スタンディング参加/ローマの思い出

イタリア旅行以前から胃の調子がよくありませんでした。痛くはないが、重苦しさが続き、胸やけがしてました。主治医から薬をもらって旅行に行きました。旅行中は何も感じませんでしたが、帰ってきてからまたひどくなりました。

もう4・5年まえからです。胃に1.5ミリの「できもの」が出来て、毎年胃カメラで検査しています。これまで癌化の兆候はなありませんでした。胃の不調が続くので、今朝胃カメラで見てもらいました。できものに癌化の兆候なし、他も変化なし、ということで一安心しました。

午後、相馬スタンディングに行ってきました。今日は、私たちも含めて6名参加と比較的多い方でした。

暑くもなく寒くもなく、良い天気でした。さわやかな風も吹いて、気持ちの良いスタンディングでした。


今日の新作プラカードです。まあ、へたくそな皮肉です。ゴルフをやって仲良くするのはいいとは、おもうのです。しかし、「国難突破選挙」といいながら、「すべての選択肢がテーブルにある=武力行使もある」というトランプ大統領が来日して、初めにやるのが、ゴルフかよ、という気分です。仲がいいなら、「国難」の最中わざわざゴルフする必要ないんじゃないかと思います。国難というのは、結局嘘なんですね。仲がいいというのも砂上の楼閣なんじゃないか。

スタンディングから帰ってきて、珍しく安倍首相とトランプ大統領の記者会見を見ました。

両首脳の発言は、これまでの流れに沿ったもので、特に新しいことはなかったように感じました。

貿易赤字と日米自由貿易協定について、大統領は言及しましたが、やわらかい感じでした。一方安倍首相もTPPについてやわらかく触れました。まあ、例の、玉虫色の発表というものです。深刻な内容を話し合ったようには感じません。今まで以上の合意もなかったのだと思います。何のために、ゴルフやら食事やらのおもてなしをしたのか、お金の無駄遣いと、私には見えます。

それにしても、米国と100%行動を共にするという日本は、米朝戦争になれば、米国とともに戦争もするのでしょうか?野党は、国会で安倍首相にぜひ問いただしてもらいです。

やはりなあと思ったのは、外国プレスの質問に対する大統領の答えでした。その質問は、日本「上空」を飛ぶ北朝鮮のミサイルを撃ち落とすことに対する質問でした。大統領「日本は、現在日本上空を飛ぶミサイルを撃ち落とす武器を持ってない。これから大いに買うだろう」といいました。首相も「もっと買うことになる」と言ってました。結局武器の売り込みなんですね。

「上空」とは、実際は日本の領空ではなく宇宙空間であり、そこは誰のものでもなく、したがって北がミサイルを飛ばしても法的に問題なく、かつ技術的に撃ち落とすのは難しい所のようです。大統領と総理の話は、空理空論の最たるものですね。

米国は、米国に向けて飛ぶミサイルを日本が撃ち落とすのは、当然と考えています。日本国民は、そのように考えているでしょうか?撃ち落とせば、あるいは撃ち落とすことを明言すれば、日本は北朝鮮から攻撃を受けます。攻撃されれば日本も反撃します。結局、第二次朝鮮戦争に参戦ということです。日本は、国家の意思として朝鮮戦争を戦っていません。現在の対立は、朝鮮戦争が継続・停戦中だからと私は考えています。だから米国と100%一緒ということは、日本に大損と思います。

安保法では、日本の武力行使にはキビいしい制限を設けています。(改正武力攻撃事態法)安倍政権の、日本向けと米国向けの顔がひどく違うと思います。野党は、これも厳しく追及してほしいです。

夕方のニュースで、安倍内閣の支持率が、不支持を上回ったということと、憲法9条自衛隊明記に過半数が賛成という世論調査の結果がながれました。株高やトランプとの仲良さのアピールが効いているのでしょう。株高なんて自作自演なんだけどなあ。トランプとの仲のよさって、危険なんだけどなあ。自衛隊明記の賛成多数は、自衛隊の任務によって大きく違ってくるだろうと思います。「米軍と一緒に戦う」自衛隊に、賛成は少ないと思います。

イタリア旅行から帰ってもう20日たってしまいました。だんだん記憶が遠のいています。もう思い出の域に近くなりました。今日は、ローマを書きます。初めにバチカン市国に行きました。

ローマ市バチカン市国の国境です。国境がこの柵というのが面白い。

サン・ピエトロ大聖堂です。ペテロのお墓に建てたものです。言わずと知れたカトリックの総本山です。

この日は土曜日で、何かの行事で、世界中から大勢の信者が集まっていました。「明日はもっと人が集まる」とガイドさんが言ってました。


多分フォロロマーノの一部です。バスの車窓から見ました。共和政時代の政治の中心です。カエサルもここの広場で大演説をぶったのでしょう。初代ローマ帝国皇帝アウグスチヌスもここに雄姿を現したことでしょう。

有名なコロッセオです。車窓からです。実際に見た目には、壁の厚さを感じました。このぐらい厚くないと高さ約50メートルの競技場を支えられませんよね。それにしても私には、剣闘士同士の殺し合いや剣闘士と猛獣の戦いなんぞを見て喜ぶローマ市民の心情は理解できません。


トレビの泉です。ものすごい数の観光客でした。私たちは、泉のそばまで行きコインを投げました。一枚だとローマ再訪、2枚だと恋愛成就、3枚だと離婚成就だそうです。私は、一枚投げたのでしょうか?なんと、忘れてしまいました。

この近くでジェラートを食べました。普通の味でした。妻も同意見でした。私たちの地元には、片平ジャージというとてもおいしいアイスクリーム屋さんがあります。そこの方がおいしい。妻も同意見。このアイスを作った片平さんの牧場の周りに、メガソーラー基地を作る動きがあります。彼は反対運動に必死です。私も、微力ながら応援してます。
スペイン階段です。「ローマの休日」でオードリー・ヘップバーンがジェラードを食べた階段です。妻がイタリア旅行を選んだ大きな要素です。実際のスペイン階段は、人が多くて多くて。

スペイン広場です。このように人が多かったです。

ローマは、(もちろんほかのところもそうですが)、特に、一日では全く見切れない所でした。ある程度の理解なんぞには、多くの勉強が必要と思いました。私は、フォロ・ロマーノあたりを、歴史に思いをはせながら、のんびり散策してみたいと思いました。