まさか、忖度じゃないだろうな?イタリア食事紀行

文部科学省の大学設置委員会の専門委員会が、加計学園獣医学部設置をおおむね認めて、それが大学設置委員会全体の決定になるそうだ。


この審議会の決定に、安倍首相への忖度がないのか、と疑ってしまう。少なくとも、この時期の発表は、怪しい。選挙前や選挙中だったら、安倍首相・自民党に不利に働いたのは間違いないからね。政権からの指導か、政権への忖度か。


加計学園だけが申請できたことに、安倍総理のご意向が効いていないのか?私としては、まだまだ疑問は残っている。


安倍首相が、通常国会で追及され、野党側の臨時国会要求を拒否して、やり過ごしてきた問題である。その後安倍首相が総選挙で、勝利したからといって、この疑問が消えるはずもない


マスコミと特別国会での野党厳しい追及に期待する。


マスコミは近頃、座間の猟奇殺人事件とイバンカ来日に目が行っているようだ。国民の関心が高いからやむを得ないと思うが、もっと知らせるべき大事なことがあると思う。

猟奇殺人を犯す人間は、ごく希少である。ごく希少な事例は、全体に影響を与えるものではないから、事実の骨格だけの報道でいいんじゃないか、と思う。ましてや興味本位の番組は、電波の無駄遣いである。食事時に放映されると食べ物がまずくなる。


イバンカさんは、大統領の長女であり大統領補佐官である。しかし、大統領ではない。大統領の決定に影響力がないとは言えないだろうけど、それほど影響力はあるんだろうか。ましてや、彼女の服装や個人的なことについて報道するのは、これまた、電波の無駄遣いと思う

日本の要人が、次々イバンカ詣で?をするというのも、何か異様な気がする。


安倍首相は、トランプ大統領と仲良くするのが外交と考えているようだが、トランプ氏は、米国内では、支持率が低く少数派である。世界でも信頼されている指導者とは、とても言えない。そんな人にべったりというのは、日本の国益に、全体としては、悪い効果を与えるのではないか。


大統領と親密な安倍首相にお願いする。トランプ大統領北朝鮮への武力行使は、(万一考えているなら)思いとどまるように言ってほしい。武力行使して、良いことはない。

まさか武力行使も支持するなんてこと言わないだろうな?安保法で応援するなんて言わないだろうな。


白石容疑者の報道やイバンカさんの言動・行動は、日本に大した影響はないけれど、安倍首相の「米国の武力行使も認める」というのは、もしそれでトランプが武力行使する一因となったら、責任重大である。米朝戦争は、日本と極東あるいは世界に絶大な影響を与える。

さて今晩は、イタリア旅行で食べたものを紹介する。といっても、和食一辺倒の私には、珍しい経験であったというしかない。妻は、パスタやピザが好きで、イタリアを旅行先に選んだ有力な誘因である。一番の誘因は映画「ローマの休日」だそうである。以下の写真は、すべて妻が撮ったものである。すべてを紹介は出来ないので、彼女の気に入った食べ物を紹介する。



第一位

ピザ・マルゲリータです。ナポリの夕食で食べました。この巨大さ。ガイドさんの話ですと、イタリアでは、ピザのシェアは、やらないそうです。日本のご飯同様、ピザは主食なのでシェアはしないのだそうです。どのような食べ方をしてもよいそうです。ちなみに、これを完食したのは、25名中名でした。

第2位

ビステッカフィオレンティーナ(ステーキ)です。フィレンツエの昼食です。これまた大きく分厚かった。ボーイさんは、男に大きいものを配ったようだが、私はさほど好きでないので妻のと交換した。キャンテイワインとサラダとケーキがついていました。

第3位

イカ墨パスタです。ベネチアの昼食で食べました。初めにパスタが来てあとでエビとイカのフリッターです。一緒に食べるが日本ではふつうと思うのですが、温かいものを食べるというのが順番に来る理由だそうです。なるほど納得。テイラミスもついてました。イカ墨パスタは買ってきました、まだ食べてません。

私がうまいなと思ったのは、この時のエビとイカのフリッターでした。それからアスパラスープがうまかったです。

ローマの夕食です。他にポークスライスとサラダです。パンはいつでもテーブルにありました。

面白かったのは、フィレンツエの朝食でした。7時からの朝食ですが、10分ほど前に行きました。前日の朝食で中国人大集団とかちあって食べ物に行きつくのに30分くらかかったからです。(バイキング方式)ほかのツアー客も来ました。別な日本人のツアー客も来ました。ところが7時直前になっても、パンしか用意されてません。皆で、イタリアだからのんびりしているんだろう、といってました。ボーイさんたちの動きもありません。・・・結局パンしか食べるものがなかったのです。コーヒーとミルクはありましたけど。

びっくりしたのは、ボローニアの昼食です。なんと、パスタが2種類です。初めにポルチーニパスタ、食べ終わるとボロネーゼパスタが出てきました。他は、サラダとパンナコッタです。

妻の話ですと、ポルチーニパスタだそうです。これを食べ終わるとまた同じようなものが出てきたわけです。うんざりした私の顔が写真に残っていて、妻は大笑いです。好きな人には天国でしたね。

さらにびっくりしたのは、イタリア人は、朝食には、甘いケーキあるいはパンとコーヒーだけなんてのが普通なのだそうです。そんな朝食もどこかでありました。これまた落ち込んだ様子の私の顔を、妻が写真に撮っていました。妻は、この写真を見て笑ってました。私自身も、へえ、こんなに正直に気落ちするんだ、と笑いました。