鹿島散歩(1)

鹿島とは、南相馬市鹿島区のことでして、私が今仮住まいしている町です。

 

早朝散歩に出ました。

 

まず目についたのは、すぐ近くにある漬物工場の看板です。

普段は、まったく目にとめない看板ですが、興味をひかれました。iireiさんのブログ(4

月21日、糞尿を上手に処理してこそ環境問題は解決する)のおかげです。このフローシートの最後は、放流となってます。真野川に流すのでしょうか。そんなことも気になりました。

この漬物工場の「キウリ漬け」は美味しく、かなり売れているのですが、果たして環境汚染してないかどうか、少し心配になりました。

さらに歩いていきますと、こんなものがあります。

薪小屋です。

これは、燃料に使っているのでしょうか。自宅の燃料?まさかね。電気・ガス・灯油という便利な燃料があるので、まさかです。

 

さらに歩いていきますと、真野川の河川敷に出ます。この河川敷を歩くのは、いい気持ちです。そちらこちらで雉のなく声が聞こえます。雉は見えますが写真には遠すぎました。先日は足元からひょっこり出てきたんです。彼、堤防を歩いて100m弱、逃げていきました。どうして飛ばないんだろう。俺をなめてるかな。

 

さて近頃気に入った場所に出ました。

河川敷内の菜の花の道路です。まだ朝早いので人はいません。大震災後植えられたものでしょう。多分。それとも自生したものでしょうか。

 

私の町(相馬市)の宇多川の変遷を考えますと、ここもかつては農耕地だったのかもしれません。宇多川河川敷は、かつて農耕地でした。今は荒地が多くなってます。友人(故人、農業改良普及員)にきいたところ、河川敷というのは、地味(土地の栄養分)が豊かなんだそうです。「エジプトはナイルの賜物」ですかね。

 

かつての田畑は、現在多く荒廃地になっています。農業(第一次産業)と工業・商業・知識産業(第二次第三次産業)の生産性の違いがあるのでしょうけど、農地を荒らしたことは、豊かになったことをしめすのでしょうか。

 

その豊かさも、私には、膨大な借金(国だけでも1000兆円)による見せかけの豊かさのように見えます。

 

ウクライナの農業は戦争の影響を受けてないでしょうか。戦争の情報はあるのですが、農業の情報は聞きません。

 

町中にも戻ってきました。

鹿島駅付近のJR線路に珍しい車両がありました。

自宅に帰ってPCで調べますと、ユニオン建設というのは、JR東日本の会社だそうです。

この車両は保線のために使う車両のようです。真夜中に手早く作業をするための高度な技術を持っているのだそうです。

 

JRすごい!

 

と思ったら、この車両の上部に「Swiss   Made」とありました。

 

日本は大丈夫なのでしょうか。

 

仮住まい家近くに戻ってきました。

 

妻が60年前に通った幼稚園の跡地です。いつまで幼稚園だったんだろう。近頃珍しく、シーソーが残されていました。

 

鹿島区役所付近にこんな看板がありました。

鹿島町は、平成の町村合併で、南相馬市鹿島区となりました。

 

非核平和宣言都市。

 

ネットで見ますと、非核平和宣言都市とは、自治体の議会が、核兵器廃絶を目指して

出す宣言のようです。現在この宣言を出しているのは、1788の自治体のうち、1657市町村、92.9%になるのだそうです。

 

こんなにも多くの自治体が核兵器廃絶を宣言しているのに、日本政府は、核兵器禁止条約に見向きもしないです。おかしいですね。どういうものでしょうね。この較差。この深い溝。この矛盾。

 

 

ウクライナマリウポリの製鉄所の地下には、民間人もいるらしい。プーチンは「ハエ一匹も出すな」と言っている。民間人だけでも脱出できないのか。

 

そのことのみでロシア・ウクライナ政府は合意できないのか。それはすべきだろう。

そのことだけでいい。できるだろう。水食糧の不足も言われている。民間人脱出ぐらい

出来るだろう。

 

 

ウクライナは民間人を盾にしているのか?ロシアは、民間人を人質に取ってウクライナに降伏を迫っているのか。両政府とも民間人を見殺しにするのか。

 

 

このまま民間人を見殺しにしたら、戦争犯罪を裁く法廷での、厳正な処罰をのぞみます。

 

やがて真相は明らかになるでしょう。