今日鹿児島県川内原発が再稼働を始めた。今「臨界」に達したとテレビが報じた。トラブルはないとのことだ。
あちこちの報道を見ていると
(1)避難計画のずさんさ、不完全さ、自治体に任せると言う政府の無責任さ
(2)政府と原子力規制委員会と電力会社の責任のがれあい
(3)安いと言うことへの疑念
(4)放射性廃棄物処理問題の未解決
(5)安全神話の復活
等様々な問題が指摘されていた。その通りと思う。
福島県のNHKや民放では、反対意見が多く流されていた
避難民1「ここまで(仮設住宅)来るのに5回も移った。こんなつらい目は福島県だけでたくさんだ。」
避難民2「再稼働はどうかなあ。大震災の時、原発が爆発するなんてこれっぽっちも思ってなかった。鹿児島の人がそうなりませんように。」
浪江町長「川内原発の避難道路を見ますと、私らと同じで通れなくなるんじゃないかな。
月命日に再稼働するなんて、・・残念です」
南相馬市長「原発事故はぜんぜん解決していない。南相馬ではまだ2万の人が避難している。こんな中で再稼働なんて言語道断だ」
相馬市玉野の牛飼いの人、須賀川の自然農法をやっていた人、飯舘の高齢者は、自殺した。原発事故からの絶望で。
双葉の病院の避難中、多くの患者が亡くなった。原発事故関連死は2000人弱という。
原発事故で死期を早めた人は、もっと多いだろう。
今もって避難民は10万人。仮設で伸吟する人もいる。
小高町・浪江町・双葉町・大熊町は今もってゴーストタウンだ。夜はまったくの死の町だ。
こんなことを起こしておいて、再稼働とは。恥を知れ。この事故の責任をきちんととった人はいない。それなのに再稼働とは。恥を知れ。・・・屁理屈言うな。
そりゃー、今動かせばもうかるだろう。しかし、人に迷惑かけて儲けていいのか。子孫に手に負えない核ゴミ押し付けて儲けていいのかい。村町故郷殺して、儲けていいのかい。悪いことして責任も取らないで、また動かしていいいのかい。
2015811は再稼働恥念日。
2015811は再稼働疑念日。