大間マグロと玉ねぎご飯

今朝、珍しいものを見ました。城跡の丘の端から池を通って我が家の方に歩いてくる

アライグマです。いやー、やっぱりいるんだ。美しい立派なしっぽです。丸々と太ってます。私を発見すると溝の中に駆け込んでしまいました。このアライグマが、スイカやカボチャの犯人かもと思いました。別な畑での戦いなんですけどね。

 

よーし、昨年購入したウルフピー(狼尿)で、この夏、俺の西瓜をまもるぞ。ざまーみろ、アライグマorハクビシンor猪め(笑)。

 

TVのチラ見で、大間マグロの初セリに2億700万円の値が付いたとか、これまでの最高額は3億円超とか言ってました。

 

このマグロだって、まさか床の間に飾っておくのではないでしょう。寿司か刺身にして提供するのでしょう。と言う事は、これを食べる人がいるということです。一つどのぐらいの値段なんでしょうかね。2億のまぐろから1000個とれるとすると、1個の握りが20万円、1万個とれるとすると2万円です。こんなのを平気で食す人がいるんです。

 

昨日要介護3の、昔からの友人の買い物に付き合いました。彼は厚生年金を月15万もらっており、結構貯金もあるので、買い物に不自由しません。

 

ところが彼に聞いた話が心痛むものでした。

 

彼はホームヘルパーさんの生活支援(30分から1時間)を毎日受けています。彼がホームヘルパーさんから聞いた話を、私に教えてくれました。

 

そのヘルパーさんが行っているある独居老人は、多分お金がないんでしょう、食事を作りに行くと、材料が玉ねぎしかないということがあるんだそうです。玉ねぎだけでどうやって食事を作るんでしょう。報酬が低くなったヘルパーさんも困るでしょう(派遣ヘルパーの報酬を減らすなんて言語道断だ

 

国民年金の平均月額は、5万6千円、40年間保険料を納めた満額でも6万5千円です。少ないです。納めた期間が短ければ、3万とか4万とかということになるでしょう。満額支給でも借家では、困窮するでしょう。貯金や子供からの仕送りがあればいいんですけどね。借家住まいで貯金や仕送りがない場合、生活保護を受けたらいいと思うんだけどね。最低でも9万5千円程度もらえるはずですのでね。

きっと、この人は持ち家の人なんだと思う。家や車があると生活保護はもらえない。家を売ればいいのにと思うけどね。

 

日本には、個人の金融資産が総額2200兆円あります。企業の内部留保も600兆円、しかもこれがどんどん増えています。お金持ちなんです、日本は。どうも変ですねえ。

 

大間マグロを食べられる人、玉ねぎしかおかずのない人、どうもおかしいです。

 

私は増税派です。お金はあるところにはあるんだから、そこから貰って、ない人に配ればいいと思ってます。無い人はお金があれば使います。それは経済を動かします。

 

かつて消費税5%実現作戦を考えた時にも、他の増税を考えました。

参考:

 

a0153.hatenablog.com

 

何せ、累積借金がGDPの2.5倍もあるんだから、減税をしては、現状の生活を維持するため、借金が増えるばかりです。それは将来ひどいインフレか大増税になると思います。

 

消費税増税は、どうかな。軽減税率は今のままで考えます。

消費税は、1%で2万円兆円から3兆円の税収があります。消費税を30%にあげますと(20%アップ)、2兆円×20=40兆円の増収となります。これを国民全員に配りますと、40兆÷1.2億人≒333000円、333000÷12月=27000円となります。全員ひと月27000円もらえますよ。

 

上の例で考えます。

家か車を持っており生活保護を受けられず、国民年金の平均月5万6千円をもらっている人を考えてみます。この人は、年金の殆どを消費するでしょう。消費税が30%になった場合、5万6千円の20%を今より多く払うことになります。それは、56000×0.2=11200円です。しかしどうですか、月に27000円もらえるんです。11200円多く払って27000円もらうんです。

 

だれが損しているんでしょう。それは、大間マグロの寿司を食べるような人、一泊250万もする旅行ができる人、2億円の車を買う人が消費をして、多くの税金を納めてくれるのです。

 

よく言います。消費税をあげると消費が減り消費税収が減ると。そういうこともあると思います。でもねえ、大間マグロの寿司を買う人って消費税30%になったら食べないと思いますか?一泊250万の宿泊をする人って、宿泊を控えると思いますか?2億の車買わないと思いますか?

 

尤も27000÷0.3=9万円以上消費する人も今より税負担が多くなりますけどもね。但し一人当たりですので、3人家族ですと、9万×3人=27万円。月に27万円以上消費する3人家族は負担が今より多くなるわけです。これは少ない人たちでしょう。まあ、多く消費する人は、貧乏人を助けると思って大いに消費してください。万一将来自分が貧乏人になった場合でも、この制度になっていると助かりますよ。

 

勿論一気に消費税を20%アップなんてできません。2年に一度2%アップくらいでしょう。2%アップしたら、全員月2700円もらえます。4%にアップすれば5400円もらえます。じつはねえ、毎月全員自動的にこのお金をもらうために、マイナカードを導入したんだなあ、これが(笑)、河野君、君は偉い(笑)

 

こうすれば、ははー、消費すると自分にもお金がバックされるのだなと思うでしょう。

消費は良い事という気分が横溢するかもしれませんよ(笑)そうすると、景気が良くなるかもね(笑)。少なくともお金のない人にお金をあげれば、使うでしょう。玉ねぎ以外に肉とか魚とか買うでしょう。消費が増えて景気が良くなるかも。

 

こんな主張をする政党はありません。

 

貧乏人の味方を自負しているらしい共産党さん、消費税減税なんて言ってないで消費税増税ベーシックインカム路線に変更したらどうですか?その方が貧乏人を助けますよ。れいわも国民も立憲もどうですか。維新もベーシックインカムを言うんだったら、今の社会保障のままで増税を言うべきでしょう。

 

少し遅い正月初夢でした。2億の大間マグロ様が夢を見させてくれました。