新年も、もう一月が過ぎます。

年末年始が、ついこの間という気分なのに、気づいてみると、もう1月も下旬です。いやはや。

 

この一月は、無為に過ごしたという気がしております。肩・腰・脇腹が順番に痛くなり、軽い風邪が断続的に続いたりと、老いを感じます。もうホームセンターでは、種ジャガイモを売っています。もうすぐ農作業が始まるのですが、私は大丈夫でしょうか。

 

今年は会津にも雪がないと聞きます。ビックリです。雪のない冬の会津、ちと想像つきません。23歳から27歳、青春を過ごしたのが会津でした。甘酸っぱく苦く、深い悔いの残る片思いを埋めてきたのが会津でした。また、生涯の友人を得たのが会津でした。こんな過去をしきりに思い出すのも老いのなせる業でしょう。

 

本日午後、地元相馬のスタンデイングに参加してきました。久しぶりに小学生たちが通りかかりました。「なんて書いてあるの」と、興味深々です。「読める漢字ある」と聞くと、女(おんな)、口(くち)など答える子供がいました。確かに私のぶら下げていたカードには、女も口もありますね。

f:id:A0153:20190919130729j:plain

今日私のぶら下げていたカードです。

 

私は、安保条約そのものに反対です。同条約は、自国の利益のため「敵を武力でたたく事も当然」という原則の米国との契約です。「敵をつくらない」、あるいは紛争は、「平和的解決・国際法にしたがい解決」という、戦後の日本の原則(ほんとは戦後全世界の原則)と合わないものです。(この原則を堅持していても、日本国領域が侵略される場合もあるかもしれません。その時は自衛隊に戦ってもらいましょう。勿論国際法に従ってです)

 

安保法制は、安保条約の「極東での米軍行動」、「日本国領域への攻撃の場合の場合、日米共同行動で対処」という規定を大きく踏み超えています。安保条約違反です。勿論、緩く解釈した場合の憲法の「専守防衛」をも超えるものです。憲法違反です。つまり、安保法制は、憲法・安保条約という基本ルール違反です。(ゆえに法の支配≒立憲主義の否定=民主主義の否定です)

 

安保条約=瓶のフタ論(もし私が安保条約存続を認めるなら、この論が唯一の根拠)を前提に、同条約を認めたとしても、安保法制は大損です。安保条約による基地提供・膨大な駐留経費負担、従属的地位協定、これだけでもう米国は十分ペイしていますよ。これ以上の米国への奉仕は不要です。これを理解せず、安倍氏は、安保法制で日本を大安売りしました。

 

安保法案審議の頃、維新を除いて、野党は安保法制反対でした。野党共闘の一つの柱にしてほしいものです。

 

f:id:A0153:20200127134910j:plain

 今日のスタンデイング風景です。

この子たちも、昨年の春には、保護者や先生に付き添われて登下校していました。大きくなりました。しっかりしてきました、

2015年の春、初めてスタンデイングをしたときには、もっと大きい子たちから

「戦争はダメですよね」という声がかかりました。あれからもう5年経ちます。あの頃の1年生は、もう5年か6年ですね。時の立つのは早いものです。

 

ネットで見ますと、本日の福島民報世論調査は、安倍内閣支持率が約30%、不支持率が約50%と報じているようです。前年9月に比べて不支持率が約10%上昇したそうです。保守地盤の強固な福島県でこうなのですから、無党派の多い都市部ではもっと不支持が広がっているのでは、と期待しています。

 

安倍内閣が退陣しても、日本の将来がバラ色とは言えないと思います。それでも、安倍退陣は、少し日が差す感じがしています。

 

私達は、バブル崩壊後の30年を無為に過ごしてきたと思います。高度成長の成功体験に災いされ、傷を深めてきたと思います。ではどうするか?なかなか答えはわかりません。が、少なくとも自民党政治ではダメだと思っています。

 

明日は、玉野のメガソーラーの会社説明会です。玉野ではこれまで7回説明会がありました。今回初めて相馬市の中心部で開催されます。多くの市民が参加して疑問や意見をぶつけてほしいと思っています。