の私のお墓も倒れました。修理を頼むと、「昨年(2月の震度6強)の頼まれたのも、まだ終わってないところがある。修理はいつになるかわからない。見積もりは数か月後となる」という返事でした。

 

真野川を渡って桜平山公園に行きます。

桜並木です。

桜平山公園の遠景です。

この桜並木も桜平山も桜のころにはきれいだったでしょう。今年は、ほとんど見ませんでした。

 

何してたのかなあ。そうだ、地震の跡片付けや雨漏り対策だった。そして、バカプーの

侵略のせいだ。2月22日以来20くらいのブログを書いているが、その大半は、バカプーの侵略に触発されたものだ。こら、俺の桜を返せ(笑)

 

やはりねえ、兼好さん、桜は満開に見るのがいいよ。

花は盛りにこそ見るべきものなれ、何をひねくれものが、たわごとほざく(笑)

桜平山を登っていきますと、公園に出ます。入り口に放射能測定器があります。0.105µ㏜/hとやや高いです。

斎藤茂吉の短歌の碑があります。野馬追は、7月下旬に行われます。この10年

震災やコロナで実施できなかったり、縮小したりしています。

万葉植物園の入り口です。万葉集の歌に歌われた「陸奥の真野の茅原」は、この鹿島の事で、それにちなんで、植物園をつくったとあります。

万葉集に歌われた植物を町民の手で植えた公園です。「どこでもふつうにみられる草木であっても、一木一草は千古の昔から自然を彩り、万葉の作品を支えたもの」という説明があります。

 

植物園の中はこんな感じです。

多分、椎です。古典で習った「家にあればけに盛る飯を草枕旅にしあれば椎の葉に盛る」(有馬皇子)の歌です。これを椎とすると、葉は小さいのでお皿になるのか疑問を持ちました。

(追記・28日)

何故「椎の葉に盛る」のか、について考えました。

意味は、け(漢字が出ないが、何らかの食器)の代わりに旅の途中なので椎の葉にご飯を盛る、というのですが、椎の葉は小さいです。三つ四つ敷けばお皿にはなりますが食べにくい。罪人だからとてごく少量というのも変です。いやしくも皇子です。

「朴(ほお)の葉に盛る」とか「柏葉(かしわば)に盛る」なら、どちらも大きいので、自然です。なぜ椎の葉か。考えているうちに恐ろしいことに気づきました。椎→弑(しい、殺す)を思いつきました。これは謀反人として護送される旅の歌です。つまりは、自分が処刑されることを暗示した歌ではないかと思ったのです。

以上、新説いや珍説でした。(笑)(追記終わり)

杉です。

カエデの幼木です。(若かへるで)

多分ゆずり葉です。
今はブログを書いていらっしゃらないmiebabaさんがこの公園を見たら喜ぶだろうなと思いました。万葉集の専門家でいらっしゃいました。どうしていらっしゃるか。

さて今日は相馬の新居建築現場に行ってきました。

今日の様子です。

昨日はこうでした。

3日で格好がつきました。クレーンで吊って出来合いの部屋をポンポンおいていきますから早いです。

 

5人で41坪です。狭い家です。ものを片付けることができるか。妻とのバトルが予想されます。池のそばなので耐水害住宅としました。出水の時は、通風孔が自動的に閉まるという方式です。屋根はほぼ全面太陽光パネル(最大13KWH出力)です。高気密高断熱の家で、省エネ・半自給エネ住宅です。蓄電池方式採用。一条工務店です。

 

私ら夫婦の貯蓄と若夫婦の貯蓄+借金で建てます(総額5500万円)同居は、問題もいっぱいあります。別な道もありましたが、これが選んだ道です。うまくやるほかありません。

 

鹿島ともあと数か月でお別れです(長すぎるなあ、飽きた。昨年11月からです)も少し散歩して、鹿島を堪能しましょう。