原町スタンディング  イタリア旅行余聞

今日は9日。原町のスタンディングに行ってきました。

風が冷たく、今日は晩秋という感じですね。総勢12名参加です。人口に比例して相馬の倍が参加です。

護憲的改憲論もあるというのが私の考えなんですが、安倍政権下の自民党の意思は、安倍さんの考えであれ、自民党改憲草案の立場であれ、集団的自衛権を合憲にするための加憲なのは100%間違いありません。ですからこのプラカードが一般にはいいと思います。

まさしくそのとおり。

今日の私の新作です。安倍政権の独裁的傾向を訴えるつもりで作りました。昨日のニュースでは、まだ政権や自民党公明党は、あきらめてないようです。これがおかしいというのは誰でもわかりますので、マスコミも大いに知らせてほしいと思います。

イタリア旅行の話。
原発事故はやはり遠い存在
ツアーの人たちと食事を共にすることが15回あり、その時の話の入り口が「どちらから来ましたか」なのです。となると、私たち夫婦は、相馬を紹介することになります。相馬野馬追ばかりでなく、原発事故の話も出ます。
私たちは、現在の相馬の様子を紹介しました。成田に来るのに、常磐線がまだ完全に通ってないこと(旅行当時は、浪江ー竜田間不通、11月9日現在浪江ー富岡間不通)やキノコ・タケノコ・山菜(蕨・こごみ等)が食べられないこと、イノシシを食べるのはもってのほか、海の魚は、まだ試験操業段階だと言うと「へえー、まだそんな状態なんだ」とびっくりされました。原発事故は、いろんな意味で遠い存在でした。もう年以上たっているのですね。

厳密さとルーズさと
イタリアの労務管理は厳密な感じがしました。バスの運転手が、時間運転すれば必ず30分は休憩することは前に述べました。ある時ホテルにつきますと、運転手さんが、バスのお腹から私たちの荷物を急いで出しています。投げそうな勢いです。とにかくもう必死という感じでした。それには理由があります。決まった時間以上バスを運行すると、バス会社は罰金を取られるからなのだそうです。(ガイドさんの話)

日本ではどうなんでしょうか?そんな場合、罰金をとることになっているんでしょうか。残業代と引き換えに長時間労働がまかり通ってないか、サービス残業など常態化してないか、日本では、労働者の権利を守ることが不十分なんじゃないか、そんなことを思いました。

あるホテルでの夕食の時です。径25センチぐらいの大きな皿がテーブルにありました。何が出るか楽しみに待ってましたが、なかなか出てきません。そのうちその皿は引っ込められてしまいました。ははあ、別な食器に食べ物が出るのだな、と思ってますと、・・・結局前と同じ皿が並べられました。・・・その皿で何を食べたのかは忘れてしまいました。

イタリア最後の朝、私たちは心配でした。スーツケースの重さです。一個23キロ以内という決まりがあります。ガイドさんに、ホテルに秤がないかと聞くと、ないという。空港に行ってから、ガイドさん「スーツケースの重さを心配の方もいらっしゃるでしょうが、フランクフルトでは厳密ですが、幸いここはイタリア大丈夫です」なるほど。しかし、そうなら早く言ってほしい。心配して損した。

2年前を思い出しました。フランクフルト空港の免税手続きで、私が「妻のパスポート」を出しても、それでOKだったことを。その時のガイドさん「あれ、パスポート見てないんだ

本文と関係ありませんが、カプリ島へ向かう高速船から見たベスビオ火山です。

カプリ島です。